個人的に認識の足らなさから穴があったら入りたい気持ちになりましたお話です

 

今日も暑いですねー。

私の家の屋上屋根の100wのソーラーパネル

日照が良い時間でも50ワット前後の発電量ですが
今日は60ワットを越えて63ワットへ。
いままで見たこともない数値で驚きました。

屋外の直射日光の激しさがうかがい知ることができます。
発電量の増加を素直にはよろこべませんよね。


あとひとつ、昨日、驚いたことがありました。

最近、私と競って?経絡・経穴の学習をしている方に
以下の映像を観るように勧められました。



私の5~6名おられる鍼灸師の免許を持つ先生方には、
多くは中医学の勉強に卓越した方々が大半です。
患部へ鍼を刺す姿を見せていただきました。
鍼を刺す患部や状態により刺す深さは異なりますが、
確か5ミリ~数センチの深さと記憶しています。

そうした見学を元に鍼とはこのような深さに鍼を送り込み
皮下の治療をなさられるものと思っておりました。

それはそれでもちろんのこと、
認識が誤っているわけではありません。
ですが次の映像を観て、
認識した幅が浅かったことに気付かされました。





https://youtu.be/seKuMhDJvKQ
『杉山和一の鍼灸テクニック』実技


鍼治療の実技講習を余すところなく見せていただけるとは
ほんとうにこころより感謝です。
1時間12分を超える長編ですので、
一般の方がご覧いただくことは難しいかとは思いますが、
私にとって大変に興味深い実技講習映像でした。

まず、こちらの映像を観て、
私は、目が点になりました。

実技講習で先生が鍼を打つ映像をみると、
鍼の先が刺さる深さが1~2ミリほど。
『日本の鍼は浅い』とお伺いしたことがありましたが、
これほど浅い層の治療で治すものなのかと驚きました。


私がイメージした鍼の患部へのアプローチ概念が、
音を立てて変化した瞬間です。

正直に言うと、
鍼のことを多少のことは知ってるつもりになっていた自分が恥ずかしく、
穴があったら入りたい気分です。
私自身、杉山和一流の鍼のことをいままでまったく知らないまま、
杉山和一総検校のお墓参りや祀られた江島杉山神社にお参りしていたのです。
誠に失礼なことをいたしておりました。

少なくとも、そのことに気づけて幸いでした。


私は実技講習をなさっておられる先生の腹診の本は読ませていただいており、
本の中の語り口からおだやかで素敵な先生なのではと想像していたのですが、
映像中の手技をなさる様子からもそうしたお人柄がうかがえました。

近いうちに杉山流の鍼灸師様の治療を受けに脚を運びたいと考えています。