即効で知人の咳を止めてくれて楽にしてくれた立役者、本葛をつかった葛湯。

ここ数日、暑さがぶり返したかのような東京の日中の陽気でした。
でも日の入りは早まり、早朝は涼しいというより寒いときもでて、
そうした一日の寒暖差の波についていくのは大変です。

たまたま昨日、知り合いの方と会っていて、
だいぶ咳き込まれているようでした。
それで龍角散ののど飴でも買ってこようかと思うも、
そこでキラーパスが飛んできました。

新橋にある奈良県の物産と広報の場【奈良まほろば館】から、
葛湯を買ってきていたのでした。
森野旧薬園という吉野本葛を製造販売するところの製品で、
こちらは都内ショップでは【奈良まほろば館】でしか観たことがない、
かわいい包みにフレーバーの違うものが入り小分けされた葛湯セットです。


葛湯は風邪のひき始めにいいとされる葛根湯と、
完全なイコールではありません。
ですが主原料が同一で薬効もこのような場合期待できる。

そう聞いたことがあったので試しに吉野本葛でできた生姜フレーバーの葛湯
食したと同時に葛湯のとろみある成分による喉の潤いのおかげか、
先ほどまで咳き込まれていたものがピタリと消えておりました。
あつあつの葛湯を食すのに咳をしていた本人は、
咳止めのおきた様子に気づくことはありませんでした。

それは、それほどまで自然に治まった感じだったのでしょう。
たしかにその即効と自然なおさまりは、
顆粒の市販された葛根湯を服用したときの比ではないほどすばらしいものでした。



本葛粉は賞味期限が長いため、自宅常備のお薬として買い置きしたいですね。
知り合いに、「風邪のひき始めにとってください」と書き添えてお贈りするのもいいでしょう。

ちなみに通常の葛と本葛の違いは、
通常の葛とだけ表記したものは製造過程で葛の他にいも等のでん粉を混ぜたもので、
本葛と表記したものは100%葛のみ。
お菓子にするときなどは意図的に本葛ではなく葛をつかって粘りを出すということもしますので、
でん粉をつかって混ぜてあるから通常の葛は安物だというのは誤った考え方でしょう。
ただ本葛を葛湯にしていただいたほうが薬効を高く私には感じられました。
お菓子にするかとか体調不良を好転させたいのかのようなTPOで分けて利用するといいのでは。


風邪のひき始めにだけおいしいい本格的な葛湯をいただけると考えると、
いまの寒暖差で体調崩しやすいときは贅沢に葛湯をいただける時期です。

そう考えながら、
いまの寒暖差による体調不良が進まないよう対処していこうと思います。
みなさまも、もしちょっと朝方に咳き込んだなと感じられましたら、
即効で身体を温め喉の通りをよくする本くずを使った葛湯を試してください1