ご神木に守られながら研究を進める独自仙骨のリリース

ご神木に守られながら研究を進める独自仙骨のリリース法

御神木。

神社仏閣にいくと、ご神木が祀られていることが目に付きます。
神社仏閣の成り立ちの起源に、
元々が風雪や地震などの天災や火災に耐え木が生える土地に対し霊験を感じて祀り、
その地に神社や仏閣などが建てられたものが多数あるという理由があります。

そうした御神木は、見る人が観れば感じ取れるような強く野太い生命の気を放っており、
神社仏閣で神仏を拝むのと同様に、御神木に礼拝する者たちを見かけることがあります。
時としてそうした御神木は、人間の邪気を払いのけていただけることもありますし、
こころより敬愛した上で悩みなどを相談すればすっと応えが返ってくるよう感じることもあるでしょう。

ですから神社仏閣へ参拝のおりには、その地で祀られている御神木を注意深く見つけたり、
または注連縄などで祀られてはいないがこの木には何らか尊いエネルギーを感じるという
希有な木を見つけられることを勧められます。
そして御神木に会えた喜びをつたえ御神木の繁栄を祈ること。
それが私にとって神社仏閣の参拝には欠かせません。


そうすることで体内に蓄えられて動けなくなった邪気が動き出すため、
ときには体から邪気が抜けてすっとするさっぱりした感じを受けることもありますが、
強力な邪気を施術家はもらうことが多々ありますから、
そうした転写されて生命をさいなむものが浸潤し続けないよう
動かして発散を促すよう作用をなさっていただけることがあります。
基本的に患者様からの邪気が転写されると施術をするものの自律神経が狂いだし緊張や緊縛感がうちにこもってしまい、
それに対処を怠れば精神的な病むことにつながるか、肉体的に自身にとって一番弱い場に悪化が進むか、
意識の水面下で拭うことのできない癌化が進行してまいります。
慰安にとどまらず治病にかかわる施術の場合には、
こういった目に見えないことが水面下でやりとりされています。

気感が得られる方なら体感できるものですが、
気の感じ方の強弱などの識別には人それぞれ違いがありまして。
口で説明しようにも難しいことではありますが、
こういうこともあるんだなぁ程度に聞き流していただければ幸いです。mm

※ 施術者の身体上の基礎力の欠損や身体操作法の未熟さにより、
  疲れ果てる場合にも、自らの経絡上の通り道を閉じて気が枯れる現象もあります。
  たとえば100の高度な身体操作技術が必要なものが10しか知らないときや、
  10を知っていてもそれを理想的な流れとして活用できるまでの修練がなされていなければ、
  そのものの内にある気は失われるでしょう。
  ただしこれは患者様からの邪気の転写と分けて考え対処すべきです。
  分別が付かなければ探求の出発点にも立てておりませんので、注意が必要です。

なぜこのようなことを申し上げるかというと、
先日、こちらのブログで仙骨部位に邪気がたまる量がハンパないものだと申し上げました。
つまり大変な効果的な治療点には凶悪な邪気が入り込んでいることが散見されるため、
そこを施術をするものが予防線をはらずにふれた場合、かなりおかしなことが身に降りかかります。
怖いことですが、それは私自身、ふつうにそれを受け止めて試練と考えております。
それがいやで避けたいなら施術者にならないという選択があります。
ただそうしたものを神社仏閣にて御神木のお力をいただいて振るい落とし浄化するためには30分ほど時間を要します。
数分拝殿前で参拝の儀礼を数分かけてしただけで浄化がされることは期待しないほうが賢明でしょう。
最低でも15分はその神社仏閣の聖域に身をおく必要があります。
だから意図的に土地神様の神社に日々参拝するとき、
この時間帯なら他の参拝者に迷惑がかからないだろうときを見計らって参拝しに出向いております。
そして昨今の寒空の中、呼吸法と気功をあわせてなすことで、転写された邪気の滞留を抜くのです。

それを怠れば、たぶん他者の仙骨の根に関わる調整をする行為は、
命を極端なまで短くする施術法だといえると思います。
それゆえに、先だって、施術者なら仙骨部位の改善を研究しようと申し上げましたが、
場合によりしっかりリリースができるようにならないさわりの研究はじめの時からも、
邪気が強い仙骨をさわるだけで影響を受ける場合も多いでしょう。
特に仙骨の前後やねじれがある場合には、けっこう強めの邪気を放ち続けており、
私のようなものを含め敏感にそれを感じる者にはその怖さを瞬時に察知できますが、
あまりその邪気を受ける感覚がないものにも同様な悪影響を受けてしまうでしょう。
それゆえに、日々、自ら内部に邪気を停留させたり滞留をされるようなことがないよう、
なんらかの自分なりの浄化法を研究なさりつつ仙骨部位の調整研究に取り組んでいただければ幸いです。
これ、重要です。


ちなみに私自身、仙骨部位のリリースを積極的に挑戦し続けるようになり、
元々腎気が弱い体質でしたがそこに上乗せされるような悪影響を受けつつやってきています。
ただ御神木を抱いた浄化法をとらなければ、実質、体の衰弱が極端な状態に起こり、
自身の気枯れが影響して目の下のクマがくっきり浅黒くあらわれだし、
仙骨部位のリリースの研究自体はお蔵入りにせざる終えないと判断したでしょう。
そうしないための攻防戦。
深刻なところに進まないようにマネージメントすることも特別な熟練工の技量が必要で、人知れず戦い続けてきました。
今風にいえば、けっこうやばめな崖っぷちの戦いで、
プラスの余裕など削られてマイナスに振り切ることも。
そこをどうにかしのぐという状況です。

愛知県の知人の鍼灸施術者からは、それって、施術者にとって厳しすぎじゃない!?といわれました。
確かに、大変なことですが、慰安と治病の差はこういった目に見えないお客様の気の状態を変えることと見いだせば、
仙骨がここまで関わってきているという実体を知れば、そちらへフォーカスを当てることは自然な流れでしょう。
そして私自身、かつてはこれ以上のつらさをさんざん身に受けて病に休業を余儀なくされた体験が何十編もあるので
そのときほどじゃないことはわかっておりできることです。
ただかつての実践していた浄化法では自ら患者様から転写された邪気を内部にためたる量がけた違いに増えたため、
気の道を閉ざす乱射が私の体の関節各部にたまりだして抜けづらくなることは驚いています。
そこを以前の浄化法では未熟で歯が立たなかったものを御神木のお力を拝して納めていく日々を送ることで、
自転車操業ではありますがマイナスになりすぎないようエネルギーマネージメントをしております。



ただお客様への施術であがってきた成果もうれしいところですが、
ほかにも喜ばしいこともありました。

個人的に大切な身内の身体が見違えるように健やかになって変わっていく姿をみることができました。
このような変化は、いまだかつてなかったといえるほどの見違えたことが起きており、
これだけでも、十二分にもとがとれていると感じています。ほんとうにありがたい!
もしこの仙骨部位のリリースの研究にベン石等がそろわず頓挫しお蔵入りしておれば、
身内の身体が、あのままでいたのだろうと考えると。
改善後の今の姿や笑顔を観ていると、
ちょっと昔の状態だったものが、
すでに想像できないんですよね。

この仙骨の改変の研究を通し、
私自身も仙骨のバイブレーションを、
正しきあるべきような状態に変えたときでもあります。
そうなるように最大の努力が、必須です。
さすれば勇気を持って道を見いだし生き始めることになるでしょう。
仙骨の正規なバイブレーションの偉大さには、無明の恐怖をぬぐい去り、
闇を照らす明るい灯明となるでしょう。




そういった神仏・御神木の慈悲をいただき、
自らの仙骨へのアプローチを試み始めると。。。
気づけば私の身長が2センチ3ミリほど伸びる変化をいただきました。
あと1センチ5ミリは腰椎と頸椎の椎間板のクッション具合から伸びるのでは。。。

いまもって成長期? 
なんだか恥ずかしいところです。笑

ちなみに縦に身長が伸びたため、
以前以上にやせて細くなった姿に見えてしまい
『鈴木さん、やせたでしょ!また顔が小さくなったわよ~』と鋭い観察眼の持ち主から指摘をいただくこともあります。
体重は微増で、それほど変化してませんので大丈夫なのです。
この変化の仕方は仙骨が立ち初めたときに起きるパターンのひとつで、
仙骨の変位状態改善に比例して高い割合で起こることです。

仙骨から延びる神経束からの邪気って。。どう制するの?

わたしども東洋医学の施術を学ぶ人は、
ものごとを陰陽に二分して考える習慣がある。


『陰陽』の、
『陰』は目で見える物質としての性質を持つグループのこと。
人体でいえば、血液もリンパ液も脳脊髄液も、
筋肉も腱も靱帯も、歯も骨も軟骨も、
皮膚も頭髪も、
そして各臓器も物質としての様相を持っており陰のグループに入る。

『陽』は目で見えないエネルギーや仕組み・機能などの性質を持つグループのこと。
人体でいえば、神経内部を走る電気を直接肉眼で目視できるものではない。
心臓が血液を循環させる機能とは物質ではないから、陽のグループ入り。
経絡のなかを走行する気は、陽のグループに入る。

※ 陰陽で男性が陽で女性が陰とわけるのですが、
  そこは男性が女性より影が薄くて目に見えないということかもしれない。


陰陽それぞれの要素を持つグループが自転車の両輪となり組み合わさっています。
たとえば血液を循環させるとき。
血管、心臓、血液という陰と、
心臓を制御し動かす電力や電気信号が心臓の血を送るポンプ機能を発揮させる陽の両輪が働くことで
正常な血液の循環が支えられています。
これらのどの要素のひとつが欠けても異常を来すわけです。

ならば病気とは、陰陽の二面でわけて分析する必要があります。

血や筋肉や臓器などの物質としての陰に属するものに問題がでた場合もありますが、
目に見えない陽に属する気(電気エネルギーや経絡や神経内を通る電気信号を含む)に問題がでているときもあります。

後者の陽に属する気が正常ならば正気、気が乱れれば邪気。
正気が満ちたところは、私が手で触れば暖かく適度な湿り気があり柔和な感じをうけます。
邪気に満ちたところは、私が手で触れば冷たく乾燥し硬さを感じます。
正気の流れがある場の細胞組織は健やかで闊達に活動をしている様子。
邪気の流れがある場では気がその場で停滞したり乱反射しております。
邪気が満ちればその場の細胞組織に対して陰陽揃い踏みのエネルギー供給の制限を受ける。
それは電池切れのラジコンカーが転がっているような状態です。
私の感覚ではそのような感触をもつことになります。

腹部の邪気は起立筋や四肢等の緊縮や虚脱で邪気のたまりが現れることで有名なところでしょう。
腹部に邪気がたまる場合は、すでに病の状態は進んできているといえます。

そのほか邪気だまりがでやすいところは、
関節周りの腱の密集や筋の層の折り重なりが近かったり強い場など、
または血管の圧迫等により血流が悪化する場などにも観られるようです。

私自身、そうした邪気の様子をモニターしながら、それを流すために昔は自身の気を使っていました。
ですがそれをすると施術者がよほど屈強で節制された賢者でないかぎり自身の気が枯れて病を得ます。
それで年単位での休業を幾度も繰り返してきた過去があります。

その対策に乗り出しお客様の邪気を、
私の気をもって補う必要がない手技の技術が向上して成果が上がることで、
私の気が枯れて病をえるという悪しきパターンを脱せました。

ただほっとするのもつかの間。。
昨今ですが、
仙腸関節をゆるめるために仙骨部位に今まで以上のアプローチをなす必要がでてきました。
すると仙骨部分から脚部に向けて馬尾神経索などの神経の束がそこにあります。
いままでこれほど仙骨をリリース対象として深く解いたことがなくて気づかなかったのですが、
そこからの邪気の出方が『!!!』とびっくりする場合が散見したのです。
皮膚近くにある太い臀部筋にシールドされていたからわからなかったのか、
大殿筋、中殿筋、そして梨状筋がゆるみだし、
邪気のシールドがほどけたころあいにそのことに気づきました。


・・・・。
この邪気をどうやって正気にすればいいのだろう?

物理的に大判の木製かっさで殿筋群をゆるめたとしても、
これだけの邪気があれば、そこの組織はエネルギー不足になり、
もとのままの冷えて干からびた硬化状態に返ることは想像がつきます。

この場合、電気的な気のトラブルですから、
陰陽の陰からのアプローチではなく『陽のアプローチで見つけるべきな場合』です。

そこでいろいろ試行錯誤して試した結果、
その仙椎部位の邪気があるときには、
腰仙関節上にベン石かネフライトのホットストーンを置き石を用いて5分以上熱を注ぎ陽気を補い、
その後にベン石温熱器でボウエンテクニックで用いるムーブというアプローチ手技の変化したやり方で
特別なアプローチをしていくことで邪気が収まり出すことがわかってきました。
幸いにして、この仕上げ方をすれば前進して勝手にリリースの状態が良好に進むときはあれど、
後退して悪化することは起きていません。
※ これはこの部位への気の流れをただすためのやり方のひとつの例です。
  他の先生方はその方の得意なやり方でこれをかなえることもできると思います。


まさにここ。
脊椎の下端という末端部に、
こんなにねじれを産み続けたり、脊髄神経を緊張しっぱなしにする邪気があったとは。。。
見過ごしてしまいがちな盲点ですね。

手足や首や腰を伸ばしたりなどのストレッチやハンドマッサージはしますが、
本能的に仙骨部分にストレッチやハンドマッサージってしましょうって勧める教えは少ないはず。
この仙骨部位は重要な治療点でもあり、そこに全身に関わる改善点があることは施術者には知られていますが、
そこを深々とリリースするのははばかられるところでもあったようですし、
それ以上に扱いが極端にむずかしく危険もはらんでいる部分なので安易なふれ方は避けるべきと、
施術の専門学校に通っていたときに口を酸っぱくしていわれた記憶があります。
事故ったらこれほどこわいところはない、というのは本当のことなので、
施術専門学校に入りたての生徒には、そういうのも納得です。

一般の方が安易に仙骨をゴシゴシ圧をかけるようなことは絶対お勧めできません。
前進して改善できる可能性より、
人為的に組織へダメージが加える危険がさらに大きい。
無謀にさらされている状態ですから、
観ていたら怖くて止めに入ります。

ですが施術をなさる先生方は別で、
仙骨周囲含めその点を深く改善する技術は学びとしては得難い益をもたらしてくれるでしょう。
しっかりとした研究を身内でなさって成果を出すノウハウを蓄積していくことで、
これからの厳しさの増す施術院の経営にも有利になると思います。
それにお客様の身体状態の改善ステップが明らかに速まるケースもでて、
よろこんでいただけることもでてくるでしょう。

地震対策、備えあればうれいなし。長期ロードマップを描きつつ、できることから、こつこつと。

いま、南海トラフ地震、首都直下型地震などの発生可能性が高まっているとネット上で語られています。
予測される地震の規模は、推測上のことで様々なデータがあがっており混乱をきたす状況です。
仮に、首都直下型地震により壊滅的な損傷を受けた場合、
その復興まで暮らすこともままならない規模であったなら。

突如起きたときの疎開先を決めなければならないとき、
ふるさとを持つ者であれば、そちらに身を寄せることもできます。
ですが東京や都会暮らしでふるさとを持たない人が増えています。
私もそうした者のひとりです。

そうした際にどのような準備が必要だろうか?
いざとなったときに数時間で決めるのでは心許ない。
そうなったときの身の振り方を考えておくことは大切な備えでしょう。

そこで有楽町交通会館にある『ふるさと回帰支援センター(https://www.furusatokaiki.net/)』に訪れました。
全国の移住希望者を受け入れる地方自治体が集まり、
相談員による相談を受け付けていただけますし、
セミナーが開催され、パンフレットも無料でいただけます。
私は移住希望者を募る各地のパンフレットをごっそりいただきました。
そこからひとまず分析をしようと考えております。



個人的には神社仏閣の多い奈良県に関心があります。
奈良は地盤が強固なため震災に強い。
そこはこのたびの大切な決め手のひとつとなりました。
あとは山間地にて、私が今まで考えてきた施術方法を
書かネット上の成果物として記しているイメージが見えており、
そこに近づいている感覚があります。
このたび研究中の仙骨部位の独自のリリース方法が一定の完成を得たとき、
脳裏に浮かぶ絵に近い場がでてくることもあるのだろうと願っているところです。

それもあってコロナ禍休業中に所有する施術書や医学書をほぼすべてPDFファイル化しました。
移住が必要になったときがあれば、
家から防災準備の食料や備品を持ち出すのがようやっとで、
数百冊の数百キロもの重さの施術書を持ち出せません。
独自の仙骨アプローチを構築できたら、
それにより多くの方々の健康上の改善や向上に寄与できるようにしていきたい。
そんな希望を持っています。



また施術のことにつきまして。
昨日はバレエを熱心になさっておられるお客様が施術を受けにきていただきました。
こちらのお客様の仙骨部位へのアプローチもだいぶ進んできて、
仙骨上にある穴で、経穴でいう『はちりょうけつ』という部位がはっきりと見えてきておりました!

仙骨の上にこびりついていた靱帯の骨のような堅さをもった凝りがきれいにほどけていき、
そうした経穴があきらかな見え方がでてくるといった一連の経過を順調に進んできておられます。
動きが鈍かった仙腸関節もちょっとリリースするだけでスムースに可動域が広がるようになりました。

それと同時に、脊椎全体の椎間板が徐々にゆるみがあらわれてきておられ、本人もその自覚あり。
ここは私が意図的にそこをねらっていなかったため、当初想定していなかった興味深い観察ができました。

胸椎の狭窄化が進んだ椎間板がほころび初めておられました!
これは興味深いことで胸部X線撮影で確認されたこと。
狭窄が進んだ胸部椎間板ほど異常の変更が難しい箇所はないため、
このような変化は胸腺の免疫系、肺の呼吸器系、心臓の循環器系に、
余裕をもたらすことが期待できるでしょう。
これは、ほんとうにうれしいことですね~。
呼吸器系が手狭になっていた点を改善していただきたく、
正木和美博士の呼吸法をお伝えしてトライしてみてくださいとお願いしました。

実際に仙骨へのアプローチを進めてきて、
お客様の変化を発見して私が教えていただくことや考えを深めさせていただくことが
ここ最近に頻繁に起こってきております。
こうした良好な改善の報告を受けとることができることの喜びは大きいです。
お客様の良好な変化が私自身の自信にもつながります。
ほんとうに、ありがたいと感謝しております。




最後に余談となりますが。
今のような時代だからこそ、
コーチングによる人生行路のロードマップの描き方が活用されるべきと感じています。
私自身、紙に上記のような移住することになった場合、しなくてもいい場合、等々、多種にわたる想定をせねばならない大変さはありますが、
幾枚かのたどり着きたいゴールを描いてからそこに至るためのイベント行動を入れていくロードマップを作ることにしています。

これからの時代、想定をたてづらいのは確かです。
もしかしたら想定を越えることも起こるでしょう。
ですがどんな場合でも先々に自分の使命を感じ幸福を保つためのとりあえずの想定を出していくことは大事なことです。
そうすることで、こころの準備と行動の準備につながるでしょう。

個人的な感覚ではコーチによるしあわせを見失わなず紙にそれを記するロードマップを描くサポートの重要性が高まるときと感じてます。
ここを徹底してやっていくことで、時代の雰囲気に流されない、生き方の創造につなげることができるのではないでしょうか。


以上、施術関係の話はそこそこの今回のブログ。
お読みいただきまして、感謝いたしております。 mm

地震対策、備えあればうれいなし。長期ロードマップを描きつつ、できることから、こつこつと。

いま、南海トラフ地震、首都直下型地震などの発生可能性が高まっているとネット上で語られています。
予測される地震の規模は、推測上のことで様々なデータがあがっており混乱をきたす状況です。
仮に、首都直下型地震により壊滅的な損傷を受けた場合、
その復興まで暮らすこともままならない規模であったなら。

突如起きたときの疎開先を決めなければならないとき、
ふるさとを持つ者であれば、そちらに身を寄せることもできます。
ですが東京や都会暮らしでふるさとを持たない人が増えています。
私もそうした者のひとりです。

そうした際にどのような準備が必要だろうか?
いざとなったときに数時間で決めるのでは心許ない。
そうなったときの身の振り方を考えておくことは大切な備えでしょう。

そこで有楽町交通会館にある『ふるさと回帰支援センター(https://www.furusatokaiki.net/)』に訪れました。
全国の移住希望者を受け入れる地方自治体が集まり、
相談員による相談を受け付けていただけますし、
セミナーが開催され、パンフレットも無料でいただけます。
私は移住希望者を募る各地のパンフレットをごっそりいただきました。
そこからひとまず分析をしようと考えております。



個人的には神社仏閣の多い奈良県に関心があります。
奈良は地盤が強固なため震災に強い。
そこはこのたびの大切な決め手のひとつとなりました。
あとは山間地にて、私が今まで考えてきた施術方法を
書かネット上の成果物として記しているイメージが見えており、
そこに近づいている感覚があります。
このたび研究中の仙骨部位の独自のリリース方法が一定の完成を得たとき、
脳裏に浮かぶ絵に近い場がでてくることもあるのだろうと願っているところです。

それもあってコロナ禍休業中に所有する施術書や医学書をほぼすべてPDFファイル化しました。
移住が必要になったときがあれば、
家から防災準備の食料や備品を持ち出すのがようやっとで、
数百冊の数百キロもの重さの施術書を持ち出せません。
独自の仙骨アプローチを構築できたら、
それにより多くの方々の健康上の改善や向上に寄与できるようにしていきたい。
そんな希望を持っています。



また施術のことにつきまして。
昨日はバレエを熱心になさっておられるお客様が施術を受けにきていただきました。
こちらのお客様の仙骨部位へのアプローチもだいぶ進んできて、
仙骨上にある穴で、経穴でいう『はちりょうけつ』という部位がはっきりと見えてきておりました!

仙骨の上にこびりついていた靱帯の骨のような堅さをもった凝りがきれいにほどけていき、
そうした経穴があきらかな見え方がでてくるといった一連の経過を順調に進んできておられます。
動きが鈍かった仙腸関節もちょっとリリースするだけでスムースに可動域が広がるようになりました。

それと同時に、脊椎全体の椎間板が徐々にゆるみがあらわれてきておられ、本人もその自覚あり。
ここは私が意図的にそこをねらっていなかったため、当初想定していなかった興味深い観察ができました。

胸椎の狭窄化が進んだ椎間板がほころび初めておられました!
これは興味深いことで胸部X線撮影で確認されたこと。
狭窄が進んだ胸部椎間板ほど異常の変更が難しい箇所はないため、
このような変化は胸腺の免疫系、肺の呼吸器系、心臓の循環器系に、
余裕をもたらすことが期待できるでしょう。
これは、ほんとうにうれしいことですね~。
呼吸器系が手狭になっていた点を改善していただきたく、
正木和美博士の呼吸法をお伝えしてトライしてみてくださいとお願いしました。

実際に仙骨へのアプローチを進めてきて、
お客様の変化を発見して私が教えていただくことや考えを深めさせていただくことが
ここ最近に頻繁に起こってきております。
こうした良好な改善の報告を受けとることができることの喜びは大きいです。
お客様の良好な変化が私自身の自信にもつながります。
ほんとうに、ありがたいと感謝しております。




最後に余談となりますが。
今のような時代だからこそ、
コーチングによる人生行路のロードマップの描き方が活用されるべきと感じています。
私自身、紙に上記のような移住することになった場合、しなくてもいい場合、等々、多種にわたる想定をせねばならない大変さはありますが、
幾枚かのたどり着きたいゴールを描いてからそこに至るためのイベント行動を入れていくロードマップを作ることにしています。

これからの時代、想定をたてづらいのは確かです。
もしかしたら想定を越えることも起こるでしょう。
ですがどんな場合でも先々に自分の使命を感じ幸福を保つためのとりあえずの想定を出していくことは大事なことです。
そうすることで、こころの準備と行動の準備につながるでしょう。

個人的な感覚ではコーチによるしあわせを見失わなず紙にそれを記するロードマップを描くサポートの重要性が高まるときと感じてます。
ここを徹底してやっていくことで、時代の雰囲気に流されない、生き方の創造につなげることができるのではないでしょうか。


以上、施術関係の話はそこそこの今回のブログ。
お読みいただきまして、感謝いたしております。 mm

玄米食について。過去に栄養学上、とんでもないことが実験されていた!^-^)

米食について。過去に栄養学上、とんでもないことが実験されていた!


500キロメートル移動のとき、早馬6頭と人力車。
時間的には、
早馬を6頭のり変えたほうが10時間ほどで到着。
人力車はひとりで14時間ほどかけて到着。

馬ってさすが早いな。
そういったレースの結果ですが、
馬が疲れて走れなくなったら別の馬に乗り換えてといった6頭の連携をしてのこと。
「まぁ一生懸命に馬が走ればこんなポテンシャルもあるだろう」と納得もできる。

でも、ひとりの人力車の車夫が人を乗せて500キロ走るのは、なんでそんなこと人間ができるんだ!?って目を丸くするほどの驚きです。

そのひみつのひとつに、食。
それも玄米食が影響するものだった?!

ということで、より驚きの内容は以下の映像をごらんください。^-^;


日本人を超人にするのは玄米?!


誰もが玄米食に価値を見出せる結果になるかは、
人それぞれの体質や体調によって異なります。
だからうのみにして玄米の取り方を極めずのまま期待ばかりで手を出せば、
現代人の場合にはしっぺ返しを食らうこともあります。

ですが生きた米と呼ばれる玄米食に興味を持ってもらえる方が増えるのは、
健康増進のきっかけを得る機会にもなるのではと思えてなりません。


余談ですが、
私も精米したお米から玄米食、試みているものの少し炊きづらさがあったり、
玄米を水につけて発芽玄米にしようとしても今の寒い時期は発芽が難しかったり。
温かい時期になれば発芽玄米にしてもいいのですが、
いまは、まったく精米されないままの玄米の炊飯に多少のハードルを感じまして。


そこで思い切って家庭用精米機を購入してみました。



山本電気 家庭用精米機 MICHIBA KITCHEN PRODUCT 匠味米 ホワイト MB-RC52W
ブランド: 山本電気(Yamamotodenki)



玄米から7分や5分など、多少の精米をするだけで、

玄米のいいところを残していただくこともできるようになりました。

精米したてのご飯っておいしい!

これでかなりいただきやすくなるんですね。

それに玄米をまったく精米しない状態だと体質的に合わない方もいますが、

その方の体質にあった程度の部分精米をするならおいしくいただけるはず。

 

玄米を備蓄米と考えれば。

玄米はある程度の長期保存も可能ですし、

味が精米したものほど落ちません。

 

 

 

深層外旋六筋っていう、殿筋の深い部分がゆるみだしたら、めちゃくちゃがんばれるようになった!という人の話

androidタブレットで3D解剖学アプリ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』を使っています。
ヒューマン・アナトミー・アトラス
最も完成度が高く、使いやすい3D人体リファレンスと学習ツールです
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/


さきほど、こちらのアプリを使っていて気づいたことがありました。

カラダの部位を指定して該当アイコンをクリックすると、
部位名が線で結ばれたテロップ状となり描かれるんです。

なんと便利な!!


骨盤部の筋肉と骨を背側から観察した絵に部位名を記したテロップ表示されたものを
サンプルとして載せておきます。

Screenshot (2023_02_09 9_27_14).png


上図の人体モデルの左側は股関節に関係する筋肉群の一部(※)をテロップで、
上図の人体モデルの右側は骨盤部の仙骨や腸骨等をテロップで表記しました。

(※骨盤部を安定させる筋肉群のすべては描き切れていません)
あとは画像全体を文字テロップなしで表示させるならば画像処理は必要ないのですが、
テロップを入れるときにはコントラストを上げたほうが文字が読みやすくなりますね。


こちらの図を参照していただくことで
いま、私がリリース対象として研究している深層外旋六筋のイメージがつきやすくなるでしょう。
一般的に臀部筋といえば、
大殿筋やよく言ってその直下の中殿筋など、目立ってわかりやすいものでしょう。
それで上図には大殿筋は周知と判断し、中殿筋から描いておくことにしました。
ちなみにその内部には小殿筋という殿筋があり、
大・中・小と三つの殿筋と呼ばれる筋たちがあるんですね。

大殿筋は殿筋のなかでも皮膚に近い部位に位置するため触りやすくアプローチが容易です。
ただ殿筋の硬化が進んでいる人は、この大殿筋からすでに硬さが強まってしまい、
それが元でその内側の中殿筋や小殿筋の位置をずらして固定するときもあります。
でもこれらの殿筋は筋断面がそこそこ厚みがあるためアプローチはしやすいでしょう。

ただこの度私が殿筋をリリースすると言っている箇所は、
ここではありません。

フォーカスを当てているのは、
深層外旋六筋
梨状筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形筋
です。
内閉鎖筋等は骨盤内側に入り込む部位があるためリリースの対象外となるエリアがあります。

施術をしている方には当然の筋群ですが、
いまは骨盤の解剖学的知識が広まってきておりますので。
一般の方も梨状筋という筋肉名を聞いたことがある方もおられるでしょう。
臀部にある筋肉も、表層筋、中層筋、深層筋といった具合に各筋肉の浅部から深部という深さの違いで分けられています。
大殿筋のような皮膚に近い表層筋もあれば、中殿筋のような中層にある中層筋もあり、外旋六筋のような深層に位置する深層筋もあります。

つまり深層筋といわれる部分程、皮膚の表層からすでに硬くなった筋群があればアプローチに手間がかかります。

数年前のことですが同業者の少し著名な先生が梨状筋をいまアプローチしているといっておられるのを横目に、
「あのぉ。。。それ、中殿筋じゃないですか?」とつい口出しをしたことがありました。
それは骨盤前傾率が高くなったモデルさんの骨盤でしたから梨状筋の位置がきれいに整えられた解剖図通りの位置にあるわけではなく、
骨盤の腸骨や仙骨の位置ずれの程度をみていくことで、このモデルさんの梨状筋がさわりづらいところにあることがわかっていたからです。
私がそういうときつくにらまれたのです。
ちょっとこういう人は少なくないんですよね。

たまたまそのモデルさんがヨガ等を修行中の方でもあり関節がゆるいタイプの人だったおかげで、
ボウエンテクニックの仙腸関節リリースの秘儀をもちいて腰筋を緩めることで骨盤部を正位置に持っていき、
どなたもみたことがある骨盤部周辺の骨の変位がない骨格図の位置に骨盤を再配置できました。
その上で「これが梨状筋です」と、ただしい梨状筋を伝えて誤解をとくことができました。

別に中殿筋を梨状筋と見誤ることは施術家の方でもよくあるもので、
ある程度経験値が高い先生でも、この部分を見誤ることがあるんです。

もちろん見誤って繰り出された施術は効きが悪いか悪化に転じることもある。
そういった繊細な部分はどう対処するかというと、
大きな改善を取りに行く前に、悪化に陥ることがないほどの操作をするか、
まったく深く触らずにスルーするようなこともあると聞きます。
それは私が施術の専門学校にかつて通ったとき、
危険だから安易に触るべからずといわれてたところでもあり、
結局は適切な施術法にまでそれを習得できるほどのことを習えはしませんでした。。。
各自の自学自習、そして熱心に研究をしていくかどうかというそれぞれの取り組み姿勢次第ということです。


ちなみに中殿筋をみて梨状筋と間違えた方が出るというのは、
そうなるのはいくつか理由があり、キネシオロジー上の複雑な深い話になってしまい、
文章でいわれてもわかりづらいのでそこは割愛します。

ただプロの施術をなさる先生も臀部の深層筋をアプローチしているつもりで中層を解いていることもありまして。

正直に言えば、私も3年前まではまさにここの罠にどっぷりつかってしまっていたため、
骨盤部の前傾やねじれが謎が多いグレーゾーンが折り重なる部分のごとき感じていました。
もちろん骨盤のことを専門に描いている医学書から、クラニオサクラルセラピーなどの骨盤、仙骨部位のリリースの専門の技術なども学びました。
それだけでもなく、他にも数十冊の専門書を学んでみても、
私の頭の中で「?」というマークがありつづけました。

あまり疑問を持たずにいれるタイプなら楽ですが、
この骨盤部位の問題は確実に全身に影響が渡る部位だから、
ここが突き詰めてものが見えていかなければ先には進めないことに陥って居ることなのは確かです。

実際は仙棘靭帯などの赤い色をした筋肉群以外の部位が骨化が進み過ぎて、
ちょっとありえないだろうと思いもよらない位置に仙腸関節をずらしたまま固定していたというのが実態でして。

しっかりと臀部の深層筋といえる外旋六筋に柔軟性を取り戻させることができると、
やがてそのものの骨盤の骨がくっきりと明瞭にさわれる段階にまで進むこととなります。
そうなってきた仙骨や腸骨の骨がわかりだしたとき。
つまり深層筋が骨と同様な骨化がおさまりだしてくるという状態がみえてきたら、
ようやく骨盤の骨と骨とをつなぎ合わせるに仙棘靭帯などの靭帯群の正確な様子が観察しえる状態となってきた。
そうなると、ようやく安全に骨以上の硬さが板についた仙棘靭帯などの靭帯群を緩める段階にまでこれたのです。

昨日、今回私が骨盤部をリリース研究をし始めた当初からお付き合いしていただいた元施術家の方の施術でした。
これは私がベン石温熱器を試行錯誤してきたときからが、このたびの骨盤部のリリースの突端だとすれば、
かれこれ半年、月に2~3回のハイペースでこの試験に付き合っていただいたこととなります。
もともと股関節部の接合が出生時からの影響も手伝って根が深いものがある方で、
容易な改善ができるようなお体の状態ではないといえたでしょう。
その方が、まさにこのような骨盤の骨が埋もれていた状態で深層筋がゆるませるのにてこずりまくったときとは異なり、
骨盤の骨、仙骨や腸骨が骨として、しっかり明瞭に探索できる状態となっておられました。

昨日の施術は過酷な数日の労働がたたって朝方に吐いたといわれたため
「短時間で切り上げますね」と、施術前に申したのです。
ですがこのとき仙骨部位を観たときに良好な進展が見られたため、気づけば3時間の施術となっておりました。

このモデルさんがなぜ施術日に吐いたかというと、いわく、
「以前なら、家のなかの大事DIYとか、やりたくても身体が体力的にも余裕がなかったし、気持ちもそれをしようとは許さなかった。
 でも、最近、身体の変化も実感できて来たし、おかげで気力が充実してきて、ひとりで突貫工事しちゃったわよ」

実はこころの積極性に火がついて活発な動きだしができるようになってきて、
やりすぎたのだろうということ。
だから、昨日の実際に施術を受けてもらっていた段では、おかしな内臓の凝りなどがあったわけではなく、
大腿部の前面に、その方がかつてそれほどの凝りをつけていたのは観たことがないほどの急性の凝りをこさえていた。 ^-^;




骨盤の奥にしまわれた深層外旋六筋への改善approach。
再現性の高い実証的な施術を目指すならば、
まだ解明できていない側面はあります。
ですが仙骨のクロックスピードが上がると、その人の生き方のテンポが変わり生きやすくなるといわれているので。
この方の状況を私が理解して、
『しんそこ元気になったんだな』とうれしくなりました。

落下や衝突などによる衝撃の乱反射後に起きる防衛反応への対処のこころえ(階段落ちによる軸ずれの定着は、早々にリセットしよう!)

みなさま、階段落ちをしてけがをしたことありますか?

私も夜中寝ぼけていて、暗いまま階段で二階から一階に降りるとき、
一階の地面についたと勘違い。
数段を一気に飛び降りて目を丸くすることがあります。
転びはしませんが、こりずに繰り返してたらまずいですね。。ー-;


3年前のことです。
私の40代後半の女性の知り合いが駅の階段を下りているとき、
後ろから人にどんっとぶつかられ、
10段もの階段落ちをした方がいました。
左手を骨折なさり、
ぶつかった人もさっさと逃げ去られたとのこと。
まったくもって、ひどい災難でした。

痛みと悔しさに泣きながら会社に連絡し、
病院へ行ったそうです。

一ヶ月弱の後に、骨折した左手の痛みは固定されだしました。
いままではこちらの左手の腫れによる激痛が気になっていたが、
そこがおさまりだすといままで気づかなかったカラダのそこかしこが強烈な痛みを感じはじめたといいます。
打ち身になって傷ついているのかと確認しても、
腫れもなくきれいなまま。
でも激痛が身体に複数個所あらわれてきたことで
夜に仰向けで寝るのもつらくて睡眠障害になるほど。

整形外科に足を運ぶと、腫れがなく問題ないといわれ、
そこまで痛いというならと痛み止めの湿布をだされました。
医師に問題はないといわれ安心したものの
でも湿布を貼っても痛みが消えずに増すばかり。
ほとほとこまったときに私の顔を思い出したそうです。

その知人にはボディワイズさんは身体操作法を習う場と認識していただいており、
頼むには分野が違うと思ったそうですが、
藁にもすがる気持ちでセカンドオピニオン的に連絡をくれました。


予約をとってきていただき、施術日になりまして。
怪我をした時の様子と、その後の体調の推移を伺いました。
10段の硬い階段を落ちでは、両手に荷物を持っていたため手で受け身を取れてなくて、
お尻も腰や胸なども複雑に打ったそうです。
でもそのとき青あざは一ヶ月もすると消えました。
ですが打ってもいないところが、後々の現在まで痛みが残り続けているといいます。
この苦痛を押して暮らすのが精神的にもつらくなり、
困り果てているとおっしゃられます。


「意識を失っての転倒」と「意識があるままの転倒」は、
その後の状態に違いが現れます。
基本、意識を失った転倒のほうが頭部のような急所を負傷する恐れがあるため怖いのですが、
意識がある状態で転倒したときは、転倒して身を痛打したとき、
体内にそのときの衝撃が侵入します。
続く第二第三の衝撃の侵入を避けようと防御反応で身を守る本能が自動で働き、
カラダの外側の骨格筋群を強固な鎧になるよう緊張させます。
そうして外から与えられる衝撃によるダメージを最小限にしてくれる。
だがそのときの防御反応で身を固めた鎧がうまく脱ぐことができなかったとき。
困ったことがおこるのです。
最初の衝撃が体内に波としてそれが侵入して外へでて消え去ることを妨げてしまい、
体内でそのときの衝撃波が乱反射を続けることがあります。
また鎧を着る必要がなくなった後でも、
そのときおきた身を危険にさらした恐怖。
それに故意かどうかわからないまま他人に押されて負傷したときの悔しさが繰り返し思い出される。
そのたびに鎧の強さを、より強固にして着込んでいきました。
それは無意識のうちになされることで、本人に、そうした防衛のための鎧を着たままの状態にある実感はないままです。


衝撃波がはいったときの姿勢で、どのような弾道として侵入したかを再現してもらい、そのときの姿勢をちょっとだけ手を加えて乱反射する衝撃波の出口をつくって治めるオステオパシー系の対応法があります。
私もそちらをつかい、それからすでに起きた乱反射の波でゆがみ凝らされた筋骨格系の癒着部を取り去るものの。。。
この鎧を着ていたことを気づいて、脱いでもらうまでは、外皮の筋膜層の緊縛状態がおさまらないといわれてます。
実際に対処してみれば、その通りだなってわかるはずです。



場合によってということですが、
このような点も注意深く観察して対処したほうがいいときもあるようです。



あとの注意点としては衝撃が腰や首に強烈な負担を残した場合ですが、
ご本人は気づかないうちに今まで使ってきた軸パターンとは違う状態に、
急激に設置されて起立筋の上中下や左右などの部分的セグメントに対し、
いままでできていなかった凝りを複雑に作り出して温存しだすことがあります。
これでも若い時分で筋膜の膜状に柔和さがあり寝ればリセットが効くようならいいのですが、
年齢が進むにつれて体内にて生成される筋膜の膜状やそれらの量は減少してリセットが利きづらくなります。
そういった場合、衝撃を受けて緊張した起立筋群の緊縮部が延々と残り続けて固着しだすことがあります。
それが契機で体調の不調をその後に訴えられる方が少なくないように感じます。


このような場合、起立筋群の緊張緊縮状態が膜組織内の水分を追い出して変質する前に、
つぶさに患部を見つけ出してリセットしていただけるように施術をしていただけることもいいでしょう。

スマーティのような遠赤外線ドーム型サウナなどに中熱以上で4~5時間など、
その状態に対応できるだけの時間と熱の注入をおこなうことで入ることも勧められます。
遠赤外線効果で適温適時を持って筋膜の緊張した状態で固定化された膜状がほどけるとき、
本人も感覚的にあきらかにわかるような「ふっと肩や腰の緊張が抜けて去って行った」感じがあります。
私が自分の体で衝撃が入りそうだといったムチャを承知でおこなう自主トレをするとき、
やはりそうした衝撃波がはいって抜けなくなって、
背骨や肋骨や頭部、骨盤、膝等の部位で今まではなかった痛みがでることがあります。
すのとき、ニホンザルが温泉でぬくぬくするような感じで、
遠赤外線ドーム型サウナに入ってじーっとして筋膜が起こした自動防御バリアーを解除してくれることを待ちます。