痔のこと

座りつづけて仕事をしていることにより起こりやすいものなのでしょう。
おそらく何らかの関連性があると思います。

たとえば尾椎の突端あたりの骨に異常なゆがみがでていると、肛門周辺の筋緊張が増します。
それにより血行不良を引き起こします。
すると新しい血液をもらい古い血液を流し去ることが滞り、痔になりやすいそうです。
尾骨をチェックしたときに、クライアントに申告されていなくても、
おそらくそうなのではなかろうか、と響いてくるときがあります。
やはり尾骨がまっすぐになっておらず、右側に曲がっていることが多く、
そして痔の症状がおもい方はそれプラス尾骨が前後にもゆがんでいます。
尾骨ががっちりと固まっていてまったく動けなくなっている。

尾骨は尾っぽが退化してあるものといわれています。
ある程度舵取りの舵の役割です。
ですから微妙にですけど動きがあります。
それが自然体なのでしょう。
ですから尾骨の癒着は運動能力も発揮しにくくさせます。

しかしデスクワークを主体にしている方が多いのが現代。
長時間座りつづけて勤務をしなければなりません。
それにプログラマーやCGアーティストなどは、自分で好きで何時間も試行錯誤しながら昼夜を厭わず研究しつづけているので、体のことをかまってません。
多くの方が痔でほんとに悩んでおられます。

ではなぜ尾椎骨が曲がってしまうのか、その原因は?対処法は?
そこの理論付けをされている資料を探しましたが、
自分なりに探しても納得できるまだ見つかりません。

清潔にしておくことが第一である等はよく分かるのです。納得できます。
それプラスなにかできることはないのだろうか。。

痔になられる方について、ある整体理論は、血液や心臓にも問題を感じると語ってます。
そうなれば胸椎の3〜5あたりの硬化も問題かもしれません。
痔になられている方のほとんどが、強い肩こりに同時に悩んでおられることも多いのです。
たとえば尾骨の矯正のみをおこなっても、一時的には痔の状況がよくなります。
ですがまた同じようなことになります。
局所アプローチだけでは持続性を期待できないのでしょう。
そして胸椎3-5の周囲が柔らかくなるとその時機が遅くなるように感じます。
胸椎3-5が柔らかくなるためには仙腸関節の関節をチェックし解放し腰仙椎の癒合をリリースは必須。そうしないと起立筋が緩まないので。