胴体と脚の重さを活かす

胴体も脚も大きな筋肉が内在している。
筋肉は脂肪と比して質量が重い。
だが、胴と脚を合わせて身体全体と比べれば77%〜81%の質量にいたっている。

ということは頭・首・腕は、19%〜23%を占めるに留まる。
つまり質量が低い分筋肉量も少ないということは、
容易に予想が付く。
だが現代人は、とかく首や腕の筋肉を酷使することが多い生活となっている。
デスクワークで、体を一定の姿勢で固めている。
それだけで十分すぎるほど首や肩、腕の筋肉は慢性的な疲労を状態と化していく。
そしてこの首や腕などを意識して日頃使ってしまっておれば、
ついついこの筋肉をいかなるときにも多用してしまおうとする。
運動神経の処理プログラムはそのような記述になってしまう。

だが本来は胴体や脚という大きなパワーを持つ筋肉を、
少しだけ利用すれば、腕力に頼っていた運動はいともたやすくできてしまう。
そのような強い力を胴体と脚には秘められている。

胴体力と脚力には、胴体と脚の多大な質量と関係があります。
その胴や脚の重みを運動に変えることが可能だからです。

以下に【身体各部部の体重に対する質量比と体重60Kgの場合の部分質量】の表とグラフを掲載しました。
興味のございます方はぜひ参照してください。

胴体力と脚力には、胴体と脚の多大な質量と関係がある』
http://bodywise.hp.infoseek.co.jp/hhpp/bodyparts-hi.html