体にかける投資をセーブするこころがけ

僕は基本的に体がよくなるようなことは、
積極的に取り入れていくべきだと思う。

サポートするためのグッズを用いたり、
セルフケア、セルフワーク、エクササイズなど、
自分で比較的低い投資で実践可能なものを取り入れていくとよい。
たとえばストレッチポールなどは、ヨガマットを流用すれば4000円弱。
それで思った以上の成果が期待できる。
また朝晩健康維持のため15分はセルフマッサージを行う。

目的意識を明確にすれば、多くの人は、
低額で自分の健康を維持できるだろう。

できるだけお金をかけないようにして、
日々継続できる健康維持の習慣をもつこと。
賢い人は、その重要性を知っており人生の戦略として取り入れています。
そのために工夫に余念がありません。
体に対してムリやムダやムチャはしません。
過去や将来についてくよくよしません。
この備えが身についていれば、
おおごとになる心配は減るでしょう。

中国古典「抱朴子」には、
日頃の健康の備えをせずに、
体を壊してからでは手遅れだと。
「(当時の中国では)山深くに住んでいるものは
いざというとき医師も見つからない。
いてもちゃんとした医師かどうか賭けのようなものだ。
自分で健康の一切をちゃんと管理しなければならない。」
と語っています。

今は実績ある大学病院もあり頼りになります。
ですが、日頃の心がけは中国の山奥にいるつもりのほうがいい。
山深くに住み、自分の健康を管理できるだけのことを学び生きていく。
自分のからだに対しての責任を持った姿勢を熟成させることで、
体力に頼ることのない円熟した域に到るのでしょう。

-

そうすれば整体やボディワークなどにお金を使う人々も、
以下の方になるでしょう。

●体調が思わしくなくて緊急性を感じる方
●よりクォリティの高いケアを提供してほしいと望む方(プロダンサーなどなど)

でしょう。

私どもはセルフケア以上のレベルを
ボディワークで提供できればと思います。
そうできるように日々懸命に努力しておりますので。
セルフケアをする人が増えればお客様が減少します。
でも、
体のすばらしさに気づいてボディワークに関心を寄せる方は増えるでしょう。
そうなってほしいと祈っております。

  • -

肥田式健康法を提唱した肥田春充も、
「健康法はお金と時間をかけずに、
日頃続けられるものでなければならない」
と語っていました。