書籍紹介:偉大なるバレエ教師

バレエの先生たちはさまざまなことばを使ってレッスンを進行していく。

私は体の使い方について、
お伝えしようとする仕事をしています。

バレエの教師も体の使い方をお伝えするプロフェッショナル。
その意味で優れたバレエ教師の指導を拝見することは、
大変参考になります。

先日、バレエを長年熱心になされている方に、
バレエ教師の指導方法について参考になる本はありませんか?
とお知恵をお借りしました。
すると『偉大なるバレエ教師』という本をお勧めいただけました。
そしてご自身がこの本を持っておられるということで、
わざわざボディワイズにお越しの際にお持ちいただけました。
(重い本ですので本当に感謝いたしております。m__m)

その本にはお貸しいただけた方が
赤ペンで大切なポイントをマークしておられてそれが大変参考になりました。

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書籍:偉大なるバレエ教師
著者: G.W.ワーレン‖
出版: 大修館書店

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多くの偉大なるバレエ教師たち。
各人とても個性的。

印象に残ることばを使い教授していくものですよね。
大変きついことをずばっ!とレッスン中に口にする。

それにもちろん体の使い方についてポイントが押さえられている教師がいる。共感が持てますし体の使い方の教科書としても役立ちました。

お話をお伺いすると、
海外のバレエ教師は3ヶ月程度の契約更新を幾度か経ることで、
徐々に契約年数が増えていくそうです。
もちろん契約更新がかなうためにはレッスンにより生徒たちを優秀にするよう指導しなければならない。
だから生徒も真剣です。
同様バレエ教師も必死。
きっと生徒が気のぬけたことをしていたら
目の玉が飛び出るほど怒り狂うことでしょう。
生活がかかっていますから!

優秀な生徒を育てることができる教師であり続けなければならない。

海外のバレエダンサーの質の高さはものすごいものがある。
そして観客の目もすばらしい眼力の持ち主たち。
偉大なるバレエ教師たちが活躍が優れたダンサーの影にいるのでしょうね。