良い楽器は演奏者がいて活きるもの

バレエの教師、マリカ・ベゾブラゾワのアドバイス


『たとえあなたが良い楽器を持っていたとしても、
なおその演奏を学び続け、
弾きこなせるようにならなくてはなりません。』




そのメッセージに言葉を付け加えますと。。。


『人の体は素晴らしい楽器。
でも演奏方法を知らずに、
弾きこなせなければ
せっかくの良い楽器も活きませんよ。
もったいないと思いませんか?


私はあなたの体を良い楽器と認めています。
だからあなたにそれを活かせるようになって欲しいの』


そんなメッセージのように聞こえてきました。
能力を活かしてほしいという願いが伝わってくる言葉です。

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体の使い方を学ぶのは面倒だ。
普通に歩いたり立つことできてるのに、
それをことさらに修正されても迷惑だ。
私は時間がないからそのような事はしていられない。


このような言葉が返って来る事もあります。


それでは...
素晴らしい楽器を持っているが、
価値を引きだす事ができません。
そういうことになりかねません。


よい楽器を持っているものは、
その能力を発揮する義務を神から与えられているのです。


たとえ今は自分の体を良い楽器と思う事ができなくても、
弾きこなせるようになったときに良い楽器だと気づきます。


きっとそうなることでしょう。