声による癒しってありますよね。

声による癒しってありますよね。


先だっていつもお世話になっている方から、
私の声を電話口で聞いていると、
体の不調具合が改善したような、、、。
というようなことをお話いただけました。


もともとその方ご自身も、
そうとうの『気』の強さを持っている。
とてもパワフルな力を潜在しておられる。
だからたまたま私とお話をしていて、
うまく彼自身の『気』が出やすくなるよう誘導できただけだと思う。


そういえば他の方からも、
同様なことを言われたことがあった。
いったいどういう仕組みでそのようなことをおっしゃられるのか、
ちょっとわからないものです。


自分の声をテープなどで聞いたら、
誰だって「えぇ〜。私はこんな声じゃないよ〜」
といいますよね。
私ももちろんそうです。
うれしいやら恥ずかしいやら。


ほんとの大昔の話をします。
友達とギターで弾き語りをしてカセットテープにおさめた。
それを互いにまわして自賛したり他賛したりした。
牧歌的な楽しみに明け暮れていた。


そんなおり、
私が『さだまさし』さんの曲を数曲いれたテープがあった。
楽譜は持っていたが実際にCDは聞いたことがない曲もあった。
それをいつのまにかどこかの誰かにダビングして持っていかれた。


はっきりいえば、
さだまさしさんに申し訳ないほど、
音程も違えばテンポも違う。
仕上がりは別の局になっていた。
でもさださんファンが少ないのがさいわいした。
ほとんどの人が原曲を知らなかった。
だから私のテープが原曲のように錯覚なさった。
あとで原曲を聞いてみんな一様に驚いていた。


ただ不思議なことが起こったんです。


たしかさださんの曲の「サナトリウム」。
この曲を原曲を知らない人に私のテープが渡った。
それを擦り切れるくらい繰り返し聞いてくれたそうです。
調子が外れたお世辞にもうまいとはいえない。。。
ムリに味があるといってみても一抹の寂しさを感じる。。。^-^;
その曲を聴いてくれたのは心の病で自分の行く末を不安に感じていた女性。
それが曲を聴いて泣いていたら良いほうへと運が向き始めた。
一年も休職してつらい思いをしていたのですが、
前向きになれたといってくれました。
後日直接その方にお会いする機会があり、
「いい声してるね」ってほめられました。


声には人を癒す力がある。
そのとき思いました。