お客様が課題をだしてくれる先生なのです。


約一年半前にお通いいただいていたお客様が
アフターフォローのワークを受けに来ていただけました。
(感謝いたします!)


お客様より「いつの間にか再開してたんですね」
というお言葉に、
私「ええ、こっそりと」というお恥ずかしいお返事。
アフターフォローの再開のお知らせは出しておくべきと反省。


本日アフターフォローのワークをお受けいただきましたお客様。
一年半前にはどうしても解くことができない箇所がありました。
出版されている手技療法のほとんどの文献をあたり
該当テクニックを抽出し研究しました。
知人のベテランな施術者にも相談をいたしました。
でも既存の方法での対処は難しいという結論に。
つまり私の力が不足しているということです。


そのことが悔しいやら申し訳ないやらで仕方ありませんでした。
その気持ちは絶えることなく続いています。
シーンが脳裏に焼きついて離れてくれない。
よ〜く、覚えているものなのですよね。


それから一年半が過ぎ、
次ワークをさせていただくチャンスをいただければ
そのときこそはと考え試行錯誤をし研究してました。
そしてどうやらこれで対応できるだろうという目算。
そのときタイムリーにアフターフォローの予約です!


ちょっとびっくりです。


以前は太刀打ちできなかった状況も
苦戦しつつも無事クリアできました。
小さな声で「やった!」といいつつ。
内心ほっと肩の荷がおりた感じです。


お客様が課題を教えてくれる教師です。
お客様が正面にいるから課題に向き合えます。
そんな心もとない無責任なことをいうなといわれそうですね。
ですが課題の大小はありますが机上の学習では収まらないことの連続。
それが臨床場面では非常に多いのです。
そうして鍛えていただいているのです。


ただ面と向かって「先生」とこちらが言えば、
混乱させてしまうため口に出さないだけです。


そして今日は、
まじめに努めればどうにかなるものと、
そう信じさせていただける一日でした。