とりももの筋膜

最近ですが、
『初心にもどろう!』ということで、
「筋膜とは?」という文献を再度あたっています。


ただ文献ばかりにあたっていても、
平面的な2次元情報に過ぎません。


イラストや写真はあるものの、
どうしても視覚のみの感覚野を使うのみ。


なので「とりもも」を近所の業務スーパーから買ってきました。


昔、やきとんやさんの知り合いのところで、
豚の内臓や肉部分などをモロにみせていただいたことがある。
筋肉の筋の明確な流れが、
筋機能に深く関わります。


今にも活きる参考となりましたが、
内臓の配置など人間と似ているため
リアルさに最初はひるんだ記憶があります。


とりあえずこのたびはとりももでよしということで、
そちらをはさみで筋肉ごとに分けていく。


作業中に気づくということもあるだろう。


おそらくお肉料理をなさる方々は、
私が筋膜とはどこにあるものか?
について詳細を述べる必要はない。


料理をしない方は、
とりもものお肉を描くならば、
イメージはシンプルなものでしょう。
ですが、よ〜くみてみると、
とりももは多く筋膜が現れています。


ということで関根にとりももをはさみで切ってもらい、
それをビデオで2分30秒程度撮影。


なんらかの資料にならないだろうか?
ということでの資料作りのためです。


そしてYoutubeにプライベートモードでアップロード。
パブリックモードだと誰でもガ見れる設定ですが、
プライベートモードはそのURLを知らなければ表示されない仕組み。


こうしておけばファイルをなくしてしまう心配もない。
とても便利なものですよね。


ほんとうはYouTubeに別の映像を載せようと思ったのですが。


私が関根が左肩がダンス等の使いすぎにより回らなくなったそうで、
それをリリースする模様をビデオで撮影しました。
ビデオを固定で私がワークをしている様子を写したそっけないもの。
でも独自性が売りの私のワークは、
どんなリズムとテンポで施術をするかは想像つかないといわれます。


そんな特殊すぎることをしているわけではないですが、
やはりどこか個性的。


固定で撮影された映像では、
映らないところにポイントが埋まっていまして。
その基礎力的な力量のあるなしを理解していただける一般の方は
少ないだろうと思います。
でも少し部分的に編集してみても、
編集中に私自身の勉強にもなりそうだしということで。。。


ビデオになった私の動きを観ていると、
動きや姿勢にムダも多く改善すべきことがどっとでてきた。
やはり動き方の癖があってそれがダメなんですよね。


そのようなポイントを客観視するにはいい試みです。


これを気が向けばこんな個性的なワークをするものもいるのですよ、
というお知らせのためにネットに公開しようとちょっとだけ考えた。


だって、最近はいくらがんばってホームページを作ってみても、
あまりにも印象が薄くなってしまっているじゃないですか。
同業者のホームページの件数が年々うなぎのぼりになって。


そうなれば次は映像でというのが自然な流れ。
もう皆様、そうなさっているのが当然の時代。


腕に自信がある先生方はぜひとも、
その手技の一端を公開してほしい。
学ばせていただく側の私としては、
そのように切に願うところです。^^;


でもYouTubeへ施術の様子映像のアップロードは少し考え思いとどまる。


あまりにも人様に観ていただくのもなんだしなぁ、
というような画質もひどいもので
自己満足レベルの映像としか思えません。
客観的に観るとそうでしょうね。


ただなかなかさっきまでは腕がちょっと動けば
背中がビリビリ痛みがあって顔が引きつっていたものが、
25分後には骨盤部と胸部と肩周辺を解くことで、
腕がぐるんぐるんと肩がとろけたほど回りだすところは
興味深い技術を使っている証拠ではあるのですが。


思いとどまりました。



そして気づけばYouTubeにアップロードしたのが、
「とりももの筋膜はどこ?」といった映像にすげ変わりました。^-^;



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【余談です】
YouTubeには「とりももの筋膜」というタイトルにしてアップし、
該当するページをみたら、
今は懐かしい日本まんが昔話の「こぶとりじいさん」というアニメが。


子供のころはかかさずにみてました。


そしてこぶとりじいさんを視聴して関連映像をみると
ずらずらっと日本まんが昔話のアニメが並んでました。


個人的に今の子供たちにも観てほしい番組だったので、
小さいお子様がおられるご家庭でぜひみせてあげてほしいなと思いました。