ストレスと免疫機能の関係

人間はちょっとした不安やストレスを感じたときに
不思議なことに脳波でθ波という感覚を鋭くさせる波形がでてくる。
たとえば今までいったことがない土地にでかければ
くるくると首を振り目を配るだろう。
そんな動作をしているときにはθ波がでてきている。
脳の集中力を一気に覚醒させているような状態です。


いい意味でのストレスは人間の能力を発揮させるための力強い味方にもなる。
だがそれが継続的にかかる度が過ぎたストレスならば問題が出てくるようだ。


過度なストレスを貯めてしまうと免疫機能や代謝に影響する自律神経の働きを弱めてしまいます。


そのような自律神経を弱めてしまうことが長期間にわたり続いたり、
またはあまりに強いストレスで自律神経の働きを急激に悪化させてしまったり。


そのようになるとただの神経性胃炎だったのが、
それだけでは収まらなくなってしまうことにも。


過度なストレスを日々感じている方もおられるでしょう。
少なからず私も日々楽しく努力するというよりかは、
追い詰められた気持ちで必死に頑張る方です。


もっとマインドを利用した方がいいといわれますが、
とにかく前進していかねばという気持ちが前です。


それによりここちよいストレスを超えています。


ちょっと話は飛ぶようなのですが
「すべての病は気から!」という本を読んでいたら、
患者さんの四タイプ、治りやすいのは?
というところで、以下の順に従って病気は治りにくくなると語ります。


1.自分で治療法を徹底的に調べてくるタイプ
2.病気のことをすべて無視できる人
3.がんにかかったという現状を冷静に受け止めて、医者の指示に従って真面目に治療を受ける人
4.すべてに絶望してしまう人



この4つのパターンをみると、


1では自分で徹底的に治療法を調べるとは、
どのようにしてストレスを感じてきたかとかどのようなストレスであるか、
そしてどのような対処法があるかを自分が主体的に調べようとするのです。



これが一番治りがいい。


2ではストレスを感じて体がきつくなってくると、
働いていないときも労働時間の辛さを思い起こしては
自らの心をなえさせてしまう。
それで免疫機能や代謝に起きる問題をより深刻化させます。
だったら最初から働いてないときは仕事のことなんか一切気にしないよ、
ときっぱりと割りきってしまったほうが被害が少ないのです。


これが二番目に治りやすい。


3では医者の支持に従って真面目に治療を受ける人ですから、
どうしても主体的に自分のことの生活面に悪かった点などや
どう改善すればいいかが考えが至りづらい。
医者に病気を丸投げされても困ると、
この本の著者は医師でそういってますので。
自分のことで悪習慣があればそれを見つけて改善させること。


これが三番目に治りやすい。


4では病は気からですから悲観した考えでいれば、
気の病が最初の病をも上回ってしまいかねません。


これでは治るに治りにくい。



結果的に、
積極的に自らの力で自分を分析して省みる人が病にも強い。
そういったことなのでしょうね。