うつ病と頭蓋骨の動きの関係


うつ病について、長い間にわたって、
精神的な条件だけが原因だとされていた。


少なからず精神的に行き詰まるようなことがあって、
それが発展してうつ病になることも多くあります。


ですがドクター伊良部で精神科医が伊良部先生にうつ病の自説を申したとき、
脳の中の科学的作用により引き起こされているということを述べていました。
神経伝達物質のアンバランスや、ビタミン不足、そして酸性が強すぎたりなど。
それに遺伝的な素養にも関係があるのかもしれない。


うつ病の仕組みが研究されてきて
様々な原因が複数にわたり見つかってきたのですね。


そんななかうつ病になっている方の頭蓋骨を、
優れた施術者がチェックしてみると動きがほとんどないことがある。
そのような物理的なことを見つけられることも多い。


頭蓋骨は眼に見えないほど小さな収縮と膨張をしています。
一日にだいたい一万回ほど繰り返しているといわれています。
一般の方には、そのような微妙な動きは感じ取れないかもしれません。
ですが職人として施術をしているものの手は、
そのような些細な動きも感知しています。


その動きが問題が出てしまうとどうなるでしょうか。


脳脊髄液がうまく体の各所まで運べないようになる。
そうなれば頭部にたまった脳脊髄液が脳を圧迫します。
特に脳脊髄液は硬膜と大脳の隙間にありますから、
大脳部分を圧迫。
圧迫された脳部分には血流が悪化します。
そのため思考力なども低下するようです。


ちなみに頭蓋骨の動きが悪くなっているのと同期して、
仙骨の動きも悪くなっています。


ですのでこのような原因があるときには、
物理的に頭蓋骨や仙骨が動き出せるよう
調整をしする物理的なアプローチが
必要な方もおられるかもしれません。


頭蓋骨の動きを再度取り戻せるように出来れば、
体全身の神経がリラックスして機能できるよう
変わっていくこともあるでしょう。


こんな手技療法の利用の仕方もあるんですよね。