パーソナルレッスンとグループレッスンの選び方

『パーソナルレッスンとグループレッスンのどちらがいいか?』
そのような質問を受けたことがあります。


ケースバイケースですが、
もし短期間に成果を得たいならパーソナルレッスンに、
費用を押さえつつ参加者同士の動きを観察したいならグループレッスンに。


そのような回答をすることが多いですね。


太極拳を習うにも
バレエのレッスンを受けるにも
パーソナルレッスンとグループレッスンを比較すれば、
単位時間あたりに得られる密度の違いが出てくると思います。


たとえば太極拳のレッスンではどうでしょう。
私が個人的に知っているところでは次のような感じです。


グループレッスンでは60分2000円。
パーソナルレッスンでは30分6000円。


グループレッスンのほうが学べる時間がパーソナルレッスンの二倍で、
費用は三分の一。
だからお得のような感じがしてしまいます。
ですが参加者のレベルの違いがあるため平均をとるようにして、
自分はもう知っていることを学ばされることに時間を使ったり、
自分には皆目見当がつかないような高いレベルを教えられちんぷんかんぷん。


学習者によってはムリやムダやムラがあるんです。


パーソナルレッスンは費用は3倍高いし時間も短い。
ですが先生を独り占めできて
自分にあったカスタマイズレッスンをしていただける。
よい先生のときはそんな可能性があるのです。
学習者の状態をみることができるから、
あなたは次はこのことを学ぶべきです、
なんていうことをアドバイスできます。


パーソナルレッスンでは学習者にムリやムダやムラが減るのです。


人生において、
お金のセーブも大切ですが、
時間のセーブのほうがもっと大切。
そう考えればパーソナルレッスンの選択肢の意義が見えてきます。


私も施術中に体の使い方を伝えるとき、
その方の主要筋の使い分けや精密さや、
関節の意識をキープした骨格の並びや、
運動の法則を捉えている状況などをみています。


お伝えすることを3つ程度までと小出しにしつつ伝えていて、
それが次回にこなせているようであれば次に進めていきます。
欲張って多く伝えすぎて高いプレッシャーをかけ拒絶される、
そのようなことがないようにしていこうと考えてます。
(ただ3つ程度でもそれなりのプレッシャーはかかります^-^;)



下地が整っていないのに難しいことを上乗せして言葉を伝えることも
先に動き方の質的なものを理解してほしいときはあるので行ないます。
それはいずれやってくる体や動きの感覚のイメージが整ったとき
「いつかそれって聞いたことある話だよね」というように
再度聞いたことは親しみを込めて聞き入れやすく定着しなるための仕込み。
そのような仕込み作業をして完成に持ち込もうとする計算も、
パーソナルレッスン状態だとしやすくなります。


それは各人の状況が大きく差異がありますから、
今のあなたにはこれを分かっていただけるはず、
と個別に体の状況や体の感性に合わせて
違うことを述べるようになります。


私はグループレッスンはしたことがないため、
ひとりひとりを深く観るのは慣れていますが、
グループ全体の掌握をして、
その方々に教えていく軸を割り出していくというスキルはありません。
今の私にはわからない高度な編集能力であろうと思います。
いきなり多くの方々を前にしてアドバイスをといわれれば、
私は間違いなく、顔面蒼白してパニックを起こします。
編集能力がなさすぎですね。^-^;



ちなみにうちの奥様の話で恐縮ですが、
カンパニーハーツでもパーソナルレッスンを受け、
バレエはグループレッスン。


カンパニーハーツで高度なバレエの基礎を学び、
バレエスタジオでは他の方々の動きを観察したいし、
それ以上に楽しく踊りたいという場としての位置づけ。


というように使い分けているようです。


パーソナルレッスンとグループレッスンの選択は
自分の最終目的を問うていれば
これしかないっていうものがみえてくるのかもしれません。