成長曲線を押し上げるには。。

昨日、うちの奥さんがカンパニーハーツの個人レッスンに。


カンパニーハーツとは、
簡単に説明すると体の合理的な動かし方を、
おそらく稀有な視点で切り取ってそれを伝えてくれるスタジオ。


カンパニーハーツでは
教える方は常に勉強をし続けて進化していく。
その重要なところを惜しみなく伝えてくれる。



カンパニーハーツには一般の方も通っている。
だが著名なアスリートや俳優、そしてダンサーなども通う。
ダンスをしている人と言っても教室の先生が通っていることも多い。
そのような方々のニーズにもあうような内容だということです。
知る人ぞ知るというところで、かなりレベルが高い。


そしてシルク・ドゥ・ソレイユの女性団員の方が
うちの奥様のレッスンの見学にたまたま来ていた。


いつも以上に東出先生のレッスンが厳しかったそうだ。


個人レッスンなものでいつも見学者がいない(気楽さ)。
シルク・ドゥ・ソレイユの団員さんだから、
相応に体の動かし方には精通しているだろう。
自分のレッスンを観ても参考になるのだろうか?という想いのまま、
レッスンを受けてきていつも以上に疲れたといっていました。
レッスンを受けるときにじーっと見つめられるようだと緊張するのだろう。

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体の使い方を考察していくときに。
視野を広く鳥瞰図的に観察したり、
ピンポイントに絞ってフォーカスを当てたり。
様々な視点を増やしつつ体を分析していく必要がある。


体を観察する見方にもコツのようなものがあります。
どこに着目すべきか。
解剖生理学を構造的な眼で見つめれば、
おそらくこんな感じだろうということがみえてくる。
これもまた部分的な構成要素のひとつでしかないが、
ここが抜けてみていたのでは人が知ることができる
物理現象に則した知識をみすみす欠いてしまう。


ここは動きを極めようとすれば、
最低限の学ぶべき教義でしょう。
ハードルは高いですが、
一度きっちり学べば応用が効く。


自らがそのような複眼で体を観ることができなければ、
高度な体の使い方を教えていただくも消化不良となる。


そうなると教えられる方も必死についていかなければ対応できない。


受け取る側の受け取る姿勢が試されるようなものだろう。


私は、体の使い方については個人的に施術や武術等から
人体の構造を読みといてこうとしています。
レベルの高い情報が多量に脳に雪崩れ込むと、
自分のペースが乱される。
遅いペースに終始しつつも、
マイペースにかっちりと基礎を固めて進んでいます。


ですが斉藤ひとりさんがいいます。
「謙虚な心を持てば、他人からも多くを学んで自分の目方を増やせるんだよ」と。



ボディワイズにお越しいただいているお客様にも、
複数のバレエの先生にレッスンをしていただいて
自分の理想を追求していますといった方もおられます。


そのような皆様やうちの奥さんのほうが、
私よりも成長が早いのかもしれませんね。
密かに負けないようにと思うこの頃です。