原因になる可能性は狭めすぎないほうがいい

視力をよくしたいんですよね、と以前お客様がおっしゃっておられました。


先だってお客様が便秘がちであったら美容にもよくないということで、
多少強めの緩下剤を服用したといいます。


「カフェコロンやスリムドカンなども試したことがあるが、
それらは私には弱くて効果が感じられなかった」そうです。


それゆえに服用直後は驚きのことでした。


詳細は省きますにして、
肌がきれいにというのもありますが、
それ以上に気がついた大きな成果があったそうです。


視力がいきなり改善したといいます。
そのお客様の目がよくなった背景にある仕組はよくわかりません。


月日と共に酸化を強めていく老廃物を排泄することができれば、
そちらから生じる毒素を肝臓で分解させるような必要性が低下。
肝臓機能が過度に活躍して過労になりますと、
肝臓の疲労が視力の低下を生むことになりますから。
内臓に貯めた老廃物による悪しきサイクルが、
いったんリセットされたということが良い影響を与えたのかもしれません。


視力をあげたくてレーシックを考えていたが必要がなくなりましたといいます。
それは実に幸運なことです。


視力の改善のために、
動体視力を良くするようなことをする。
たとえば速読の練習をしているときに
眼球を素早く動かす練習をしていて視力を改善させた人もいました。


整体的には、
『身体均整法』という本をみますと
目は頚椎の1〜4、胸椎5,10、腰椎1,2などに関係しているという。


特に頚椎部分は直接的な脊髄神経が目に伸びる部分の問題があるだろう。
脊椎の可動を正常にさせて椎間板の詰まりをゆるめ、
椎間孔を狭めるような問題を起こさないようにすることは大切ですね。


該当する脊椎部分の可動の不具合を改善するような体操や
脊椎矯正などが必要となるのでしょう。


それに他のオステオパシー関係の書籍を参照すれば、
蝶形骨大翼と上顎骨や前頭骨の問題が生じれば目に影響が出るそうです。


もしそのような問題があれば、
こちらは頭蓋骨部分というミリ単位の難易度の高い微調整が必要です。
適切な施術を受けるようにしたいところです。


たとえば目を良くする健康食品を摂取しているのにぜんぜんドライアイが
改善しないっていっていた方が、
ずいぶんおおきく蝶形骨大翼と関連部分がずれていた。
それを改善させたら、完全ではないが耐え難い苦痛からは解放されたという。


目の使い過ぎであったり、
他にも様々ないくつもの視力を低下させる条件があるのです。


複眼的に自分の状態に思い当たるような可能性を見つけていただき
いくつかの方法を試してみるとよいのでしょうね。
原因があって結果が生じるものですから。
最初から原因を特定し過ぎると、
他に原因があるのに気づけなくなります。