顕著な低血糖症の症状を訴える人の報告では、
神経質、極度な疲労、めまい、欝、消化不良、忘却、不眠症、常時不安、
心臓の動悸、筋の痛み、その他、実に多くを訴える。
低血糖に関連する筋肉というものがあります。
アプライドキネシオロジーの筋肉の見方です。
まず最初に、
低血糖はインシュリン分泌に問題があることを知っていれば、
すい臓や副腎に関連する筋肉を割り出すことと判断します。
するとたとえば、
広背筋。
こちらは「すい臓」に関係する筋肉です。
他の症状として糖尿病や高インシュリン分泌症などにも関連します。
縫工筋、ひらめ筋、腓腹筋。
こちらは「副腎」に関係する筋肉です。
他の症状としてアレルギーや喘息、情緒や精神疲労、朝の疲れなどにも関連します。
おもしろいな〜と思うのは、
広背筋は背中にある筋肉で、
縫工筋、ひらめ筋、腓腹筋は足にある筋肉ということ。
位置的にずいぶんかけ離れている筋肉ですよね。
広背筋がすい臓に関係している筋肉に属していることや、
縫工筋、ひらめ筋、腓腹筋が副腎に関係している筋肉に属していることを知らなければ、
いったいなにをチェックしてるのと、
変な視線を飛ばされることでしょう。
意外にほかのケースでも位置的にずいぶんかけ離れている筋肉がそれを調べるための
筋肉群のひとつだったりするわけです。
症状の診断の一切につきましては、
医師免許を持つものしかしてはならない法律があります。
そのために私どもが下記の筋肉をチェックする意義は、
お客様に何かを伝えることは絶対にしてはなりません。
施術をするときにどうすべきかを考慮するための
私個人の考慮する参考にさせていただくというものです。
ただもし上述のような筋肉の関連について調べたい先生がおられましたならば、
図説AKのテクニック(エンタプライズ/脇山得行D・C著)などをご覧になるとよいでしょう。
体って意外なほどシステマチックになってるんだなって、
人体の見方の切り取り方を変えると興味がわきますよね。