スポーツ選手たちの施術対応と一般の方々の対応との差とは

ときどき聞かれることがあります。

「プロのスポーツ選手をしている人の施術は難しいのでしょう」
というようなことです。


実際には、プロのスポーツ選手達の体は、
多くは柔軟性に富んだ部位に占められる。


ガチガチの筋肉の柔軟性がない人は、
もともとプロのスポーツ選手にはなれないんです。


そのような筋膜をリリースするのはたやすいのです。


見立てをしっかりしておけば、
結果が出やすいのも特徴的で。


どちらかといえば、
一般の方々で体の筋肉の硬化が強い方とくられべれば
遥かに安全で安定的にケアできるので対処が楽なことが多い。


プロでバレエダンサーをしているという人でも、
結局は体の筋肉が柔軟性があるから
敏感に体の負担がかかる部位からの発痛物質が出ているのに気づけるから。


筋肉の柔軟性が悪化していれば発痛物質が出ていても、
血行が悪くて酸欠になっているため痛みを感じる神経が働きが鈍る。
神経の麻痺が症状として痛みが感じられていないので、
本人的に辛くないように錯覚しているだけです。


それがプロのスポーツ選手をしている方々は、
発痛物質がちょっと出ただけでも神経が敏感。
だから健康状態がいいのに痛くてたまらない。


なので両者の潜在しているリスク差は大きい。

ですのでスポーツ選手達のほうがずっと施術が難しいんじゃないかといわれる方はいますが、
多くの場合は私どもの感じる施術をする側の負担はスポーツ選手達のほうが断然に楽です。
少なくとも私はそう感じています。

一般の方々を立派に対応できるという方がはるかに誇れます。