子宮筋腫と自律神経の関連性は?

昨日の施術のときに、
子宮筋腫について、どうすれば改善させることができるだろうかと考えていた。


40代の半ばに入り大きな筋腫があるときに、
大きな筋腫があるときに注意が必要といいます。


お客様に聞いてみると、
知人が2名ほど年齢的な問題と子宮筋腫は再発してしまうこともよくあるため、
子宮筋腫のみを切除するような手術ではなく、子宮自体を切除する手術を選ぶ。


そのようなことがあるんですよ、と教えていただきました。

それにより手術を受けた女性は、
精神的にも肉体的にも大きな負担を感じられることとお察しします。


なぜ子宮筋腫ができるかが、
まだ解明がされつくされていない時代です。
どうにか、ならないものだろうかと思います。。。



自律神経が臓器に影響をあたえることは知られています。


交感神経が優位になりすぎますと、子宮は収縮する。
そのときに強い収縮をすることにより血行の悪化が。


また他の臓器で交感神経が優位すぎればどうなるか。


心臓は早く鼓動をし、冠状動脈は拡張する。
血圧は上昇する。
胃腸は働きが押さえ気味となり、消化機能が減退。
腺分泌は低下する。
体温は上昇。
物質代謝は亢進する。


このようにずらずらと交感神経について並びましたが、
実はひとつの考えを進めなければならないことがあるように思えます。


たとえば、
胃腸が動きが減退していては栄養素を体の中に取り込めない。
栄養素を不足した分は、今まで蓄積してある体内の備蓄を消費して対応するしかない。
エネルギー不足が問題になることと、
体のパーツを構成させる建材が少なくなるという意味があるため、
体の中のコラーゲン生成がしづらくなる。
これではいくら物質代謝を頑張ってしていこうと努めても、
代謝させるべきものを作れていない状況で頑張るだけです。



そしてある程度はまだ体内の備蓄した栄養素を利用して頑張れるならば、
心臓が激しく打って冠状動脈は拡張することで体内の栄養素をまわせても、
時期に心臓の筋肉というも強力な筋力を誇る筋肉も疲れだす。
それにより一時期は血圧の上昇をしていたものの、
それがかえって胸郭の前後の幅が狭い方の時は特に心臓を物理的に
自らの胸椎と胸骨で押さえつけていて働きのしづらさがありまして
低血圧という状態へと移行するか進行するときもあるようです。


それに腺分泌が低下してしまえば、
自律神経全体のバランスをコントロールできづらくなります。
それが女性ホルモンなどの状態にも良い影響を与えなくなるでしょう。


そのようなことを考慮すれば、
自律神経系的なアプローチでは、
できるだけ自律神経の興奮した状態を和らげることも大切。


そのように考えることもできるでしょう。


多くの場合、自律神経の興奮した状態が続くときには、
感情をリセットしていくことが有効なときもあります。


交感神経が優位になる必要があるときとは、
野生動物の場合には、獲物を襲って食べるとき、
獰猛な熊などがいきなり出てきてにげだすとき。


一目散に逃げるか、それとも危険を恐れずに戦うか。


そのようなときに、一時的に鼓動を早くして体内のエネルギーを爆発的に消費させてる。
それで対応するような緊急事態のときに起こるモードです。


昔の時代は、
この逃げるか戦うかは、
今の時代よりもシンプルだったのかもしれません。


獲物を襲って捕獲したり、捕食動物から逃げられれば、
それで交感神経が優位な状態から、
エネルギーを蓄積し増やせる副交感神経にモードが自動的に戻ります。


それが、
現代社会では、
ストレスと感じられるものとの対応では、
状況が昔とは変わってきておりますよね。


上司と部下の人間関係、
職を得られるかどうかのリストラ策、
オーバーワークによる疲労蓄積による慢性疲労症候群
健康面での将来不安、
家族や家庭内の問題、
老後問題、


それらは昔の食うか食われるかのようなところからは
いまは終わりが明確ではなくて、
いつまでも長期間にわたり引きずるような問題へ移行してきてしまった。


このような点と、
もともと子宮は生理のときや性交時、妊娠中などに活発に動きます。
ただそのとき以外では血液をそこに多く送り込む必要がありません。


消化器ならご飯を食べれば、その都度、活躍します。
血液が多く送り込まれてくる。
それで臓器が温まって、
接触する他臓器との癒着や溝からの臓器の変異変質が起こらないようになります。


ただ生殖器の場合には、
消化器ほどの頻繁な活躍がないため、
もともと交感神経が優位な状態すぎると、
この部分の臓器には問題が起こりやすいようです。


大変に血流よく代謝の良い人は、
体の全体に流れるような血液量のスムースさに支えられ、
子宮にも血液が一定量流れてくれるようになっている。
それが日頃から体全体の血流が滞りがちでしたら、
もっとも日頃使わないような子宮という臓器には
血液を回す量は二の次三の次。
緊急的に必要な他臓器のほうに送られるのが先です。
そしてそこで余ったものが、
平素のときは子宮にまで流れることになります。



ちなみに整体的には
子宮に問題があるときには、
頭蓋骨・骨盤、腰椎5番のズレや歪みを調整する。



どのようにして血流をうまく子宮まで送れるようになるかという内臓の柔らかさを取り戻し
前屈したり後屈したりしているならばそれを正していって、
子宮内部の血管を曲げて流れを抑止させないようにする。
もちろん全身の血流を促進させられるようにと、
各関節にあるしこりや関節のずれなどによる血流を抑制させている部分をリセットして、
代謝を促進させることが、子宮のなかを流れる血液量の状況を好転させるはずでしょう。
そこまで深く手を入れてケアしておくようにしたいと思います。


その他に漢方やエクササイズなど、
いろいろなアプローチ方法はあると思います。


ただこのような部分を調整しただけでは、
大きな問題解決にはならないだろうと、
体験的に感じられてなりません。


感情が体に及ぼす影響が、
子宮には大きいように思います。


一筋縄ではいかないと思います。




私どもの施術をお受けいただけました女性のお客様に
子宮筋腫がかなり大きくて医師から手術を勧められていた方がいました。
子宮筋腫ため相当な痛みなども生理のときにでてしまっていましたが、
極力手術は避けたい。


だが子宮筋腫のような、体内にある女性器がいったん出血すると、
止血がすることも難しく、重篤な身体ダメージが与えられてしまう。


そのような恐れとの戦いでしたのでしょう。


運良く、いつのまにやら子宮筋腫の大きさは、手術をしなくてもよいまで縮小してくれました。
それにより医師も現状では手術は必要なく経過を観察しましょうとなり、
一安心でした。


ときどき子宮筋腫に関しましては、
大きかった筋腫が縮小するようなこともあるといいます。


実際はどのようなことで、
そのような好転した現象が起きたかは、
いろいろな体に良いものを食べて、施術を受けて、医師からの薬も服用して、
ということですからなかなか特定することはできません。


ですが、
「手術をしたがっている先生が、驚いたように、
もう施術をしなくていいっていっていて。
子宮筋腫が見つかってすぐに手術をしていたらと考えると、
私の場合はそうしなくてよかったのかしら」
とうれしそうにおっしゃっていました。


本当に私もうれしかった。
泣けてくるほど。^-^)




様々なストレッサーから
行き詰まり感から抜け出せない、
そのようななかでも
どうしたら自分に自信を持っていきられるか。
そして自分を楽しませて、相手をい楽しませて暮らせる方法をみつけ、
新しい自分を発見していけるか。


そして自分の望ましい状態を手に入れられたときに、
状況が明るく転化していくでしょう。





そうなれるよう、
じっくり観察して、手がかりを探していく。


そういっちゃうと精神論的なもんでしかないのですが、
人は感情により進化してきて、
感情により振り回されます。


きっと仏教などもそのような感情をどうとらえて、
振り回されずに生きていけるかの方法を教えるものなのでしょうから。