施術ではありませんが、子宮動脈塞栓術について

子宮筋腫に悩まされる女性の割合が増えてきているそうです。
ネットで子宮筋腫の発症率はと調べてみると、
数年前のページでしたが、
四人に一人の割合と書かれていました。



数日前に教えていただいたのですが、
子宮動脈塞栓術』という手術での対処があるそうです。
私は話をお伺いするまで、知りませんでした。


足の動脈から細いケーブルを入れ、
子宮動脈まで辿り着かせてそこで子宮に流れ込む動脈の血液を止める。
それにより子宮筋腫の栄養源である血流が止まることで
筋腫が小さくなるという仕組みだそうです。


手術ではあるが比較的、患者様に負担が少ないといいます。
厳密にいうと、


【長所】
手術治療に比較して入院期間が短く、低侵襲である。


【短所】
有効性は確立していない。
再発の危険性がある。
放射線の透視下に行うので、少量だが被曝する。
稀に術後の感染、出血、卵巣機能不全がおこる危険性がある。



たとえばホームページを幾つか観たのですが、
東北労災病院の該当ページがわかりやすかったです。
http://www.tohokuh.rofuku.go.jp/patient/special/uae/
関心がある方は参考にしてみてください。
他にも多々、その治療をしているところもあるので、
検索してみるといいでしょう。

実際に見ていただくと、
健康保険の適用ではないとホームページでは書かれています。


自己負担が30万円以上にもなれば、家計にかなり響きます。


ただ、先日、調べられた方からお聞きすると、
ついぞ3月から保険適応手術として認められたといいます。
そして調べてみると、
子宮筋腫塞栓に使用される『エンボスフィア』が保険適応となりUAEは保険適応となりました。
とのこと。
『エンボスフィア』とはどんなものかというと下記がYoutube映像。
http://youtu.be/4iNTs3twTwU


費用面も気になりますが、他にも。。。
ネット上で調べているだけなので詳細はお医者様に問い合わせて欲しいのですが、
こちらの治療をして妊娠が後にできなくなるかどうか大きな関心事項になります。
そのようなところは、まだ、実施例が多くなくデータが揃っていないためなのか、
大丈夫だろうというところと、困難になるというところで別れるそうです。


ですが子宮の摘出手術を受けるよりも、
肉体的、心理的に負担が少なくてすむ。


そのような可能性ある治療法が保険適用になるのはうれしいことですよね。


実際は、子宮筋腫治療が必要な状況になっている場合は、
子宮筋腫部分のみが問題があるわけではなく、
その周囲の臓器などにも圧迫等の負担からくる影響がある。


そのこと腹部の数枚のはMRI映像をご覧いただくと腹腔内部の様子がわかってくると思います。


ですからより広く考えれば骨盤の前傾を改善させていくことや、
他にも様々な対処も必要と思います。



ですが少なからず有益な医学的治療法が控えているというのは、
心強い話であるのは間違いありません。