腱や靭帯のリリースを勧める治療院が増えてきてる実感

斎藤一人氏の『斎藤一人 お金に愛される315の教え』本を読むと、


商売がすごくラクなのは、
真似ができるから


人それぞれ違って当たり前。
商売するにも、どのやり方がいいか、やってみなければわからない。
やってみて成功したやり方があれば、みんなでそれを真似すればいい。
商売がすごくラクなのは、真似ができるからなんです。』




どこかの商店は潰れるが、
どこぞの商店は繁盛する。


自分のお店が潰れそうなら、
潰れるのを手をこまねいているものではない。


ただそんな繁盛店のなかでもコンビニのお惣菜パンなどは、
十分なパン職人としての人的強さを持てるにもかかわらず、
最近のトレンドになっているパンを企画部が買い込み試食。


そうして一番、「これは、確実に売れるだろう」
といった消費者が手にしたゴールに近い結果を生むものに、
一気に巨額投資をするわけだから負けることは滅多にない。


二人「じゃんけんぽん」とともに手の内を出すかと思えば
先に出したものがパーならば、じゃ、チョキしか出せない。
考えててみると、ずるいな、と怒られそうな
後出しジャンケン」です。
でもそうやって人気のラーメン屋さんとコラボしてといい、
一番美味しい旬の商品に便乗して巨利を得ていこうとする。
経済的な優位な巨人ほど、これをしているから始末が悪い。。。



でも、マーケティングを学べばそうなっていくのでしょう。
少しさみしい気持もしますが。



だから自分のスタイルを貫いていることも大切ですが、
商品を開発することだけではなく、
店での接客や店舗内装、開店時間、
他さまざまな人気店が人気店であるがゆえの強みについて、
分析して真似られるところは真似るというのが商売の鉄則。



同業他社の動向を調査し分析する姿勢があれば、
どの手を出せばいいか勝つ確率を高められます。




整体等の業界についても言えることです。


ただ、ここ一年間ぐらい、
私は、まったく他の整体院等のページを、
そのような目で、観ていなかったのです。


そこは勝ちパターンを知らずに
運営に関して迷いと不安に転じ、
勢いを失速させるようなことで。


少し反省をしてみて、他の施術院のホームページを見てみた。


すると、いくつか、興味深い傾向を読み取ることができた。


以前、私がこちらのブログで、


腱・靭帯をリリースするのは非常に効率がいい。成果が確実にでるし速攻もある



といった内容のかきかたをしていた記憶がある。


そのような点を売りにしておられる他のお店のホームページ。
参照させていただくと、
相当な強気な押しあるトークで、
費用に関する価格帯も平均以上かと思えるところが多かった。


腱や靭帯は上質なリリースポイントですから、
そこへのアプローチをされることで、
何年も困っていた慢性腰痛や肩こり等が改善することも。
姿勢も良くなりますし。
普通に、うれしいことがおこります。
やり方が巧みであれば、
相当長い間良好な影響を維持させることもできます。



なので、そこに多くの方々が着目して押していくだろうなとは思いました。
成果が高いだけ高額な費用がいただけるようにということも起きるだろうなと。
悩みを解消するためにはという分野で、体のつらさは厳しい悩みのひとつです。
そうなると公言した通りの成果が送り出すことができれば、
生活の中に気がかりであった体のつらい張り等が改善して、
ひとごこちつけるのは貴重なことですから。


私が体がつらくて困っている様子にあれば、
高額でもお支払いできる範囲ならばと思う。


筋肉の筋繊維部分に関わるダメージは回復力に富んでいて再生しやすいが、
腱や靭帯がそこまでは自動的な再生が起きないで一生ものではないかとの、
微妙な自分自身の人体実験で見えてきたゆえに、
費用対効果を押してお勧めできるようにもなる。




でも、できれば腱や靭帯がリリースポイントだと気づかれて、
そのような専門分野の資料点数が増えれば、どうなるだろう。


多くの施術家がそれを普通に取り入れていくため、
市場原理の供給と需要のバランスが整えられます。
それで高額な施術料金を払わなくてもいいほどに、
価格帯がこなれてくることもあるのだろうと思う。


それでいいんだと、私はそうなることを願っています。




ただ運動神経系で脳が動き方の規定を持つため、
長年繰り返した腰痛になる動きのパターン等が
そこが変わってないならば、またかつての状態。
つまり体の恒常性が記憶合金が戻るかのように
慣れた姿勢や動き方でかつてのダメージを復活。


そこに着地しようとするのが人間のシステムで、
それを抑えて改良していかなければ
良好な状態が定着はしにくい傾向に。
そこが私の動き方の所作や姿勢や、、、というところですが。
(すいません、自分押しをしてしまいました ^-^;)




実際に、筋膜という膜は白っぽいコラーゲン質で出来ていて、
腱や靭帯とは筋膜の膜組織が寄り集まってできた特殊器官だ。
私の考えで行けば、
筋膜という分野に腱や靭帯の存在は包含されていると見てる。


だから筋膜をリリースするというのは、腱や靭帯を解く意味。


そうやって研究してみると、
筋肉の赤みのある部分が張りを感じられるからと、
そのような患部を緩めるよりも筋肉の端っこにある腱を解く。


そうするとさっくりと患部が緩む。


それはプロで真摯に研究なさっておられる方々は、
どなたも気づくこと。
つまり緊急のような、
急性の腰痛、ギックリ腰とかなったときには、
患部が痛いからそこで緩ませようなどとは考えず、
関連筋や手足の指先や頭皮の硬さなどから解きます。


痛い炎症が起きている部分を触れば、
確実に悪くなるし、その状態を放置すれば、
確実に体が歪んだ状態を記憶して深層筋に刻まれる。
そのようにならないための操作を、
それとなく入れておくようにする。


その操作をするときも関連筋で痛みがないところの余裕を増し、
炎症ある筋の腱部分ではさほど痛くないところがあるときには
その一本の筋肉の両端にある腱部分を穏やかな触手で触れると
その消炎効果が見込まれるなど。


そういったときも腱などは強く圧をかけなくても成果が出せる。



一般の方では想像を越えるようなプロの技が表現しやすいので。
ちょっとしたマジックのように思わせるようなノウハウもある。



そういえば、
世の中では、


『腱引き療法』という関係の本が出ていたのも腱を扱った療法。


オステオパシーの、
『靭帯性関節ストレイン』なども靭帯および腱をリリースする。

(GoogleBooksで、こちらの本のかなりのページ数が読める。短縮URLにしました → http://p.tl/LJE4 )




また、視点を広げれば、
私には
『ボーウェンテクニック』のような極々微弱圧で体を神業のごとく整える技も、
解剖学的知識を持ったものがその技をみれば狙っている腱や靭帯の存在を感じ
そちらに気を通し電気的な錯綜した状態から抜けださせる操作をしているよう。


外の療法のなかにも、
靭帯や腱を有効なアプローチポイントと注視して、
技を決めているものもあるように感じます。



世の中では、
ブームのようにその腱や靭帯が押され始めるだろうなと思っていたが、
ネット上での調べだけですがもうそうなってきているんですね。


近々に、多くの施術家がイチ押し文のキャッチフレーズやキャッチコピーに、
そのような文言を含ませていくケースが増えていくことでしょう。



たとえば、ムーブメントにより体をリリースするシステムを得たものも、
腱や靭帯が固まれば関節が詰まりだして動きを抑制させる傾向を知って、
とってもわかりやすく、ゆるゆるに、、という指導をする方々もいます。
それにボーウェンテクニック関係のYoutube映像で、動き方の指導をし、
それが体のシンメトリーを調える質のいいものでした。
つまりすでに腱や靭帯などを含む筋膜を緩め、
それを維持させ発展させるための措置をとる。
それが自然の流れでしょう。



筋肉は最初からタンパク質で出来ていて、
二の腕の裏側のちょいと”たぷたぷッ”としたような部位の触り心地。
自分の体の腰の筋肉が硬いとか臀部や首が硬いと思っていたとしても、
本体の筋肉は二の腕の裏のタプタプさんたちと同じ程の硬さと思ってくださいね。
相当固いなという人も、内側を見れば。
筋膜の膜組織の硬化緊張や筋肉を緊張させたままでいるようにと強いる神経の伝達ミスが原因。

筋繊維たちは、そうであっても、二の腕の裏側のタプタプさんたちのままですから。
そのようにイメージを分けて考えておかないといけないんです。


器質的に深層筋の筋膜が内部の筋の体液を貯められなくするほどなら、
本当に芯まで固まった状態です。


それならば私どもが出て行って解かせていただいたほうが、
費用対効果で生活する時間帯価値を上げようという意味で
メリットがあるでしょう。


腱や靭帯がどうやって活かして動かせばいいのかといった、
生理学上のノウハウに気づいたら、、、。
それで実はバレエも上達するはず、武術も型が決まりだし、
合気も効きがよくなってくるはず。



体の内側の容積をせせこましくすることのない腱の張り。
骨と骨の関節の最適な滑りのよく機能する角度や力感を知り、
それにより傷まず最高機能をし続ける靭帯たち。
筋肉がムダにパワーを発揮しなくても要領を得られた力の発し方を、
体は巧みに腱や靭帯を活かす動きを取り入れて発達していったのです。


これが実践できればアンチエイジングの究極と私は思います。
もちろん適度な睡眠も食事も運動だって必要で、
その上にプラスしていく技術だということです。




そして本来は、誰もがそのような、腱や靭帯の有益操作を
体の動かし方や姿勢の整えられたパターンを身に付ければ、
できちゃっていたはずではないか。




江戸時代以前では、そのようなことであったはずと推測し、
そうなっていってくれればすばらしいと夢を持っています。