強烈な筋膜の癒着を私がイメージすると、どのような喩え話になったか

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新たに予約順番待ちをなさっておられる方が、
施術をお受けいただくことになりました。


感謝いたしております!!


私と同業者の整体をなさっておられる先生です。
20年にも及び、前傾状態でお客様に接されていて、
日頃、ご自身でもメンテナンスをなさっておられますが、
蓄積していかれた筋膜の癒着の量は相当なものであって。


それを押して日頃頑張ってお仕事をなさっておられる方に、
同志のような感情をいだきました。


私も驚くほどの遠方からお見えになられたので、
年に2〜3回通うのがようやくのところでしょう。
気持ち的に少ない回数でどうにかせねばなりません。


ただ、、、照顧脚下ですから、
その人の立ち位置から第一歩を始めるしかなくて。
急いてはことを仕損じる。


まずは一般の方にはあまり語らない内容での
筋膜の癒着があることのデメリットの表現で語りました。


以下の文章。
あまり気分のいいたとえ話題を出せなくて、申し訳ありません。


ここからが、私が同業者のお客様に語った内容の抜粋と一部修正編です。



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私の知り合いの家での話です。


ねずみを捕獲するための粘着シート。
そちらを天井裏に仕掛けられたそうです。


やがて、
ねずみが捕獲され死に絶えていた。
数日も経過して、傷んできている。

そして臭気が気になって仕方ない。



確かに粘着シートを仕掛けたから、
そこにねずみがかかっているはず。
だから悪臭が来ているのはわかる。


だが、
天井裏に仕掛け取り出しづらくて、
なんとなく放置してしまっている。


そして気分が悪くなるほどになり、
そちらの家人は重い腰を上げた。


消臭剤を買ってこよう!」と。


なんだか、おかしい話ですよね。


でも悩みに悩んだ挙句に、
アマゾン・ドットコムで、
まじまじと消臭剤を物色。


強力な無香空間あたりを購入し、
それを仕掛ければ匂いは減るし、
気になりづらくなるでしょうね。


でも気分がイイわけはないです。


ずっとお亡くなりになられたねずみと暮らし続けるのですから。


結局は勇気を振り絞った家人の男衆が、
天井裏に潜り込んでねずみさんを観た。


「やっぱりいたのか・・・」
奥さんに言われたとおりでした。


それからは、惨憺たる格闘の末、
涙ながらに回収することに成功。


悪臭の根本が消えてくれました。
無香空間はもういらないですね。


ここまで来てようやく冷静になって、
なんで無香空間でごまかそうとしたのだろうか・・・。
と、自分がしていた愚行にあきれ果てたといいます。


無香空間でごまかしていたとしても、
やがてはさらに悲惨なことが起きる。


そうならないようにする唯一の方法。
それを実践するしかなかったのです。


それには問題の根本を探しだす嗅覚、
対処する実行力が必要ですね。



気持ちのいい例えではありませんでしたが、、、。


このようなことを私が施術者レベルの人に説明するときの例えにすることがあります。



人体の内部に筋膜の癒着が進んでいる人は、
その周囲は血行が悪化しているはずですが。
同時にリンパ液や体液の循環も阻害されて、
新たなリンパ液や体液が届きづらくなって
古く酸化したリンパ液や体液が廃液されずに停滞している。


そのようなときのことを、
私が一般の方へ語るときは、
通常は太い幹を持つ大木が細いツタ植物が絡みついて
樹液循環が阻害されて死滅するというイメージですと。
大切な血管やリンパ管を圧迫されて起きる不具合を伝えます。
立派な大木でさえ、
一本のツタにやられて枯れることは、
自然界でもしばしばみられる光景だ。


それと同様なことが人体内部に起きていては、
問題がありますよねということを説明します。


そのようなイメージには、
清濁併せ呑むところの濁の様子は意識できず。
静かに枯れゆく姿を想像することでしょう。


ですが実際はそのような静的なイメージとはかけ離れ、
清濁併せ呑む濁った濁流の罠にハマった状態そのもの。
そしてねずみ取りの粘着シートで起きていることとは、
私には寸分たがわぬことが起きていると思えています。
老廃物と化した物質が体内に多く滞りがちになります。


体が酸化していく。
錆びて老化していくのです。
つまり着実にそちらを取り除かなければ、
そのようなものの量は増えていくのです。


酸化した体からは、
独特な匂いがでてきますので、
私はタバコを吸ったりや臭いの強い食べ物等を
施術前には摂取することはありません。
錆びた状態の体からは独特な匂いがでています。
そちらを嗅ぎ分けて体の内部情報を得ています。


これが私がねずもとりのイメージにフィットし、
なるほどと腑に落ちたたとえになった起源です。 ^-^


余談ですが私には、
人の関節の可動域や、
動作パターンの問題から、
筋膜の癒着が今後も進行する根を感じ取ります。


一度、きつい筋膜の癒着ができてしまうならば、
それはのちのちまで後を絶たない悪影響を継続。
そのような厄介な性質を知っていれば、
根本にまで立ち返って対処したくなる。


私ならば、そう考えます。
そうしたほうが、幸せになれます。
私は根本にまで立ち返るべきだと信念をもって仕事をしています。



なので、、、
たとえば手の届きにくいところに仕掛けた罠のような天井裏のものの処理方法は?
どのような対処方法を選択すればいいのでしょう。


ねずみの粘着シートを回収する例えで続ければ、
すでに悪臭が立ち込める天井裏で、そしてねずみの死骸があって嫌なものだとしても。。。
手間を惜しまずに、天井の裏側までよじ登り回収して粘着シートごと処分するのがベストでしょう。


勇気を出し、
そうするしかないんじゃないでしょうか?


私ならば、できるだけ早く、そのようにしたいです。
それを放置しておけば、他のねずみがやってきます。
ハエなど大変なことになる前が動くタイミングです。


この場合の「他のねずみがやってくる」というのは、
ひとつの筋膜の癒着が強固になると、
他の部位に癒着を創りだす作業を遂行するということです。


「ハエなど大変なことがおきそう」といは、
筋膜の癒着が引き起こす多方面の問題の起こりです。
チャップマン反射というオステオパシー手技のひとつのジャやンルをみれば、
しこりがついた部分に呼応してリンパの滞りがみられ、
多くの内臓疾患やその他の器質的な問題を引き起こすこと語られています。
オステオパシーは、アメリカでは一部の州で医師と同等のものとみられ、
投薬治療をすることも許された、メディカル面にとても明るい施術です。
だから信ぴょう性もある。




「筋肉の凝り」と「リンパ液の停滞化」と「内臓やその他にある体の各部の問題の起こり」と。
一部、興味深い相関関係が存在しているといえますよね。



そのように体内に問題点が存在することを察知できれば、
同時に体をクリーンにしていく機会が訪れたことになる。


並大抵の努力では拭えないような作業が待っている人もいますが、
私には、そうすることで生活をしやすくするボディメンテナンスにつながると考えています。


もちろん深層筋というのは、言葉だけで唱えているだけではありません。
実際に、そのような部分まで、対処の手を延ばす独自の方法で対処する。
そのようなサービスをしているところかどうかを、
目で確かめ、体験で感じ取ることです。
少なからず同業者の方でしたら、
感じ取れるはずでしょう。


体の内部に何らかのねずみとりの粘着シート的なものが放置されているなら、
体調的に問題が出てしまうのも当たり前なのです。。。


私は、筋膜の癒着からくる問題点の実情を知るからこそ、
見えないところに存在するものが人々に与える不幸こそ、
実に厄介なものです。


そのような問題の根が深くはびこれば、
切なくも悲しく、つらい苦しみや痛みが沸き起こります。
本人の内側で起きている他人にはわかりえない実在です。


そのようなところに直面し途方に暮れる方もおられます。
今後の生活に暗雲を感じ続け、がんばったが逃れにくい。
そうなると、心身ともに折れかかってしまうこともある。


大変、気がかりなところですよね。。。


ケース・バイ・ケースですが、
そのようなところまで同業者の方に自説を解説させていただいたことがあります。


実際、体の内部に設置され放置された過去に仕込んだ異物の粘着シートを取り除き、
他の施術院で改善がみられなかったという状態から回復をした方もいます。
そのようなお客様の体験をお聴きになりたければご紹介いたしましょうか?


そして、、、
同業者やお友達の同業者で、
非常に危険なまでの体調になっておられる人は少ないのですが、、、
そういう場合には、言葉を続けさせていただいて、


「あなたは取りに行きづらい天井裏の奥まで問題のものを取りに、いきますか?」
「かなりの手数がかかるかもしれません。それでも問題部分を取り除くように努めていただけますか?」


と。


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同業者は、一定以上の共通項の知識があるので、
正直なところをお話したほうが通りがいい。


いずれねずみとりの粘着シート以上に、
私の筋膜の深層筋の癒着イメージからマッチしたものが見つかれば、
そちらに乗り換えるようなことがあるでしょう。


以上、私のご近所さんの実話の喩え話でした。 ^-^;