今年の無念、翌年につないで。 副鼻腔炎と鼻笛



今年の施術課題で、いくつかメインどころが氷解できた年になった。


私は、ただただ努力で愚直に進むしかなかった。
お付き合いいただきましたお客様に、
こころより感謝いたしております。


ありがとうございます!!!



昨日、私の今年、最後の施術でした。
今年最後のお客様。


詳細なことは申せませんが、
いま、一番気になっている症状が副鼻腔炎
蓄膿症という呼び名で呼ばれている症状です。


副鼻腔炎をお持ちのお客様からお伺いしたり観察させていただいた特徴として、
・臭いが気になる。
 本人が気にするほど周囲の人には気にはならないが、過剰にまで気遣う気持ちがでてつらい
腹式呼吸がしづらくなっているため、内臓の自力マッサージを横隔膜で受けられづらい
・胸式呼吸が過ぎて肩のこりや首のこりが抜けない
・呼吸系の問題により胸腺が萎縮して免疫力が低下しやすい
・胸郭の形状が理想のたまご型の形状から変位が大きくなる
・胸郭変位や胸骨の位置の具合により、肋骨の動きが制限され心臓が圧迫されて循環器機能が制限を受ける
・疲れやすく集中力が切れやすくなっている


などなど。。。


昨日のお客様は、施術を受け続けたことで、風邪等は引きづらくなり体力も増してきた。
だから体質や体調を向上させようと言う方向性としてはいい。


ただ、副鼻腔炎に関しては大きな変更もない。
私も気がかりでならない。


こちらのお客様。
ネットで副鼻腔炎が治ったという情報をかき集めておられた。
断食がいい、はと麦粉末がいい、その他、さまざまなものだ。
実際に断食をなさって、断食中は体調も良くなった面もある。
だがもともとがスリムな方ですから、体には響いてしまった。。。


それでも副鼻腔炎が改善へと向かうための試みの歩みを止めることはない。


私の拙い考えでは、
単純に副鼻腔だけの問題ではなく、
頭蓋骨全体の歪みからもきている。
鋤骨が中心に位置していないため、
それで鋤骨により狭まった側が症状が悪化しているようだと聞いたことがある。


ラニオセイクラルセラピーでは、鼻の中に指をいれて調整をするのだが、
それは鋤骨の骨折につながるリスクもあり、こちらを骨折すれば再生不能
日本は医師でなければ体内に指等を入れる治療はできない制限があります。
自身でなさるのならば、自己責任ですからよいのでしょうが、
結果はそのような不安ないなやり方では明るいものではない。


こちらが、ひとつの問題となるでしょう。


ヨガを熱心に修業なさっておられる方は、
鼻にシリコンゴム製のやわらかいカテーテルを入れて磨くような浄化をなさる方もおられるそうです。
私も、このようなシーンは写真で観たことがあります。
成果はいかに、というところですが、
私はヨガに明るくなくて内容をよくは理解しておりません。 
こんど、どのようなものであるか体験者に聞いておきます。 ^-^


副鼻腔炎の不快感が影響して鼻呼吸がしづらくなる。
鼻呼吸をあまり効率的にしておられない方の特有の、
重心が理想よりも上に傾いた胸郭の形状になります。
すると肋骨の蛇腹状の連綿としたそれぞれの動きが
スムースに起こらない不良状態に陥ります。


積極的な胸郭の自在な動きができなければ、
吸気も排気も芳しく無くなる。


それは特に排気すべき酸化した状態の排気が肺内部や副鼻腔内部に残ることを意味しています。



胸郭の形状が口呼吸になりやすいため、
鼻の内部にこもる排気が捨てづらくなり換気が悪くなるのではないか?



副鼻腔炎の問題となる副鼻腔内部の細菌感染した部位。


細菌感染した浄化不足となる換気不足も手伝った状態。
そのようなところから抜けだすために、
どのようなお世話をしていくべきか?


私は施術業ですから、頭蓋骨のズレを少しずつ改善し、
胸郭の形状も動きをつけていくように変化させていく。
それは私のほうでのバックアップすることはできます。


だができれば副鼻腔炎だから鼻をつかう呼吸をしづらいというところが、
もしかしたらそこから悪循環ができてしまっている場合があるとすれば。


鼻呼吸を意図的にすることで腹部腔内の換気をしていくようにしていく。


それは副鼻腔炎を患っているからこそつらいところですが、
十分に鼻呼吸できるような胸郭機能を作り出していくこと。


そちらを先行させていくことはどうだろうか?


私が、その視線で見つけたところが『鼻笛』。


いろいろと私も体にいいというものは、
職業柄と好奇心もありチャレンジャー。
それでも現時点で鼻笛購入に躊躇しているのですが。。。 ^-^;;;;


それで、一人で鼻息を「ふんっ!」と出すようなハミングを練習している。


それも目黒不動尊の独鈷の滝の横で、水音にふんふん言う音をかき消してもらいつつ。
頭がくらくらしつつ、トライしてみた。 ^-^


理詰めと体感で感じたところでは、
これで魂を込めて一曲の名曲を完走できるならば、
画期的なほどに横隔膜当たりが機能を回復させて、
胆力を増すことができる。


それだけではなく副鼻腔の前側・・・というか、、、
どう表現していいかわからないが、
副鼻腔の奥のほうの奥行きを感じるのではなく、

私の体感では副鼻腔の前側部分を押し広げる作用を感じるのです。


そしてこの副鼻腔の前側部分を空圧で押し広げる具合により声の音程が作り出せるのね、、、ということに、
気付きました。 ^-^;


『鼻笛』をしている人にインタビューしている映像では、
鼻笛を練習したら歌がうまくなったんですというのはこのこともあるのか!と腑に落ちた。
単純に息が続くとか声量がましたという物量ではなく、
音程を自在に操る技を身に付けることで正確な音程で歌えるようにもなるし、
コブシがコロコロ回せるようになるという表現力も冴えてくるということだったのだろう。


今の仕事では、日頃、小さな声しかださないもので。


これ、おもしろいなと感じました。



ただ注意点としては、
鼻呼吸を過剰にしすぎれば、
鼻粘膜が弱い人は特に乾燥してしまって。
それが元になり問題が生じることもある。
そのような感触を得ることとなったため、
自己責任の原則で鼻の穴の中にオーガニックコスメの保湿剤を先に塗るようにした方がいいと感じた。
私的には、最近、ぞっこん中のヴェレダ カレンドラケアクリームは、
皮膚をやわらげてくれるし消炎効果や殺菌効果もたかいのでいいのではないかと推測。
ただこれは、医薬品ではないため積極的に参考にしてほしいものではないのですが。
一応念のため、述べておきました。



ただ未だこれで副鼻腔炎の対処になるかどうか定かではないが、

私の知悉な頭では今はこのようなところを考えで練っています。


人それぞれ、自分の着眼点があり、
そこからアプローチ方法を見つけていくものなのでしょうね。


私は私なりに、いつもいくつかの課題を念頭に入れておいて、
そこから解決できるいとぐちがないか探り続けているのです。



鼻呼吸に優先的に移行してトレーニングをする鼻笛レッスン。
腹式呼吸に拠る胆力養成と胸郭の形状の良化変更を促すこと。
そこから新たな副鼻腔炎の改善ステップに進めるのだろうか。



ただこればかりは私が副鼻腔炎ではないため、
自分で仮説検証しようと言っても限度がある。
協力をしていただける方がいなければ進めず。。。




ということもございまして、


もしどなたか、鼻笛でなくとも、
副鼻腔炎が鼻呼吸をすることで、
改善した場合があるという情報をお持ちの方がおられましたら、
ぜひとも教えて下さい。


そしてよろしいものであれば、多くの方とシェアできれば幸いです。


また同時に、そのようなことではダメだろうという点の指摘も、
どのようなケースではどうであったのかという場合分けをなされた情報なら、
それは非常に大きな価値があります。
どうぞよろしくご指導の程をお願いします。


なんらかのヒントをいただければ幸甚でございます。



どうぞよろしくお願いします。