脚部の左右の長さをチェックする検査法を学んで無駄にならなかった話 


先日、ある施術方法を学ぶセミナーに参加。
そのとき脚部の左右の長さをチェックすることで、
神経系のトラブルの状態を調べていた。


その調べ方は、私はアクティベーターを利用した施術方法を学んだときに、下記の本から教わりました。




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商品の説明

北米では約70%のカイロプラクターが主またはサブキュアとして使っているアクティベータ・メソッドは、
最小限の衝撃(圧)かつ最大スピードで高い効果を得られる安全で効率のよい治療法であり、
北米では絶大な信頼を獲得し臨床現場に定着している。
アクティベータ・メソッドは総合的な検査および検証、治療の統合システムであり、
特に 下肢長分析を軸とした各種検査による評価がその理論の礎になっている。
これら理論を縦横に解説した初版(97年)から11年が遷移し、
この改訂版(第2版)では 多くの領域において最新の科学的知見に基づいた
学情報およびアプローチングを反映させる ことに成功している。
特にアジャストメントの神経学的メカニズムに関する新たな研究成果が 収められていることは特筆に価する。
読者は、エビデンスを重視した内容と著者の真摯な取組みに、 より確固たる信頼感を抱くことができるだろう。
カイロプラクターをはじめ、手技療法家、理学療法士など、
安全かつ効率的に治療の幅を広げたいという臨床家には好適の最新テキスト。



サブラクセーションと呼ばれる関節のずれやゆがみ。
それは<神経系のエラー>からも生じるのです。


たとえば、
左脚は正常の長さを保っているが、
右脚部が筋肉が硬化萎縮していたとしよう。


その場合、硬化した筋肉部分をマッサージを加えて筋肉のこわばっているところをゆるめていき、
脚部の長さを左右そろえるということもできる。


ただもしも右脚の筋硬化の主たる原因が神経系のエラーからくるようなときは、
別の手を使って改善させることも可能だ。


それは前記させていただいたアクティベーターで高速最小限の刺激を与えることで、
神経系エラーを改善させて足関節から脊椎までのバランスを調整することができる。


そのような反射反応をみて、
刺激を与えたことで神経系が改善したかどうかをチェックすることができるのです。


マジックのように脚部の長さが変わっていくというのは不思議に思えますが、
筋肉を神経エラーで誤操作させて硬化させっぱなしの状態にスイッチがはいっているのを切った。
その硬化させておこうとする興奮状態を鎮めると、瞬時に脚部の長さは正常になっているもので。
それで関節をミスアライメント状態から抜け出させるアプローチというものなんです。


ただ筋肉が変質してしまうほどの筋膜の癒着が著しい場合、
たとえばすでに慢性化したしこりになってしまうときには
アクティベーターで刺激を加えていくとしても戻りがあり。


いつしかアクティベーターを筋膜を実力行使でゆるめる瞬間高速プッシュ器機として、
別な使い方に終始しているのですが、、、。
脚長差による神経系の変化については上記の本を購入した際に、
丁寧に学んだことを覚えています。



新たな施術方がアクティベーターで使う脚長差チェックの簡易版のような検査をするので、
以前学んだことが思い出され、
無駄にならないでよかったと喜んでいます。





ちなみに、私が行っている筋膜リリースでも神経系の問題をチェックしているのですが、
いつもは左右の足の脚長差もですが左右の尾骨の棘や座骨の位置と動き、腸骨稜の高さ、
などかなり個性的なところも診ています。
これらが状態が悪いと仙骨部分の深部のゆがみが修整されてはいないような気がします。
それで私が望んだ状態を維持しづらいことですし戻りが早いことがあるのですね。



もちろん、各人の状態により一概にはいえませんが、
筋膜が大きく慢性的な癒着が進んでいない人はアクティベーターによる施術でも十分。


私も自分には神経系リリースを目的にアクティベーターを使い、
体の不具合を調整していますから。
けっこう使える器具です。