こころとからだが緊張すると、身長が低くなるよね~。膀胱経と腎経の緊張の常態化からの脱出をこころみよう

身心の緊張による身長の短縮。
いまの時期は、誰もがそこを背負っているのかもしれません。
その状態を放置せずに、適切な対処がとれればと思っています。



私が、一週間ほど前、ひさびさに逆さぶら下がり健康機を使って、逆さぶら下がってみました。


(逆さぶら下がり健康機のサンプル図)


意識的に少しずつカラダの緊張している部分を緩めるようにしていった。
すると逆さぶら下がる逆さぶら下がり健康機の背板に当たっている私の後頭部が、
徐々に位置が変わっていった。


ずんずんと、背が伸びていったのです!



無意識のうちに背筋が短縮していた状態がつづいていたからでしょう。
それがリセットされ背が元通りになってくれました。
(※持続性はそれほど期待できないため、繰り返し乗る必要があります)

緊張した状態で座り続けるとき、
きついストレスを心身に与えることとなります。
野生動物はそのようなライフスタイルではなかったのです。
そういうときは芯にこたえるような呼吸を通常より大幅に控えめにして
いつのまにか体全身の短縮状態が進みやすいものです。


片側または両側の腰の筋肉が強烈に委縮するとき。
腰裏の起立筋という膀胱経に属する筋肉が硬化すると同時に、
腎経の経絡に所属する大腰筋が硬さがでてくることがあります。

初期段階では大腰筋という腰だったり腹部の奥の部分が凝りが感じられ不快な感じを覚えるでしょう。

それが腎経の大腰筋が過度に硬化すれば、それはやがて腎経の経絡ラインにストレスが乗ってしまう。
正確に言えば腎経の経絡の滞りが生じたため腎臓という臓器にダメージ。
または腰裏の最もながい脊柱起立筋が硬さがひどくなれば、
膀胱系の経絡の気が滞りだすため膀胱という臓器にダメージ。

これが逆も真なりといえるかどうかわかりませんが、
腎臓の機能低下が発生していれば大腰筋の力がでなくなってみたり発痛したり張りすぎの過緊張状態から抜けられない。
膀胱の機能低下が発生していれば起立筋の力がでなくなってみたり発痛したり張りすぎの過緊張状態から抜けられない。
というように最初は大腰筋が過緊張状態にあって、、それが長期に続くと腎臓にダメージが蓄積しだして異常をきたし、
その腎臓がさらに大腰筋のコンディションの悪化を追い打ちをうつということがおきるような振興へ繋がることも。。。


腎臓も膀胱も「水分調節」に関係のある臓器です。

なので腎経および膀胱経の経絡に関係する筋肉に過度な負担をかければ、
頻尿になったり、女性ならいつもとは違ったおりものがでた感じの膀胱炎になったりすることもあります。

腎臓は「」をつかさどると中国医学では申しまして、
腎気が滞れば「骨」が理想状態の姿勢で維持できなくなるんです。
それが全身の姿勢の乱れをつくりだします。
わかりやすいところでは腰という体全体の要となる腰椎部分を支える大腰筋がヘタレてしまう。
それは五重塔でいうところの大黒柱(心柱)が地面に対して垂直にそそり立つような安定したバランスで、
五重塔全体を機能的に支えることが不可能になる仕組みがあります。
それと同じことが起きるのです。


そうすると体がやけに疲れっぱなしで休んでも疲れが抜けなくて。。。

また起立筋が硬く委縮すれば脊椎の椎間板が短縮される結果となります。
するとその短縮した部位の椎間孔から伸びる神経が誤作動を起こします。
これが自律神経障害を起こしている状態です。


そして私自身、逆さぶら下がり健康機をつかうと、本当に背中がのびーる感じが、
健康機の背板に接触する頭の位置変化が数値的にわかるわけで、
「あぁ、これは膀胱経、悲鳴を上げてたんだな・・・」とわかりました。

そして足の内側を意図的に緩めようとしていくと、
これでもまた徐々にまた背が伸びていきます。
「あぁ、これは腎経の経絡も悲鳴を上げてたんだな・・・」とわかります。



これは足首を固定されて、重い頭部や胴の上部や腕の重みで、
カラダの詰まりが来てしまいやすい椎間関節や股関節や膝関節等の大関節を
自身の体重を限りとした自重を限りとして自然に脱力をするたびに伸ばしていってくれます。


そうすると、上記にあげたようないつもの立位では縮みがちな起立筋や大腰筋を伸長弛緩させることでずれた椎間関節や大関節を元の位置に戻されることで膀胱系や腎経の経絡線の気の滞りをつなぐことで気の通りをよくしてくれる効果を感じます。

これは逆さぶら下がり健康機で逆さづりになって、それを繰り返されていくとわかります。

四つ足の動物は臓器は腹から吊り下げてまんべんなく背骨で支える仕組みですが、
人間の臓器は臓器全体が縦積みになっていて骨盤がその最下に位置しています。
黙っていれば必ず骨盤の上面へと縦積みの臓器が落ちて沈んでのしかかるのです。
そうした下垂した臓器は消化器や生殖器、泌尿器に負担をかけるといわれていて、
そのような下垂状態を時折リセットできる機会があるといいと思いませんか。


そういう面からも、逆さぶら下がり健康機で逆さになるのって大事なのかもしれません。