うっすらとした硬膜の捻じれが、ほどけて、ほっ。 ^-^;

人は、行動し、その成功というものから学ぶことがある。
ただ失敗をして振り返ることにより得られる学びは大きい。
ゆえに、失敗こそ偉大な教師。


私は、そのように考えています。




今回、私自身の身体状態をセルフチェックにて、
現状の状況を把握して、短期間の変化を感じました。

その流れを書かせていただければと思います。

私自身のなさけないことろについて、暴露するようで締まりがないのですが。 -.-;



ついつい私自身、自分のためにもブログで文章として残しておきたいと思える興味深いケースでした。


私の不調の奥に「硬膜の捻じれ」がでていたのです。

自身の頭蓋骨の状態で確認して、
脳脊髄液の流れが阻害され停滞していることはすぐにわかりました。


それにより自律神経系のエネルギー源である脳脊髄液が減少しては、
自律神経の働きが悪化して、日頃弱っている臓器から働きが怪しくなります。

それが私の場合、循環器消化器だったのですね。

でも「たまたま側頭部等の凝りが、蝶形骨をずらして脳脊髄液の流れを阻害しただけの一時的な問題なのか?」

ならば、ある程度放置して、生活をすこやかにするよう気を配ればいい。
無意識に起きているときの作業時に食いしばりをしている。
そのようなところも、脳脊髄液の流れの阻害要因になる。


そうであれば一時的な軽度な様相でしかないのかもしれません。


そのように深刻ではない、ちょっと休めばOK?!と思ったものの。


血圧や脈状などをみてみると、
あやしい脈状すぎました。

脈は飛んでテンポが悪いし、脈管が軟で血の流れが足りてない。
気の減少があるのは確かですが、それは体内の凝りの部分的な影響からくるもの「だけ」なのか?
そこが判断しづらいものの、緊急対処をすべきというメッセージがカラダから聞こえてきます。
脈診ができると、ものすごい便利です。
こまって切迫しているときなどは、
脈診ができていなかったころはうろたえて動揺する気持ちも強かったのですが、
脈を診だしてからは、冷静に「なるほど、なるほど」と自己客観視が楽にできるのです。



そこで鏡で自分の姿を映し視診すれば、
左側鎖骨の外方が上方に持ち上がっており、
首の傾斜がおかしなことになっているのに気づきました。

スキャナー撮り作業をしていて、
途中で「もう~いやだ、なんでこんなことやってるんだ!?」という感情があらわれて引っ込んでくれない。

誰かに頼まれたり強制されているわけじゃないから、
やめるのは造作もない。
だが、頭の中がうまくやめていいという判断がどうしてもできない。
惰性で仕事ではなく作業を決められたプログラム通り動くロボットのように動こうとしている。

(これは脳、特に大脳新皮質に十分な血液供給がなされていない状態をしめしているようです)




まだUSBカメラ式スキャナーを使い慣れておらず、
YouTubeでUSBカメラ式スキャナーの使い方を解説してある映像から、

「とにかく!本を広げて左右に引っ張る!!これなんだよ~」

というメッセージを聞き、その通りにして本を100冊単位でスキャニングしていたら。
いつのまにか体がおかしくなっていました。 ^-^;;


「硬膜の捻じれ」が深刻な状態を引き起こしていたようです。

硬膜の捻じれがあれば、
感情の浮き沈みの起伏がでてきたり沈みっぱなしになったり。
睡眠をとっても疲れが抜けないし、睡眠障害のような寝つきが思わしくなくなる。
体内の特定の臓器と脳との神経上のやり取りがしづらくなり機能不全を起こす。
背中の張りや首の凝りなどが潜在的に深く入り込んで、深刻に影響を与えている。
脳脊髄液の流れが硬膜の捻じれ部分で停滞すれば、脳内に脳脊髄液がたまりだして脳を圧迫。
そのような部位は脳の血行不良を起こすこととなり思考が低下するなどの影響も生じます。



残念ながら、下手なスキャニング姿勢で頑張りすぎたため、
浅めの硬膜の捻じれが起こしてしまったのですね。



硬膜の捻じれ.jpg

なので、硬膜の捻じれをリセットするというのが、
今回の課題でした。


いつもだったら遠赤外線サウナに入れば、そこそこの汗をかくものの、
最初、かなり暑い設定で入ったにもかかわらず、暑さを感じず汗も出ない。
頚椎一番に対して、相当強いずれをしょうじさせる牽引が背中の筋肉で起きていることはわかります。

そこと腰仙関節とその靭帯に過緊張で、その緊張が緩ませようと動作してもリリースがなされません。


普通に遠赤外線サウナに入っても、効率が悪くて埒が明かないのです。

そこでホットストーンを利用して椎骨のサブラクゼーションした部位に当てて、
ごつごつと痛めな違和感を与えて揺さぶりをかけていきました。


するとようやくですが、、、徐々に背中の柔らかさがでてきます。

20パターンくらいホットストーンをどのようなパターンで置くかを検討して、
うつ伏せと仰向け、それぞれのよさそうな石の起き場所を決めていきました。


遠赤外線サウナとホットストーンの併用は相性がよく、
片方のみでもちいる以上の成果をだしてくれるようです。


ただ硬膜の捻じれるほどの深部の硬さを作ってしまえば容易に自律神経の失調した状態からもどすのは難しい。

そこでホットストーンをいつもの玄武岩ネフライト、ベン石にとどまらず、
20センチ弱でやや平たい姫川薬石を仙骨上、うつぶせ寝で腰上あたりに乗せてみたとき。

その状態で16分ほどキープしていたら、いきなり交感神経過多の状態を作るスイッチが切れて、
副交感神経のスイッチへと入れ替わりました。

その変化はリアルにカラダの状態変化からわかるものです。
先ほどまで疲れていたとしても、眠気など覚えることもなかったのが、
瞬間、先ほどまでどうやっても脱力できなかった緊張しっぱなしの筋肉がゆるゆるにほどけたんです。
同時にふっと意識が跳びそうな眠気を覚えました。
これが副交感神経優位になるスイッチが入ったサインです。



以前、ホットストーンとして姫川薬石を試すため購入したが、
施術の場では、なかなかもちいる場面がなかったのです。
でも、この姫川薬石が、ある程度のサイズ的な重さがあると同時に、
石の表面が研磨されていないため汗をかいても滑り落ちにくいため、
遠赤外線サウナ中でカラダの特定の持続的微圧をかけて調整したいときには役立ちました。

もしかしたら姫川薬石の自然由来の放射線の影響があるのかもしれませんが、
それ以上に滑り落ちやすい他のホットストーンではできない用途で活躍してくれたのは大きい。


本日の特筆すべき点としては。

第一頸椎部分をずらして脳脊髄液や脊髄神経に悪影響を与える部位にあるコリに対し、
2日間かけて徹底してホットストーンの遠赤外線の深部まで熱エネルギーを届ける力で緩めました。
首裏のカーブに沿うような形状の石を温めてフィットさせるようにしてつかいます。
首の後ろはフィットして安定していなければ、持続的な加熱をしても非常に緩みづらいのです。
フィットさせるようなカーブをえることが大事になります。
そしてこの二日間、第一頸椎の患部を温めて血行を促進するように変えてから、
あとはあたりが石では強すぎるため、
今日はためしにペットボトルにお湯をいれて頚椎裏にフィットさせて沿わせて解くようにしました。

ペットボトルのお湯は皮膚の表面化中層部の上方あたりまでしか熱は届きませんが、
患部が熱感に対してマヒを起こすような悪化した状態なら熱さは感じられず、
凝りがある患部にそこそこ血行があって熱感がわかればつらいほど熱さが感じられます。

ここで多くの方はマヒしてひどい熱さを感じないほうは、問題ないようだと思うかもしれません。
ですが自律神経系の失調に至るときは多くは筋が固まりすぎて血行不良からのマヒが進んでいるときがあります。

実は私も最初、右側の第一頸椎しゅういを温めたときは、やけ火鉢で焼かれるような熱感を感じました。
それが左首筋を付けるように頭の向きを左に向けると、不思議と不快な熱さなどみじんも感じられない。

ですが、どう見ても左首の中層~深部が硬化が著しい状態で、こちらの問題は小さくないことがわかっています。

すると案の定、ある程度の時間をかけて少し熱めのお湯の入ったペットボトルを後頭骨部分へ押し当ててみて、
操体法」の動作で頚椎部位を緩めるにつれて、左側首筋のペットボトルがどんどん熱さがわかってきました。
「さすが、これは耐えられない!」と思えるほどです。
対して右の第一頸椎部分はそのように左では感じられる熱さでも、実に心地よいという正常な状態へと早々と戻っていました。

この状態まで来ると後頭骨の下方右側へのずれの量も減っているということです。

そして左首筋当たりにほんとうにささやかな痙攣が起きだしたころ、
後頭骨の下方左側のずれが徐々に改善してきました。


ここまでくると硬膜の捻じれがリセットできた状態。


脳脊髄液の流れもよし、脈の状態も復活。
お腹の状態はやや改善傾向にあり
(みぞおちあたりがぎゅるぎゅるいい続けて、大腸とその周囲との臓器癒着が解放へと向かっている途中です)。

あと興味深いことですが、
3日間、密度の濃いセルフセッション(遠赤外線サウナとホットストーン、操体法アプライドキネシオロジーのテクニック)で、
3センチ身長が伸びました。
正確に言えば、硬膜がねじれるほどの椎間板の閉じや締め付けをしていたときは、
急激に3センチもそこが圧縮されていたということになります。
怖いことです。。。 ^-^;

ありがたいことに、
心身ともに完全復活できました。


緊急事態宣言、東京が解除となれば施術受付再開したいと考えております。
体調的に早期復活できて、ハードな施術を余裕をもってしていく体力をつける時期がいまでしょう。


遠赤外線サウナとホットストーンの組み合わせがうまく機能してくれてよかったです。
それがなければ復活までもう少し期間を要するほどのことだったと思うので。

私の知っておられる方や、またお客様にも寝ながらはいる遠赤外線サウナをお持ちの方がおられます。

T先生や、Sさんや、B様などなど。ぜひ、ぜひ!!!
ホットストーンを握りしめて、患部と思うところに当てつつ、サウナに入ってみましょう!

私自身、こなきじじいを3人くらいおろしたほど、肩や首が楽で、
体全体の重さが鈍重感があったものが、軽快で軽やかになった感じです。



ぜひ、サウナに入るときにホットストーンを有効活用してみる工夫をしてみてください。
もしかしたら・・・という段ですが、
私の今回のセルフセッションをする前後で脈をみると、
邪気を含んだおけつの処理ができていると思えるような変化も読み取れました。
これは、かなり画期的なことで研究素材として、突っ込んで調べたいと思えるほど。

このたびの私自身の状態変化からというデータ数が少なすぎですが、
初期段階でのおけつにより生じた体調不良の対処法としては、いい!
リスクテイクすることもなく、気持ちよく体が改善していくことが体験できるでしょう。


(ただ施術の場の都合により、遠赤外線サウナスマーティは活躍しづらいので、
 施術のセッションにそれを直接取り入れるというのは難しいため、
 今回のようなブログ記事を書かれても、、、と突っ込まれそうですが。
 いずれ、やり方を工夫して、機材の別のものを転用するなどして、
 お客様へと成果の実感をしていだけるよう考えていきます!  m__m )