個人的な興味関心事、「パーマカルチャー的ライフスタイル」と「ネオニコ」調査研究中!

私自身、一昨年前から植物栽培といっても食べられるもの(主にメディカルハーブ)を栽培してきました。
それはそれでたのしいし、土に触れ、植物に触れ。
ゴールがどこにあるのか?
自給自足がしたいのか?

そんなことを途中で自問自答していました。

そして「パーマカルチャー」という本に出合いました。




以下、Wikipedia でパーマカルチャーをしらべて

【原理1】 まず観察、それから相互作用

【原理2】 エネルギーを獲得し、蓄える

【原理3】 収穫せよ 

【原理4】 自律とフィードバックの活用

【原理5】 再生可能な資源やサービスの利用と評価 

【原理6】 無駄を出すな

【原理7】 デザイン――パターンから詳細へ

【原理8】 分離よりも統合

【原理9】 ゆっくり、小さな解決が一番

【原理10】 多様性を利用し、尊ぶ

【原理11】 接点の活用と辺境の価値

【原理12】 変化には創造的に対応して利用する


こういうアイデアでライフスタイルを組み立てる考えがあるんだとよろこびました。

これは小規模農業を、誰もが自身のやろうとした範囲内で、ちょっとしたことでもやってみるという姿勢があって。
それもいいなと思いました。

自宅で豆苗や再生野菜を楽しむとか、
生ごみコンポストで土に変えて野菜をつくるときに役立てるとか。
ちいさなプランターでもいいんです。



日本で取り組まれているパーマカルチャーは宗教っぽいという書き込みがあって、
「?」と、そこはどういったものなんだい?
という感じですが。

ですがこれから衣食住は、
コロナ前と後では消費者の判断が変わってきます。




ニュースでアメリカのニューヨーク等ではワクチン接種者が多く通常の経済活動が始まったといいます。
だがそこにスポットライトをあててみて、ワクチンを日本でも打てば大丈夫だと即判断して現金を手放す人はいないでしょう。

今まで私が体験したことがない世界恐慌を体験しています。

そういってよい社会的状況が背景にあるというのが普通の見方でしょう。
コロナの危機が去ったとしても、この度の国や地方公共団体が支払ったつけは、
何十年もかけて回復させていく質のものです。




そう考えられますから、
食費なり医療費なり、そのほか軽減できるような暮らしへの移行は、
徹底されていくのが流れとなるような気がします。
そのような流れは勢いがでてくるものでしょう。

空腹に耐えることもでてくるでしょう。
そんなときにパーマカルチャー的ライフスタイルが定着していれば。
自身が食べる野菜の一部でも栽培して、
空腹をまかなうこともできると思います。





で、パーマカルチャー的ライフスタイルの延長線上で読んでいるマイブーム書籍の分野が「」です。



そして「現代農業」という農業専門誌をみていると、
一粒のとうもろこしの縦で1000本つくるんだという、

一粒のとうもろこしの種の可能性を目を輝かせながら語る。

様々な農工具や農薬や肥料も売っているが
工夫する農家の方々は、お金をかけることなく知識や知恵と観察力、洞察力をフルに使って成果を出す。
そんな貴重なノウハウが、雑誌にて公開してくれてるって。。。

すごいことですね。

海外でも持続可能な社会を成立させるため、
小規模農で多くの者が農に携わることの有益性を語っております。



あと、「現代農業」2019年8月に
【進む!脱ネオニコ系殺虫剤 ミツバチと人への影響】
という記事を見て、愕然としました。


発達障害といわれる子供たちが増えてきています。
1993年では 12259名
2017年では108946名


こちらの本は2019年発行の本ですから2017年でデータは止まっていますが、
発達障害でよく耳にする症状の発症者が伸びるグラフを見ると驚きます。


そのようになってきた要因のひとつとして、神経系農薬のネオニコチノイド系農薬があげられています。

脳神経に対して悪影響を与える農薬で、ネオニコチノイド系の殺虫剤は日本では多く使われています。
そのこの農薬の使用の広がりが人間に対しての脳の発達等に異常をきたすといわれているのです。

こちらの本では、その略してネオニコをつかわないで農作物をつくるという試みをしている農家たちの特集が
「現代農業」2020年9月 わたしの脱ネオニコとして特集が組まれています。

私も脳機能を阻害する要因として農薬があるのだと本で読んだ記憶があります。
ですがこの度、この
「現代農業」2019年8月【進む!脱ネオニコ系殺虫剤 ミツバチと人への影響】には、かなり詳細なデータが掲げておられ、
そちらのなかの急増する発達障碍児といった発達障碍児が年々増え続けているグラフ付きの記事をみて。
そしてネオニコチノイドの脳内での働きがどうであるかをわかってくると。
こどもの尿からはネオニコチノイド系の農薬が排泄されているのも生々しい。

こちらの本では子供たちの脳にあたえる発達障害という問題が主に語られていました。
アセチルコリン受容体に障害をきたす影響をあたえ発達神経毒性の可能性があるとされている。

野菜を食べるのは大人も同様です。
オトナの場合はネオニコチノイドが残留すれば認知機能の異常という現象へ向かうわけです。

それは「認知症」です。

私は認知機能を向上させるための作用を及ぼす要素を持つハーブに可能性を感じていました。
ただブラフミーとよばれる、バコパ、それにゴツコラ(和名:ツボクサ)をいただくだけでは、
それで十分だというのは安直すぎるように感じました。

これは私には緊張感が走るショックな事実を突きつけられたことですが、
ほんとうにいい勉強をさせていただきました。

化学物質として自然界にない物質は、
人体はそれを体外に排泄するという力が弱いもので、
体内にそれが蓄積しつづけるという特徴があります。
腸管の細かい隙間部分に挟まるようにいつづけることもありますし、
物質によっては細胞液内に溶け込んでいつづけることもあります。


いままで摂取して体内に蓄積したニコチノイド系農薬は、
どうやったら体外に排泄することができるのだろうか?
できればそこも本で紹介してほしいのだが、、、。


科学的な調査をしたわけではないので、単なる憶測を垂れ流すことになり申し訳ありませんが。。。
ネオニコチノイド系農薬を日本の政府が利用制限を緩和する措置をとる昨今だそうです。
西欧の他国ではネオニコチノイド系農薬の利用規制を強める国々はでてきており、
日本もそれに追随していただければと願うばかりです。




脱ネオニコする農家の農産物に価値を認めて高値で買う意味。
脱ネオニコでは、農薬散布しない分、虫の駆除などで多くの手間がかかり、大規模栽培も難しくなります。
だったらそれに高い値段が付いたとしても・・・。
脱ネオニコの記事を見て、深くうなづけました。


認知症関係や発達障害系の書籍は、私は多く目を通してきましたが、
脱ネオニコが浸透する世の中にならなければ、
発症に苦しむ人たちが減少しづらいのではと思えてなりません。

あとはこちらの現代農業の本のように農家側の雑誌が勇気をもって脱ネオニコを訴える姿に感動してます。


蛇足ですが、ミツバチにニコチノイド系農薬の高濃度がかかると死にますが、低濃度では脳にそれが届いて自分の巣箱にもどれず野垂れ死にます。
そうやってミツバチの巣箱が空になっていくそうです。
この実験をさせられたミツバチたち、つらかったろうな。。。


ちなみにYouTube映像で、ネオニコチノイド系農薬の利用に対して健康被害を危惧する内容のコンテンツが数多く見つけられるでしょう。



そう考えると、自力で自分で食べる野菜作り。
いかにたのしく、そして効率よくできるか。
そしてできれば
おいしいのを食べたいですよね。
できれば、少しだけ量が多く取れたときには誰かにおすそわけできれば、
めちゃめちゃうれしい。

自作して楽しむ程度の量の栽培ならば、
害虫の駆除も丁寧に手でやってみたり、
木酢液等の健康に害のないものにするでしょう。
そこでは完全に脱ネオニコできてますから、
その意味でも貴重な食物でしょう。

いまはコロナでの巣籠もりする人が多い時期ですから、
パーマカルチャー的ライフスタイルで、自分が食べる野菜作りの楽しさを発見してほしい。

そのように感じる今日この頃です。