図書館で見つけた『品川”くるみ”認知症ガイド』。行政の認知症対策の本気度がうかがえました

今回のブログをお読みいただきたい方:

■ 行政の認知症対策に関心がある方

■ ゴツコラやバコパに関心がある方



私の家に近い荏原図書館。
よく利用させていただいてます。

お客様のおひとりに、会社からの要請で資格試験を受験しなさいという命令が下り、
図書館の勉強ルームを利用して乗り切ったと教えてくれました。
勉強ルームでは受験生らしき人や百科事典のような本を持ち込んで勉強中の人たちも、
熱気がすごかった!と、それに影響して自分もいい勉強ができたそうです。

それを聞いて荏原図書館の勉強スペースに。
座れるスペースはコロナで制限されて、いつもの50%未満の、
18人ほどが座ってましたか。
残念ながら百科事典のような辞書を引きまくる資格試験勉強中の人はいませんでした。
受験生らしき人もいて、消しゴムのかすを大胆に散らかしながら勉強してましたね~。

先日、図書館利用者さんが「消しゴムのかすがひどいじゃないか!」と
カウンターにクレームしてたんです。
犯人は君か?! ^-^;

他の人たちはどことなく和やかな感じで、多くの方が新聞を広げて読んでました。


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そちらのサービスカウンターすぐの所に、
認知症関係の三点セットが置いてありました。


認知症ガイド.png

品川”くるみ”認知症ガイド』:25ページあり、認知症の際は様々な行政サービスが受けられる見やすいガイドブック
認知症カフェのおしらせ』:品川区の4つの図書館で認知症カフェを運営しているおしらせ
認知症のことをもっと知ろう!(小冊子)』:品川区図書館の認知症カフェの連絡場所、認知症に関する相談先、認知症関係の書籍の紹介、認知症関係団体連絡先など


特に『品川”くるみ”認知症ガイド』にはしっかりお金をかけて作ってる感じ。

肩が張らないようなイラストも描かれて、
認知症度を自分でチェックできるフローもあったり。
すでに認知症になっておられる方々にも、
まだ認知症ではないが軽度の物忘れ等が進行している自覚がある方にも、ぜひ手にしてほしいと感じました。


認知症の種類や認知症発症後のリハビリにもよりますが、
概要的に見るならば脳の損傷といえる状態となってしまう病気です。
(※認知症のタイプにより正確にはそれぞれ状況は異なります)
発症後はお薬や知能や運動機能を使った脳トレリハビリをおこない、
病気の進行を抑え現状維持をはかるようにします。
現状の医療では、理想の状態にまで戻ることは期待できないといわれています。

それもあって認知症にならないよう努めるのが賢明といえますが、
様々な要因が重なって不本意ながら発症することもあるでしょう。

たとえば、農薬のネオニコチノイドという害虫の神経系に効く薬剤が農作物に残留し、
そのような野菜等を気づかずにいただくことでも認知症の発症があきらかに増加する傾向があると唱える研究者もいます。
そうなれば、、、ごくごく、普通に生活しただけのつもりが、
いつのまにかそうなってしまったということもありうるのです。

そういうこともあって、
一部のアンテナが立っている方はオーガニック志向ですね。




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また以前、こちらのブログによく顔をだしていました
記憶力アップが世界保健機関に認められているゴツコラ等の話になります。

アーユルヴェーダ医では、認知症と言えば、ゴツコラ(つぼくさ)かバコパを多く処方します。
それは、なぜか?

シンプルに、非常に効果的な成果が過去でていましたし、
それゆえに、あなたにも効くだろうということ。

そこにとどまらず、科学的な成分分析をすることで、
ゴツコラやバコパが含む成分には、
脳への血液のゲートをスムースに通過させるものが入っていることが確認されており、
それに関して信頼度の高いナチュラメディスン系の論文が発表されているからです。


そのような興味深い植物ですから、ぜひ、自宅で栽培し、栽培ノウハウを蓄積したい。
その考えで自宅でゴツコラとバコパを屋外で育てるという実験をしています。


地植えであればうまくいきますし、
プランターを屋内にいれられればいいのですが。
私の自宅スペースにそれはできません。。。

通常の野ざらしでの状態では、そのどちらも枯れてしまい全滅でした。。。
なので先年はなにか他のやり方、他の条件の場を設定して、
栽培を試行してみようという試みをしていたのです。

すると、今年はどうにか生き残りました。
これで通年で生のゴツコラが手に入るようになりました。 ^-^

特にゴツコラは、環境に左右されてずぶといようでいて繊細極まりない。
そのような印象を深めるに至りました。
ひとつ、これで実績が積み重ねられたようです。


施術にお見えになられているお客様はお見掛けしたかと思いますが、
室内では寄せ植えにすることでゴツコラが全滅はまぬがれました。
ゴツコラのみが植えられたプランターであれば、
部屋は朝方寒冷となり、その冷気で枯れてしまうようです。
また他に植える植物しでいではゴツコラが勢力争いに負けて、
枯れることもありました。
コンパニオンプランツを見つけるのも、手探りだと大変なんです。


ゴツコラは、漢方にはあまり登場することがない、単体服用の生薬のひとつです。
他のハーブ等ともあわせわざで効果効能をあげる掛け合わされ方がわからない。
私はとりあえず乾燥ゴツコラで、他のハーブと掛け合わせての服用実験をしているのですが。。。
うまくいっているのかどうか、ひとつ実感がわかない。

それで中医学の基礎から学びなおし、方剤の勉強までたどり着けば。
貴重な気づきがあたえてもらえるだろうと考えています。
感覚や感性に頼らず中医学の理を利としてみていきたい。
それで現在、中医学の再学習中です。

アーユルヴェーダ系ハーブを中医学の理論でもちいるには?」の実践ですね。


どうにか。まずは私自身に成果がでるよう、
自宅のゴツコラの産地で取れたての服用を最大効果化できるノウハウをゲットしたい。
私自身に効かなければ、誰に対しても説得力が皆無ですから、
まずは自分で、それを知る時が来る前まで。
いい準備をしておこうと思います。



人生を楽しむためのひとつに、圧倒的なマイブームに熱をあげて、そこから楽しみを得るという考えがあるそうです。
図書館で雑誌のプレジデントを立ち読みしてた時に、
そのようなことがかいてありました。
私にとってハーブの栽培および研究は、それにあたるのでしょう。



最後ですが。。
「食べるIQ」として薬膳などが根付いている韓国ではゴツコラが受験生にモテモテです。
ゴツコラが含む成分により、
抗ストレス作用があらわれて集中して勉強に打ち込める。
精神的な過剰な焦りなどを弱めてくれる作用があるのです。

日本の受験生も、ゴツコラを食べつつ受験勉強をしたのなら、
大胆不敵なカンニング騒動は、起きなかったかもしれません。

海外の論文を集めて読み進めれば、ゴツコラやバコパ認知症の初期段階といわれる軽度認知障害(MCI)の方々に処方して、
それで統計をとれば単なるプラシーボ効果とはいえない成果がでています。
それは脳が老廃物をその場から捨てられずに蓄積し、酸化し毒された状態となっている。
それにより機能しづらい状況を改善する作用により起きた状態の変化のようです。

軽度認知障害(MCI)の方々には、認知状態が改善する成果を産み、
受験生の方々には、注意力アップから学習意欲が増し記憶の定着力がすごいということ。
韓国の受験生たちは、学歴が将来の生活安定と富に直結します。
それならできることならなんだってする!という前向きさです。


ちなみに<シカクリーム>という、肌の再生を促し美しさを保つ美容に長けたクリーム。
1日1CICAのスキンケアで肌を健やかに保って、肌本来の美しさを引き出す。
シカ成分には「肌再生」や「肌の損傷回復」が期待できると言われていて、
ニキビ、シワ、シミなど、さまざまな肌悩みの改善が期待できる、スキンケア成分です。

こちらは韓国で火が付いたわけですが、このCICAがコツコラなんです。
日頃、韓国の女性は肌の炎症を抑えたり、再生をしてもらえたりとお世話になっているので、
ゴツコラに対していいイメージをもっており、脳の再生の印象をすんなりうけいれたのでしょう。
最近はシカクリームをドラッグストアでも見かけますが、
いまだに(シカ=鹿)のエキスでなめらかしっとりと勘違いしている人もちらほらと聞きます。
聞きなれないものだから、それはしょうがないことですね。
ですがなぜ効くかをわかってつかったほうが、きっとよりいい効果がでるかなと思うので。
シカクリームで、ネット検索をしていただけるとよいでしょう。




※日本では、アーユルヴェーダでもちいられるハーブをナチュラメディスン系の処方としてあまりもちいられないようで、
 日本国内ではゴツコラ等のアーユルヴェーダ医がもちいられるハーブのメディカルレポートはほとんどみられません。
 一部、アシュワガンダなどで海外の研究者が日本で働いておられて研究成果を発表してくださっていることしか、
 私には見つけられませんでした。
 なので
 たとえば (National Library of Medicine https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/ ) などで検索をかけて英文の論文を手に入れるのが理解の助けになるでしょう。