ココロを大きな心配事やマイナスのストレスで満たさず、他のもので満たすと。カラダにも変化が見受けられた、という話。

半年ペースで施術をさせていただいたり、
渋谷等であって仏教の話などをさせていただいている方がいます。

昨日は、その方の施術。



プライバシー保護のため詳細はつたえられませんが、
長年考えていた転職を果たし次の会社に移る前の、
いま務める会社での長期有給休暇の消化中とのこと。

コロナの影響下での転職は募集会社の数も減り、
応募人数は増えているようです。
転職時期として大変だったと思うのですが、
就活で面談中の会話で自身の性格に合致した会社が気に入り、
そして先方の会社もそう感じていただけて相思相愛関係に。
内定がえられたそうです。


10年近くの月日を転職にかけて、
妥協せず会社を選び続けてきた。
我が居場所を見つける前向き姿勢に、彼らしさを感じました。
人一倍、繊細かつこだわりの強い御仁で、
その者がこの浮き立つような笑顔です。

おめでとうございます!
事前に転職したと聞いていたら、
ささやかな贈り物を用意したかったですね。
それは今度、といたしましょう。


彼は、これが『 運だ 』と言ってました。
いい表現だなと感じました。


ラジオをたまたま聞いていたら職を得る大変な時期が今だとのこと。
「一件の単発パートの募集に、100名の応募がある時期」と聞きました。
手に職を持っていたり、知力や戦略に長けた適応力を持つものでもない限り、
就職や転職に動くには難しい時期。



それは変わらないが、どんな大変な時期であっても、ツイてる人はいるものです。
ツキといっても、棚からぼたもちではありません。

十分準備をした者が身から放つ人を引き付ける厚いオーラによりもたらされたもの。
そういった者が「運を味方」にしだすと強い。

そこをまざまざと見せてもらった。
いい勉強になりました。



彼が感じていた今までの会社でのつらい部分と言えるメンタル部分のストレスが消え、
これから自信を持って力を出し切ろうと気合の入る場を得られたためか。

施術前のボディチェックでみると、
身体状況は、いつものカラダのゆがみパターンが軽減されていました。
仙骨尾骨部に複雑な捻じれや前後屈といえそうな大胆なずれを付けて、
それを手放しづらかった身体的特徴も、おおよそ半分以下へ収まっていた状態。

シンプルに、メンタルとボディの相関を感じ取らせていただけました。




エドガーケーシーの言葉がメールで送っていただけるメーリングリストでは、
本日は以下の言葉でした。


(問)この人はどのようにすれば心配事をなくすことができますか?
(答)心を何か他のことで満たすことだ!


コロナの影響で多くの人々や社会がたいそうなつらい状態に陥り、自身へその災いが訪れる恐怖心を持たないものはいない。
そのようなときであれば、多くの方々は、コロナ前とは違う歪み方を示す時期でもあります。
それを私は読み取ることで、肺経や心経などに置ける気の停滞を解除させて通すようにするのですが、
この方には、そのようなことをすることはありませんでした。

というか、いつもなら胸郭の狭窄ぎみとなった変位個所があるので、そちらに時間をかなりかけて手を尽くすのですが、
そのような胸郭のつぶれ気味となっているかつての部分が自動的に復活しているかのように良好。
回数を重ねてリリースを加えても変換に抵抗を感じた個所でしたが、
そうした理由の一端をみるようでした。

彼にとって多大なストレスフルな仕事の場で、その身に感じ続けてきたことを物語れます。
ココロのつらさを軽減させるために、人は無意識のうちに呼吸の制限をさせる部位に凝りを作り出し、感情を麻痺させる対処をするのです。
彼には10年弱という長期にわたる心身への負担とその蓄積であったのだろう。。。




そういった、身体の胸郭前部の閉塞したような詰まりが改善していたところからも、
彼がこれからの職場環境や仕事についてポジティブなかかわりでがんばろうという気持ちがあるとわかります。
そういう気持ちでいるおかげで、身体が喜び、活気づいています。


心を心配事で満たさずに、他のことで満たすことの大切さを教えてもらいました。