一昨日前のことですが、
千葉県佐倉にある佐倉城址公園というサクラの名所にでかけました。
https://www.city.sakura.lg.jp/0000000987.html?msclkid=eddbb407b88411ec8fe774d87fd18e6b
電車で2時間かかる移動ですが、そうしたくなる気持ちにさせてくれるところで、
毎年、この時期には足を運ぶようにしております。
佐倉駅を降りて〇〇美術館行きのバス乗り口があり人が20名程並んでいます。
7~8分、坂を登ると佐倉市立美術館があり、そちらへ向かうバスだろうと思い、
佐倉城址公園とは遠くなかったためバスに乗せてもらうことに。
でも、気づけば送迎バスは30分、見知らぬ場へ走り続け、ついたのは。。。
DIC川村記念美術館 | Kawamura Memorial DIC Museum of Art
https://kawamura-museum.dic.co.jp/?msclkid=b20a73b1b88411ec82aa6ae66ea6a54d
DIC川村記念美術館(DICかわむらきねんびじゅつかん、英表記:Kawamura Memorial DIC Museum of Art)は、
千葉県佐倉市にある私立美術館である。
印刷インキ、顔料、ポリマー材などの製造・販売を行うDIC株式会社が運営を行っている。
DICと関連会社が収集した美術品を公開するために、DICの総合研究所敷地内に設立され、1990年5月2日に開館した。
以前の名称は川村記念美術館で、2011年4月1日から現在の名称となっている。
私は名前も聞いたことがなかった美術館で、
「あちゃぁ~、やっちゃった ^-^;」
と後悔したもののせっかくだから美術館を拝観させてもらおうと。
コロナ禍でもあるため事前登録制となっているようでしたが、
当日受付ですんなり入れました。
一切、期待感なしに入った美術館でしたが、
上述した美術館ホームページにて紹介されている美術品は貴重な作品が多数。
レンブラントやピカソやモネのような私が知っている画家のコレクションは、
ケースに入れられているわけではなくすぐそばでみることができます。
他に観賞するものの感性が問われる迫力がありすぎなカラーの抽象画も多数。
美術館の建物、展示室が、各々がまるで美術品です。
45分作品解説を美術館の方がしていただけるコースにも参加させていただき、
見識が一層深まりました。
開放的で広々とした庭園。
池は2羽の白鳥がくつろいでいます。
どこを写真を撮っても、絵になります。
このときばかりは、
コロナ禍や世界情勢が頭から消えていました。
そうした自分を見てしあわせを感じていました。
私自身、出かける前に調べ上げる方です。
ですが、ときにはこういう旅もいいですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
発明品や新商品も、開発するときに血のにじむような苦心惨憺となれば、
それを市場に出すときに同様な苦労をするといわれています。
十分に準備をして知識や体験を積み重ね、
しあわせな気持ちでいたとき「ぱっとひらめいた!」という商品は、
すんなり苦労せず広まっていくといわれています。
私の施術のやり方を生み出すときは、たいていが血のにじむ苦心の末のものでした。
そうであれば施術技術を売り込もうとするときには、苦労しなければならなくなる。
川村美術館でのしあわせの余韻がつづくうちに、
新たな施術のテクニックを見つけたいと考えます。
ちなみに、
棒状かっさを使った梃子を使った圧法。
それをいままでは重さを支える支点、物が力を加える作用点、人が力を加える力点。
いままでは私が力を加える力点を、手で握って加えてきたのですが、川村美術館からの帰りの電車にて。
ふと、手で握ってしまうと、私の現在の手の内の操作は力を半減させてないか?!と思いつきまして。
昨日、お客様の施術で、力点で力を加えるときに手で握らずに肘にひっかけたほうがシンプルにいいはず。。。
ふと、そんなことを思いつきました。
すると案の定、リリースの際のパワーは3~4倍に、もろに上がってしまいました。 ^-^
これにより、すでに浅層、中層がじゅうぶんリリースが進んでおられるお客様では、
しっかりとした等速度運動をかけられるときは、痛みや不快感が激減する。
手で握って力点を動かすときにも等速度運動を心がけてはいますが、
手で握ればきれいに円弧を描く必要性が強制的に生まれてしまう。
すると加速運動の力が生じるて、ひっかかりや痛みや負担がかかる。
ちょっとした差のように思えるが、これは秘中の操作法としてあり、
プロとアマの差を決定づける要素ともいえるようなもの。
それが前腕を意識して操作する動きを捨てて肘の操作に集中をして操作を繰り返しました。
それでいつも以上、余裕をもって深層への圧がスムースに届くようになっていました。
それも棘突起のすぐわきという、力が強力にかけられていて、作用点がわずか3mmずれたら骨折の恐れがあるもので、
手でかっさを握り圧をかければそれくらいのぶれがでるので力を抜いて芯に対しての影響を落とさなければならなくなります。
それは肩関節、肘関節、手首関節の3関節がつらなってしまう多関節にて動きをあたえれば、ぶれをおこさないようあやつるのは至難の業。
一流の武芸者でもなければできないと思います。
それが肘で力点を操作したら肩関節という単関節により力をあたえたほうが、シンプルに力をあたえられる。
すると作用点のぶれがなくなり正確なラインが容易に描けるようになります。
なのでベン石温熱器で起立筋の深部トリガーポイントへの注熱をおこなって、
それから棒状かっさの梃子で肘を力点操作をしたことで、
お客様が寝入った状態で、一番の難題部位のリリースが終了!
私としては肘を力点に力を加えることがなくても、
どうにかして根性で昨日のお客様の困難部位を解く気合でした。
お客様にも、身体の完成が近づいているから、非常に難しくきつい部分でもあるが頑張ろうといったほうがいいと思っていたのが。。。
そのような不安をもたせることもなく、無事にアフターフォローの施術で最終的なところまでやってのけることができました。
これもしあわせな気分の余韻がつづいたときにでてきたアイデアのおかげ。
難点は、やっぱり最深部までいくと核心部として奥を読み取り操作圧をあたえる計算の難しさは表層筋のリリースでは比ではない。
私自身は体力の消耗は核心部に入ってきて。
今日は菩提寺で釈迦誕生祝のお花まつりに参加予定で出かけるはずが、
いつも使わない筋肉を長時間酷使した疲れから寝込んで起きられず不参加に。 ^-^;
そこは想定外でしたが、今回の肘で力点操作は、いい感じで、今後、広まるのか!?