(ブログ:2026年04月16日薬膳における腫塊に対しての未病先防対策を、模索してみまして。)の補足解説となります

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先日((ブログ:2026年04月16日薬膳における腫塊に対しての未病先防対策を、模索してみまして。))にて記しました表です。


整体をしている先生の知り合いから、
あまりにも意味がわからないんで、
できる範囲で解説をよろしくといわれました。

私が内容を咀嚼して語るには説明不足になりがちで誤解も受けるおそれがあります。
私よりもものしりなAIで壁打ち相手になってもらったほうがいいと考えているんですが、
私なりに少し読みやすい内容に書き下してみました。


(前提:目に見える血やよく知られた気のみの視点に限った説明にさせていただきます。
また飲食不節やストレス過多による気鬱などにより血のpH:酸とアルカリの比率が酸化が強まることで血の粘性が高まりスムースな流れの阻害因子と化して手足等の末端や臓器深部など血流が届きづらい箇所にトラブルを生じさせます。
他にもいくつか前提条件があると思われますが、それらは説明の簡略化のため省かせていただきます)



□ 虚血からの悪化により起きた血の偏在化

1.充実した血量があれば、血管内を正常な勢いで血流量と圧が保てます。[流水不腐]
血は常に全身を循環し気により全身へ運ばれ、営養を配り、消費し終えた老廃物を回収します。
血は津液とともに滋陰をもって身体を潤し代謝を促進させる作用を持っております。



しかし血量が正常より少ない虚血状態では、脈管内を流れる血量が減少します。
血液の流れがスムースな箇所は稼働できる箇所と、
曲がり折れる血管となる関節や筋肉の凝った箇所では流れ方に違いが生じます。
血管が圧迫により細められ血流の阻害という課題があらわれてくるのです。

中医学では[気]の量が足りない場合でも血を運搬する力を失うといわれております。
ですから気が足らない状態でも血の流れが阻害される結果が引き起こされます。

そのように様々な要因により血の流れが阻害される状態が現れると説かれております。

[血管を狭窄させて血流を阻滞させやすい箇所が存在しております。専門知識として、血流のネックになる箇所を熟知しており、コリ等によって起きた血流を乱した状態を、箇所ごとに異なる最適な手技をもちいて血の通りを順調になるようにしてまいります。]




□ 瘀血の生成

血に含まれる粒子のこまかい無機物は通りがいいものの、
血には一定量の有機物が含まれております。
血の流れが遅滞したり悪化する血管内にそうした有機物がまとわりつく。
有機物は加熱された場に放置されれば腐敗が進み、同時に加熱により湿り気が乾かされ有機物が塊となって固まります。
出血後に傷が治るときに血が固まり[かさぶた]ができますが、血管や組織内にもそれと似た固まりができてしまいます。

これが瘀血と呼ばれるものです。

(余談:以前、カッピング吸玉療法をすると、ピンクだったり紫がかった黒だったり痕が瘀血だと書いた本を読んだことがあります。それは筋肉の動きを潤滑にさせる無色透明の潤滑油が、使用されて老廃物化して酸化度が高まったもののように、現状では私は考えております。
体の部位ごとに酸化還元の健康状態を知り、酸化して老廃物が溜まればそれを排泄ルートに乗せる吸玉の成果はすぐれたものですが、中医学で申します瘀血ではありません)




□ 痰湿の生成

津液が停滞し加熱され粘性が高まれば痰湿と呼ばれる代謝阻害要因が生成されます。
痰湿は瘀血に並び病理物質のひとつとして数えられます。

瘀血が生成された箇所の周囲は津液の代謝も悪化が見られます。
そのため瘀血ができた周囲には痰湿ができやすいのです。
痰湿は遊走性があり移動しますが、瘀血は固定性を持ち移動しない性状を持ちます。
瘀血と痰湿が同時に絡むと、瘀血の固定性により痰湿がそれに粘着して固定されることとなります。





□ 瘀血と痰湿の混合コロニーの形成

瘀血や痰湿の生成が体内に起きる状態では。
硬質で堅牢な有機物の瘀血と強力な粘着力を持ったボンド役の痰湿が合体集積しコロニーを形成することがあります。
岩石の硬さを持った物質です。

そしてコロニーに閉じ込められて密閉が強まり熱を加えられて煮詰まれば、
内部の腐敗がさらに進行していきます。
その生成物より癌毒と呼ばれる攻撃的な毒素の排泄があらわれるようになります。



こういった流れを古代の中医学を創造した医師たちは考えてまいりました。




といったことが中医学を学んでおられます先生方は、
表から読み取られることでしょう。


現代中医師は以上のような癌の生成プロセスでは説明が難しいところへもメスをいれ、
西洋医学の顕微鏡やMRI、医療実験や観察などの目により、研究が進められております。




こうした癌の腫塊コロニーができるには、
虚血や血の偏在などのが引き金のひとつという考えは、
昔も、そして今も変わりがありません。

それもあって血が足らない気が足らないの初期段階をもって、
進行を止まるようにしたいんです。




そのためには
『血や気が足りていますか?滞っていませんか?』
といった調査をおこなうことが欠かせません。


気血の様子は目に見えない状態だから放置されがちですが、
身体の節々から現れる気血の状態を知るチェック法があります。
そうした四診という技術を駆使して調べれば、
適切な対処方法が見つけ出すことができると思います。

四診には、たとえば体質診断シートのような問診もありますし、
舌や脈を診たりなど多種多様な調査し探索を深める方法が伝えられております。

初期段階の方であれば食材を駆使した食薬による改善することもあるでしょう。
癌の進行が進んだ場合には食欲不振から食が摂れなくなる状態に対し
食べやすくなるようなサポートを工夫で薬膳の活躍の領域ともなります。



ですが中医学の中興の祖が口を酸っぱくしていいつづけた言葉があります。
中医学には『扶正祛邪(ふせいきょじゃ)』という考え方があります。
扶正とは体を正しく丈夫にキープして、
祛邪は邪気といった病を寄せ付けない。

そうした体を整え丈夫にする日頃からの養生の実践が上策と説かれた先生方の背景を私なりに想像すれば、
彼らが接してきた病で尊い患者様の命が失われる場を何度ともなくみてきたから。
そのときに感じていたつらさや切なさ、やるせなさ。
そして怒り。
ひとことで語れない想いが詰まっての主張なのでしょうか。。。