都内でワオキツネザルの動作観察ができる博物館。ワオキツネザル!!(ワオッ)っていう運動性能でした!

東京農業大学

「食と農」の博物館( https://www.nodai.ac.jp/campus/facilities/syokutonou/ )

があります。

世田谷区の馬事公苑近所にある、立派な建物。

建築家の隈研吾氏が設計し館内には隈研吾氏の重厚な本がありました。

 

食や農業について関心がある方には訪れたことのある人もおられるでしょう。

常設展示と期間ごとの魅力的な企画展でわかれており、

 

 

私は一昨日前に、醸造と発酵についての展示を企画展でしていることを知り、

いってまいりました。

 

発酵食品のサンプル展示や酒造りの模様の大スクリーン展示。

酒造りの道具をさわっていいよというコーナもあり、

体験型のたのしさをあじわうことができました。

 

すでに醸造と発酵企画展は終了してしまいましたが、

次の企画展のテーマは土壌についてという農業よりです。

 

興味がある方にはおもしろいけど、そうでもない方には、

土壌と言われても・・・ですね。^^;

 

 

そして館の別館的な立地に、

マダガスカルの世界?が広がる植物園および動物園。

温室になっていて

動物はワオキツネザルや他キツネザルがどっさり。

巨大リクガメもいました。

キツネザルの体臭が獣臭いんですが、

かわいいですね~。

仲間思い。

そしてたのしそうに暮らす様子に癒やされました。

 

 

個人的に動作研究として、

最近、赤ちゃんのような四脚歩行のはいはいに

興味関心を深めていた最中。

 

微妙に思うように行ったりいかなかったりで、

試行錯誤をしているところです。

そのような折でしたので、

しっかりキツネザルの動作を観察してきました。

 

この子達のすばやさや運動性能、バランス力は神業です。

ネコとは違った観察対象となりました。

ちなみに入館は無料です。

 

ぜひワオキツネザルを観て癒やされたい方は、

こちらの博物館を訪れてみてくださいね

連日に寝汗かくと、ばてますよね〜。 ではなぜ寝汗をかいたのか?漠然とした不安事案から単純な解法を導く力が人にはあります!

施術の案件ではない知人のことで。

数日間から、夜寝るとベッドで寝汗がひどい。
朝起きると、汗がびっしょり。
寝室温度が高いわけではない。
体力を消耗して疲れがピークという方がいました。
日中散歩時にふらつき、めまいを感じるといいます。


脈を診ると、
リズム、血流量は問題なし。
ですが脈の位置が浮きすぎております。
陽の気が激しく巡る様子がみうけられます。
脈管が浮いて気が過剰に外に漏れ出つづけています。

他の状況判断できる情報をいただくと、
夜間にわたり仕事が重なったことと
ホルモンバランスの失調も手伝った、
自律神経系の乱れからきたもののようです。

仕事ストレスが高まったため無理してると自覚はある。
それで体調を崩すのは道理とわかっていても、
やむにやまれずということもあるでしょう。。。
そうしてムリをしたからしかたがないと冷静になれば、
そうなった本人も中医学の心得を持つ人ですので解法もご存知。
でも不調になれば慌ててしまい冷静ではいられませんからね~。


中医学では、こうした寝汗を【盗汗(とうかん)】と呼び、
寝るときに体内の津液が汗として気とともに漏れ出ています。
過剰な寝汗は血液内部の水分量をも抜き取り減らすことに。
寝汗で津液を固摂できない日が継続したら、たいへんです。
体内が干上がって、干からびた状態へ移行し始めます。
現在は体力があることで実症の脈が浮くに留まるが、
体内の津液の減額がすぎれば脈が沈み込む。
脈の沈みが見えた虚症があらわれると、
明らかに回復には時間がかかります。


体調を悪化させている原因のひとつ。
寝るときに身体を締め付ける下着や姿勢矯正ウェアは
体内の気血の流動を妨げてよくないことを知りつつも、
自発的に姿勢矯正ウエアを着て寝てたことに気づく。
締め付けるウェアを着ると睡眠時という静かな呼吸を妨げます。
睡眠時は締め付ける着物はご法度です!!


対処法としてベッドで寝ずに、
自宅にあるハンモックで寝ました。
ハンモックは、身体をハンモックの布で左右から包み込み、
背中の中心の軸を自然に取り戻させてくれます。
この作用は姿勢矯正ウエアのような締付けがなく、
自重で身体が自然にハンモックの最下部に密着することで
安定したくつろげるまま背骨が中心に整えられるようです。

翌朝にメールで体調を聞けば、
寝汗で困ることもなくすっきりした目覚めとのこと。✨



このように過労とちょっとした気づかぬ身体の締付けなど、
組み合わさるだけでも、
病の進行はステージをあげていきます。
ですが早々に適切な対策を打てば改善し
笑い話になるでしょう。



自分の過去から現在の状態を観察できていれば、
その気づきを持って適切な対処することができます。
現在の状態を知るだけでは正確性が欠けますから、
不調が生じる前の状況を思い起こすことがポイント。
現場検証と呼びますが、
身体がずれたとか歪んだとかで、
物理的な対処では問題は残ります。
そちらを調整すればすべて問題なくなるかといえば、
そういった考えは浅いと言えるでしょう。

そしてこうしたときに自分の状態や状況の話を
冷静に聞いてくれる人がいて、
その人に向けて話をしていると。
話をしている本人自身が冷静になります。
そうなるったところで、
自分が持っている知恵や知識が活用可能となる。
それは施術の知識や医学的知識があればあるなりの解答がでてきます。
もちろん一般の方でも十分に自分を理解ができた瞬間に
賢明な対処法が自動的に導き出されることがあります。


いい先生と呼ばれる人の多くは、
こうした話の聞き役が自分事のように
関心を持ってうなずいて、
「他には?」とか「それって具体的には?」とか、
「興味深いね、もうちょっとそこ教えて」とか、、、
話者の思考を深めるサポートをしていると思います。


そうする過程で話者は、
自分が得た不調が他人から押し付けられた他人事ではなく、
自分が生み出した自分事と思えてきます。
そのように受け止めたとき、
その人は同じミスを繰り返すことはしなくなるでしょう

Android版経絡・経穴アプリ [鍼灸マスター]が日本語化が決まったそうで、乞うご期待!!との連絡

 

私のブログ画像に、たびたび使わせていただいている
経絡勉強の武器【鍼灸マスター】というAndroidアプリ。

鍼灸マスター
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.vesal.jlsx.international

(※ 年会費を支払い更新する有料アプリ。登録前の試用は機能制限あり)
現在、急ピッチでバージョンアップが進み、勢いのあるアプリ。
日本の鍼灸師の先生や鍼灸専門学校や他の東洋医学系の学校で、
情報の正確さによる信頼性の高さで認知が進んできていますね。



経絡と経穴の位置が正確に3D人体表記されています。
3D人体像は、皮膚、筋肉・軟部組織、神経、動脈管、静脈、臓器、骨格だけなど、
表示モードをアクティブに変更可能です。
それにより
経絡がどこで臓腑とつながり、どの筋肉中を走行するか、
経穴がどの筋肉や靭帯等に関係するトラブルであるか、
など見た目で理解できる。



そんなアプリですが、ネックがありました。
表記言語選択の制限です。
ただそうしたネックも解消へ向けた開発が進行しているようです。

いままで【鍼灸マスターアプリ】は、
かつては<簡体字>と<英語>のみをサポートしていたが、
ベータ版ではZh hK:<繁体字>追加してくれました。
繁体字>は、概ね日本で使われている漢字表記ですので、
これにより経絡や経穴の和書を読むときにストレスなく理解できます。
[言語選択]ボタンから<Zh hK>を選択していただければOKです。


GridArt_20240331_120604272~2.jpg
[画像サンプル]
後頭部を通る督脈部分の<繁体字><簡体字>それぞれの
サンプル画像を載せておきますね。
たとえば画像中でもっとも上にある経穴の<後頂>を比べると、
繁体字>[後頂]と読めますが、
簡体字>では後頂の頂はなんとなく読めても<後>は読めませんね
そういった具合で<簡体字>はすんなりとは読めないため
読み慣れればわかってきますが、それまでは相当なストレスが掛かります。


そしてアプリ開発会社より、
今回、日本語サポートの企画が通ったので、完成までおまちください』
とのお知らせをいただきました!!!

経穴の主治等の解説は、
中医学用語を学んでなければ意味が理解できない言葉が多々あるため
日本語化されても一般の方がすんなり理解できるものではありません。
繁体字>での言語表記ができれば、中医学を学んでいる先生ならば、
ほとんど意味がわかるものでしょう。
私も、そのような感想を持っております。
それでも要所の文章で日本語として意味内容がすんなり語られるなら、
そのほうが馴染みやすく感じるものでしょう。


他の中国企業の経絡経穴アプリでは、
いまのところ日本語表記をしてくれるところはありませんから、
その点においても、東洋医学系の学習をする日本人にはすばらしく役立つアプリとお勧めできます

ボディワイズより:2024年3月30日(土)午後 8:00 に4月予約表更新しました!

 

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  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン


            2024年3月30日発行


◯ 2024年3月30日(土)午後 8:00 に
  4月の予約表を更新させていただきました 

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【コンテンツ】

(1) 4月の予約表更新いたしました!

(2) ご新規のお客様へ。
    新規ご予約受付のご登録を
    『10月末で休止』いたします

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(1) 2024年3月30日(土)午後 8:00 に 4月の予約表更新しました
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4月予約表更新後に施術予約の空き状況をご覧ください。
どうぞご検討のほどを、よろしくお願いいたします。

【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d

※ 月末ぎりぎりとなりました4月の予約表更新。
  ご迷惑をおかけいたし申し訳ありません。


■ ボディワイズ規定につきまして

□[1セッション]

施術時間: 2時間30分
施術費用: 15000円 (変更なし)


□[施術受付時間帯]は3パターン

(1)10:00-12:30
(2)13:00-15:30
(3)16:00-18:30

 


(2) ご新規のお客様へ

 新規のお客様のご予約受付を、
 ボディワイズ運営上の都合により、
 『2023年10月末で休止』いたしております。
 ご新規様、受付再開のおりは、
 ブログおよびメルマガでお伝えいたします。
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「・・・・・編集後記・・・・・」

お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。

カール・グスタフユング(Carl Gustav Jung、1875年7月26日 - 1961年6月6日)は、
スイスの精神科医・心理学者。ブロイラーに師事し深層心理について研究、
分析心理学(ユング心理学)を創始しました。

いま、そのユングの著書を数冊読んでいます。
深層心理学って、なんぞや?
どうやって自己成長に活かせばよいのか?

その手順の詳細は、紙面のボリュームの観点で割愛させていただきますが、
ユングは、30年もの間、
【アクティブ・イマジネーション】という技法を創造し、
クライアントの潜在意識の深層から登場した事物や状態などを分析しました。


分析からわかったことを活かして、
問題の解決や自己成長につながるセッションをしていました。
その【アクティブ・イマジネーション】というセッションは、
一回で終了する場合もあります。
日を改めて延々と継続することもあります。
潜在意識から語りかけられた前回の続きの物語が展開すると、
それは現在の問題の解決の糸口となっている。
つまり人の成長には終わりがないんだから、
【アクティブ・イマジネーション】で描く物語にも終わりはない。
そう考えたとき、合点がいきました。

意識の目は、比較的、狭い範囲しか目配りがなされていないようで、
無意識の目は、広い範囲を気づきを得て自身の問題解決の糸口を指し示す。
ユングの手法はそういった特性を活用した心理的なセッションなんですね。

だったら身体にもそれって、活用できるんじゃないかな?
人は身体のことについて自分の意識ではどこも悪くないと感じていたり、
逆にすべてが悪いところばかりだと感じる場合もあるでしょう。
身体の一部の気になるところだけフォーカスを当ててしまう。
そうしがちなため、
施術者がその方を冷静に見るときとの情報量の多さが変わってくることも。
ならば意識でばかり見ずに、潜在意識の目で自己の身体をチェックすれば、
きっとなにかが発見できるんじゃないかな。
そんなイメージが湧いてきました。

潜在意識にアクセスする方法、
もうちょっと専門的に勉強したくなりました。^^
自分の身体のなかにいる潜在意識の治療師と会話ができる。
そんなことが夢じゃなくなるなら、
これからどうなるんだろう?!

たとえるなら、
施術者の私が、
もうちょっと技量の優れた潜在意識の治療師に教えをいただいて、
自分の身体で気づいていなかったダメージ箇所の盲点を指摘して、
理由を教えてくれるようになるのでは?

ちょっとワクワクしますね。


{おわり}


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ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/

ホームページ
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メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp


住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220

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無意識層からの助言を手放すことは、身体操作の現場でも必須だと感じます

無意識層からの助言を手放すことは、身体操作の現場でも必須だと感じます

ユング派の老松克博氏の本を読む機会を得て。
深層心理の世界へいざなうユング派のあつかう意識下と無意識下。
意識を補完するために無意識があるとされるようです。

ユングが提唱した心理療法のテクニックの一つに、
「アクティヴ・イマジネーション」があります。
イメージ(想像)により無意識下を把握する手法です。

後天で得たコンプレックスやトラウマが無意識層にしまわれておれば、
事あるごとに意識が判断しようとするときに、
そこからちゃちゃがはいってくる。

(お前はだからだめなんだよ)とか、
自動思考と呼ばれる声が聞こえてくることもある。
コンプレックスを得た時期といまでは状況も条件も異なるはずだが、
無意識からの声に意識は従うしか選択肢が思いつかなくなっている。

視野が狭くされているわけだが、
無意識は意識を助ける補助役となり自分を守ろうとしているだけだ。
そうした声を聞けば自身本来の能力が削がれ、
熱は冷め活動力が鈍るよう固まる。

本来の動きができないようセーブされているが、
それでも自分の身を守る仕組みに則った機能として存在するのが、
無意識による助言だ。。。



後天的に得た嫌な体験からのコンプレックスやトラウマを、
二度も三度も味わうのはゴメンだし危険だからいくなと叫ぶ。



これは心の中の作用ですが、
意外なことに、
身体の筋肉の使い勝手においても同様なことが現れています。

身体操作上きつくて呼吸が狂うほどの事態を感じれば、
それをコンプレックスやトラウマのように化けさせて
感情とともに無意識層に記録させられる。

無意識層にある記憶にとって優先順位が高いものは
強烈な負の感情で逃げるか戦うかという危機的な緊張状態を得て、
記録としてストックされていく傾向があります。

身体には自然で天然、そして自由な力が備わっているものだが、
そうした古いコンプレックス等の感情がはいった運動手法が
手放せなくさせてしまう。
自分ではこれで何不自由ない操作ができていると確信するが、
あり様からは肩こりなどの苦痛を被っており、
それに対して自分が作り出したものであるが、
どこか第三者から仕掛けられたものの被害者としか感じることができない。
事実がすでにそこで歪められていることを認められなくなってしまいます。
そうした沼に入ると熱量を持ったエネルギーが大幅に損なわれてしまう。
それで余計に調子が悪く感じてしまうもののようです。
そうした状況を無意識下で選択し続けて、
それが当然と強化学習をしていく。

やっかいですよね。。。



そうした古くなってアップデートすべき無意識層の情報。

そちらにアクセスする権限を持ち、手放すべきものは手放し、
その後に本来の自身の身体を再生し創造的な動きへとつなぐ。

そう至るには、
コンフォートゾーンで自分が既得したコンプレックスの札を読み、
マイナスのエネルギーへと流れ漏れる自己の間違った守り方を直せはいい。
(居心地の良いコンフォートゾーンに入ることがないと、ものがたりは始まりません)


そういった、無意識層のプログラムを書き直すことで
純粋な身体を取りに行けるだろうと感じております。
そこがなければ囚われの身が終生続くことでしょう。
私にはそこから脱することへのあこがれがあります。


無意識層へのアクセス方法を得るには修練も必要ですが、
自分のなかで、まずそのような作業が進めばどうなるのか。
そういった進行には、
大きな破壊とその後に続く新鮮な創造がセットになります。
単純なクリエイティブな行為ではないということは、
コンプレックス等の手放してから事が進むという手順だと理解すれば、
容易に想像することができるでしょう。


相応の期間が必要そうですが、
無意識との対話から自分の意識を真っ当なものへと導く事ができたら。
かなり面白いことが起きるんじゃないでしょうか。
わくわくしますね

身体的不良状態がはっきりとわかる!そうなると改善手段の評価ができるようになります

 


医者の不養生。
そういった言葉を聞くことは少なくはない。

施術者も、医者ではありませんが自分を過信することで、
気がつけば取り返しがつかない状態に陥る人も少なくありません。
冷静にお客様の身体を見つめる眼で自分の身体も眺める必要があります。


中医学の四診(望診、聞診、切診、問診)のような4つの診断法を勉強していくと、
自分の状態をみることでそれぞれの診断法の勉強を進めることになります。

たとえば数年前に本格的に中医学診断法を勉強し始めていたとき。

『今日は脈が乱れてるな~、脈が飛んだぞ!舌を見ると地図状舌じゃないか』
そんなことを脈診講座中に講師に指摘されていた。
私の母の看護を経て体調を大きく崩していたから。
それから自分の脈を診て舌を診ることなどを習慣とした。

一般的にも体調が良ければ、
肌の艶がいいとか声がスムースに出せる。
そんなことでなんとなくよさそうだなとわかります。

四診は、なんとなくという曖昧さはありません。
客観視して病的状態を表象から読み取ることができ
体調の良し悪しは、まさにそこに描かれていました。
明らかに体調不良へと向いていけば脈状や舌の状況が芳しくない。

私自身、以前も施術に根を詰めて体調不良に陥ったことは何度もありました。
生きた心地もしない状況で、年単位での休業を繰り返しもしました。
でもそうした状態に陥っていたときに、病院での検査をお願いしても、
まだ症状としてなにかが現れている前の状態。
中医学的に申せば『未病』という健と病気の移行期だったようです。

私がシバリンガムを使うと身体が持たないといいつづけていたのは、
身体が疲れが抜けにくいという主観的な状態で感じたことではなく
自身を四診で健康状態を読むことで、
明らかに病が内部へと進行していく様子がみえていたわけです。
それで、シバリンガムはほどほどにしていかないと『死ぬな』と。
そのような状態に陥る危険な脈が現れてきて、
今年の一月から二月半ばまでは施術をやすみ、
自学自習とさせていただいたところがあります。

冬の脈は、一般的に沈脈に傾くのです。
沈脈とは、血流が滞り感がでてきて皮膚の近くに脈管があらず、
いつもより深い位置まで沈み込んで感じられる脈のことです。
ですが冬の時期は、気候が外気の寒さより血流は停滞し陰に。
そうなると自然に沈脈となるわけです。
ですから沈脈となっていても、この時期ではさほど問題なく、
気候のせいだねということに落ち着くのです。
ですが冬の今頃に浮脈といい、脈管が皮膚近くにまで
浮き上がってきてしまうときには要注意です。
多少、脈も飛び始める状態へと悪化傾向へ進行します。
これもひとつの四診でわかる問題ありの表象です。

そういったことがシバリンガムを使うことで現れます。
・・・でも、驚異的に筋膜リリースがかないます。
いままでは取り拭うことが一切不可能であった
本質に関わる範囲へまでアプローチが進みます。
それもあって、ついついシバリンガムは、
極力使わないようにしますとブログで書きました。
ですが自他ともにそれを宣言して歯止めをかけようとしたものの、
患部を目の前にしたら、ついにそれに呼ばれて、
がしがしとシバリンガムが大活躍していました。


そして今週のこと。
みごとに予約が入らなくて身体を休められました。
ほっとするところですが、
ですがただ横になるだけでは
身体の芯に潜り込む病には改善はみられないまま。
こうした体休めのための時期は
必要だから用意された貴重な時間であり、
偶然ではないと考えています。



それで昨日、今日、
スマーティという遠赤外線サウナに長時間入浴。
昨日の夜中に4時間30分。
それなりに身体は柔らかくなり、
芯にできていた首根っこの凝りが表出してきた。
ただ凝りが汗の出を大幅に止めてしまう状態で、
汗が出たときのためのタオルが少し濡れただけ。
固くなりすぎた凝り部分に血流が戻ると起きる
むち打ちのような痛みを覚える。

これで25%ほど、現場を改善へ進められた。
身体的には動けるようには、一応なったわけ。
ただこれで留まるのでよいのかどうか?
75%の不調が身体の歪曲体にのこり、
気血津液の動きを悪化させているもの。

こうした歪曲体をよく改善できないか?


【[命題]シバリンガムで壊した身体だから、
シバリンガムで直せないか?】
という発想で工夫をこらしてみました。

スマーティ(遠赤外線ドーム型サウナ)に入るとき、
硬質のブロックテクニックで使うブロックとして
シバリンガムを代用として利用してみよう。
そう、ひらめいたのです。
カイロプラクティックで使うブロックテクニックは、
くさび形です。
自動車を坂道に止めるときにつかう▲のような形状。
平たい面で固定され安定している。
それが一般的なブロックテクニックにつかう道具です。
それを小さいアメリカンフットボールのボールのような
シバリンガムを6個を使い、身体の下に敷き、
身体を精密に歪曲体を読み込んで、
身体の左右差や上下差を微調整する場に設置して乗る。
本日の午前中の時間(4時間30分)。

シバリンガム(楕円の球体)の上に揺られることで、
筋膜の乱れた並びを効率よく修正を掛けることができる。
そして遠赤外線で身体が和らぐ作用を加えることにより、
筋膜の並びの異常を整地するエネルギーは想像以上です。
デイビスの法則でいう筋膜の理想の並びに戻してくれる。


もともとシバリンガムの垂直補正作用も
スマーティの熱エネルギーによる刺激作用も、
人体の軟部組織の異常を取り除く作用は強力です。
筋膜リリースの理論技術体系で組み合わせ使うことで、
固定概念を壊すことにも繋がりました。


結果、
消化器の影響を示す舌は数十分で絵が変わるものではなく
状態はまだ問題ありの現状を示しているものの、
脈の状態は、一気に改善を示していたのが印象的。
危険な浮脈から『理想の平脈』にすんなり移行し、
まるで毒気がすっかり抜かれてしまったようです。
今晩、もうちょっとスマーティとシバリンガムに
お世話になり消化器のコンディションを改善してみます。


(身体の歪みの状態を把握して修正位置や方向を決め、
 仕上がりの理想形に近づけていくのですが、
 そこには日ごろの施術で培った見立てが効いてます。
 適当にやっても少しは効くかもしれませんが、
 ポイントが、まずは身体の前後屈を修正して、
 次に左右屈に移行します。
 仰向けのときは膝裏に左右ともシバリンガムを入れ、
 膀胱経の経穴『委陽・委中』を刺激するとよい。
 各経絡の流れを改善するようプログラムを組む。
 静的なセルフマイオファッシャルリリースとして、
 独自のやり方で面白い成果がだせたと思います)



 うちではスマーティが常設じゃないので、
 お客様への提供は考えていませんが、
 エステサロンならお客様への提供することが
 できるんじゃなかろうか?


それにしても、
四診で自前の自己診断ができる能力のお陰で、
自分なら大丈夫といい加減な過信することの、
不養生の歯止めが効くようになった。
同時に変化の良否を落ち着いて調べ、
進むべき道が判断できる。

四診がないまま身体へのアプローチをしても、
内科的に前後の評価ができませんものね。

ほんとうに助かります。^^;

【業務連絡】ボディワイズより:2024年3月30日(土)午後 8:00 に4月予約表更新します!

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  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン


            2024年3月27日発行


◯ 2024年3月30日(土)午後 8:00 に
  4月の予約表を更新させていただきます 

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【コンテンツ】

(1) 2024年3月30日(土)午後 8:00 に 4月の予約表更新!

(2) ご新規のお客様へ。
    新規ご予約受付のご登録を
    『10月末で休止』いたします

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(1) 2024年3月30日(土)午後 8:00 に 4月の予約表更新します
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4月予約表更新後に施術予約の空き状況をご覧ください。
どうぞご検討のほどを、よろしくお願いいたします。

【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d

※ 月末ぎりぎりとなりました4月の予約表更新。
  ご迷惑をおかけいたし申し訳ありません。


■ ボディワイズ規定につきまして

□[1セッション]

施術時間: 2時間30分
施術費用: 15000円 (変更なし)


□[施術受付時間帯]は3パターン

(1)10:00-12:30
(2)13:00-15:30
(3)16:00-18:30




(2) ご新規のお客様へ

 新規のお客様のご予約受付を、
 ボディワイズ運営上の都合により、
 『2023年10月末で休止』いたしております。
 ご新規様、受付再開のおりは、
 ブログおよびメルマガでお伝えいたします。
________________




「・・・・・編集後記・・・・・」

お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。

私と同世代か、すこし年齢が進まれたお客様。
その方々のうち数名の方から
お勤めの仕事で定年を迎えられたというお話を聞きます。

いままで一線でタフに仕事を続けておられましたことに、
こころからおつかれさまでございましたとお伝えしたい。
そういう気持ちで聞かせていただきました。

さいわいなことに、
いまもいままでの仕事ができる力を持った方々ばかりと、
お見受けいたしております。
今後もお仕事を続ける方は、
仕事の内容が変わることでしょう。

また仕事を続けない選択もあります。
私の合気柔術をなさっておられた
高校教師をなさっておられた方は、
仕事を定年で辞められまして
その後の暮らしをたのしんでいます。
(お孫さんに人生をかけると申されてました^^)


各人ごとに、
判断や状況は異なりますが、
多くの方が新たな生活に変化適応する時期を迎えます。




私には個人で仕事をするゆえに、定年はありません。
ですが年齢が進みタイミングを見て、
柔軟に新たな仕事を作り変化適応する時期を迎えたい。
そう願って同業者の知人と話しているところです。
ただ手厳しい知人に甘いところを駄目だしされる。
そんなときに、
変化適応には器用さですむものではなく、
(やり抜く覚悟)だと悟らせてくれますね。

ただもう少し独自の施術の研究をしてたいところがあり、
中医学理論をベースとした
シバリンガムとべん石を活かしてホットストーンセラピーを。
いまはそうした手技を後に残したいと考えがんばってます。
シバリンガムの手技は、
私にとって深層筋リリースの救世主です。
今までできなかった部位のリリースが、
いともたやすく成し遂げてくれます。
それゆえに怖いところでもありますから、
慎重に今までとは一線を画すものとして
研究に取り組んでいるところです。

ただシバリンガムを使いこなすには施術者の体術が、
はんぱないレベルが必要なんで、
私も身体に不具合をいただき、
それを自己メンテしつつやっている状況。
だから他の施術者に広まらないんですが、
デモワークを見学した同業者さんからは、
モデルの変化の大きさに目を見張っていただけます。
お客様は、施術者だから解けて当然という意識ですが、
施術者ならこのレベルは解けなくて当然と限界意識があり、
そこを突き抜けた瞬間、狐につままれる空気感が漂います。

これを誰にでもやりやすいように落とし込んで広めたい。
そんな仕事へと転換できたら面白いだろうと夢見てます。

{おわり}


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ボディワイズ
鈴木政春

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