パニック症候群をB級映画で治したひと

『ソトコト』という、スローフードのことばを一役世に知らしめた雑誌があります。

その『ソトコト』2003/11号(p62)をみて。
オルタナティブメディスンへの目覚め」と題されて、もとYMO 細野晴臣が語っています。
彼はまだ「パニック症候群」ということばが一般的にしられていなかったころからそうだったそうです。

エレベーターに数人が閉じ込められるB級映画を観た。
するとエレベーターの中にいた一人が過呼吸で突然苦しみだす。
パニック症候群のひとつの症状だ。
そのときタイムリーに「自分の吐いた息を吸え!」と袋を渡されそれを口に当てた。
・・・と、そのシーンを観て細野氏は「ははぁん。これで僕も大丈夫だ」と考え、それで以降症状が治まった。

自分のケアをしてくれるきっかけは、どこに転がっているかわからない。
細野氏がそのB級映画を観なければ、その後も苦しい日々が続いていたろう。
これも一つの巡り合わせなのでしょう。

最後に彼は5年ほど前にアイヌの生き残りシャーマンと呼ばれていたアイコババに、「あんたは病気を治せるんじゃないか」といわれたそうです。
そして本人もその気があるみたい。

僕も細野氏は、すごい重厚な熱いエネルギーががたぎっていそうな内奥をおもちの方のように感じる。
個人的にYMOのなかで細野氏が一番好きだったからということを差し引いても、強くて同時に何か繊細な雰囲気があり、よい治療師になられるでしょう。
それ以前にあの独自の境地のサウンドに癒されることも重要でしょう。

そうすればご自身のお孫さんのアトピーをケアしてあげられるし。

アトピーをケアするためには、代謝や呼吸器関係を正常化させたり、すでにたまっている体内の老廃物量が多くそれを計画的に少しずつ排泄させたりなど慎重な対応が必至。
体内の老廃物(体の部分部分にたまってしまって流れなくなった、滑液やリンパ液などのこと)がどばーっと一気に排出されると、体内浄化というよりも、体力がないときには特に危険ですから。
ケアする方も肉体的にも同時に精神的にも忍耐が必要。
特に精神的に強くなければ、最後の目標を見続けて引っ張っていくだけの牽引力も。
ここが一番大切なところですが、逆に中途半端に対応すると訴訟トラブルにつながる可能性もある怖い部分でもある。
でも身内でしたらそのような心配もないですよね。

B級映画さまさまです。^^)