ピラティスのCat Back(キャットバック)で-(1)

一昨日、I様より、『ピラティス』と『ウォーミングアップドリル』と『左右脳』の資料をいただきました。
感謝しております。

その資料によりピラティスについて、ピラティスの解説本では語られていない
競技者がピラティスを取り入れている様子を知ることができました。

ピラティスのビデオや本を観ながらピラティスレーニングをしているときには、
コアのイメージと※Cat Back(キャットバック)とあまり意識できてい
ませんでした。

【※Cat Back(キャットバック):四つんばいになり、猫が寝起きにするような、
ぐぐぐっと背中を天に伸ばすエクササイズ。
腰部、背部、その両方など分けて上に伸ばす。
猫はこれでずれた脊柱を自己調節している】

ですが資料に掲載してある【インストラクターと初心者との背骨のアーチの差】を観て、
少し考えたことがあります。

インストラクターの背中はやはり初心者の背骨と比較すれば、
ずっと繊細に腰のアーチ、胸椎のアーチ、腰椎と胸椎のアーチ、
など使い分けができているのですね。
各部のパーツが独立、協調し動くことができている。

それに対し初心者は一枚板のよう。分化していません。

背中の骨は、腰椎5個、胸椎12個、頚椎7個の合計24個の椎骨が分かれています。
ということは本来は蛇腹のような動きができるほど、柔軟な構造です!
脊柱の合理的な使い方は分けて使えるように分割して作られてますから、
設計通りにそうしたほうが使い勝手がいい。