中国の小学校で鍼授業

洗足図書館で東洋医学系の一般書を読んでいた。

そのなかに中国の医学事情が紹介されていた。
そのなかでは針麻酔を受けて手術を受ける患者。
それもその本の筆者に向かい患者が挨拶をする。
このようなすばらしい成果があるということは、
以前別の書籍でも目にしたことがありますし、
テレビでも放映されていました。

だがさらに驚いたこと。

中国の小学校で、
授業中に生徒自らが足三里のツボに針をさす写真。
子供が微笑みながら写っている。

中国では針治療は伝統医療。
その分野の国立大学がある。
大変認知された効果的な療法で、
文化的な誇りを持っているのだ。

このような背景により、
中国では小学生にこのような医療行為実習を授業に取り入れたのです。

教える先生方も針に対しての理解が深く、
安全性も衛生面も注意深く指導しておられるでしょう。

どれほどの割合で中国の小学校で針の授業を行っているのでしょうか。
興味を持ちネットで検索しました。
ですが見つけることができずに断念。

学校の授業でセルフケアの方法を教える時間を取り入れている国は、
中国だけではない。
確か他のノルウェーなどでもマッサージの授業があったはず。
その他の国でも実践的なセルフケアを取り入れている国もあるかもしれない。

日本でもそういう授業時間をゆとり教育に導入してほしい。