高齢者医療保険制度の行く末


朝日テレビ:選挙ステーション2005
(田原総一朗の激論スペシャル)


自民党衆議院議員:久間章生のことば。


下記の議論が上がった。
高齢者医療保険制度と終末期医療


お金がかかり過ぎるから、
高齢者への国からの医療保障限度についての意見を述べていた。


『医療費が1カ月で一億円ものお金がかかる高齢者もいるんだから、
そのような方には早く尊厳死をお迎えいただいて・・・』


『高いお金を払って半月でお亡くなりになる人もいるんだから・・・』


『お金があるものは自腹で医療費を払えばいいんだから・・・』

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国庫財政の再生をするためには・・・
『こういうような議論もこれからはしなくちゃいけないんですよ』


・・・・・。


そして自民党参議院議員:武見敬三議員は、
『元気に生きてぽっくりいってもらうのがいい』という。



以下のブログ『百万年の孤独』のほうが文章がまとまってます。
http://d.hatena.ne.jp/schizophrenic/20050912

国庫の逼迫から出た苦肉の策の提言でしょうか。


今後、国は高齢者医療保険制度にメスを入れそうです。
このまま少子高齢化が進めばそうなると考えた方がいいでしょう。
今後の国のマネープランのシュミレーションはされているはず。
そのなかで有力な支出減少プランとして、
高齢者医療保険制度の改定があるのです。


ずいぶん心の痛みをともなう提案です。


だが久間氏の話し方を聞いていると、
鬼気せまるような苦渋の顔で語る素振りは感じられない。
心の奥はよく分かりませんが不安になりました。


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靖国の問題などは彼らの議論で任しておく。
どうサイコロの目がでようが時代の流れ。
私一人の力でくい止めることはできません。
次の選挙で候補者の言葉をよく聴くしかないのです。

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ですが私たちの『生存権』となれば問題は別。


私たちが高齢化したとき、
国にお世話になろうと期待しないこと。
そのつもりで国の意見を先取りして、
備えていた方が賢いようです。


誰もがいずれは自然に高齢者です。
高齢者に厳しい世の中になるならば、
自分の健康は自分の責任で守ること。
親や子供や親類の健康も計算に含めて。


思わぬ事態になったとしても、
いまさら政治家のせいにしてもしかたありません。
選挙が終わる前と後ではこうも違うものです。
これは当分変わりません、


ならば自己防衛が確実です。