靴が入らなくなる!?先端巨大症(=アクロメガリー)って?


ときどきメールで『手や足が少しずつ大きくなってきて』
という連絡があります。


ワークを脚部のむくみや足部の靱帯などが整えば、
問題がなくなる事もあります。


ただ昨日より脳の疾患などを夜中までずっと調べておりましたら、
聞き慣れない症状を目にしました。


『先端巨大症(=アクロメガリー)って、なに?』


脳の一部の脳下垂体から分泌される成長ホルモンが過剰になることにより発症します。
これは脳下垂体部分にできる良性の腫瘍が原因。
体のさまざまな部位に先端巨大症状が起こったり、
内臓機能に異常がでることがあるそうです。


成長期には成長ホルモンがでることで体が大きくなっていきます。
そのときに骨も伸びていきますから体全体が大きくなれるのです。
ですが大人になると骨などはもう伸びる事がない。
すると成長期が止まった後に成長ホルモンが出ると、
体の末端の先端部分のみが成長していく事となる。
そのために発生する症状だという。


その症状は、例えば...
・指輪が入らなくなった(手の肥大)
・靴が入らなくなった(足の肥大)
・頭に異常(頭痛/視力・視野の異常/唇・舌の肥大)
・昔の写真と顔つきが変わってきた
(額や下顎が突き出てきた/鼻が大きくなった/唇が厚くなった)
・いびきが大きくなった
・高血圧
・発汗過多
・関節炎
高血糖
・内臓の肥大
甲状腺肥大
など。


なるほど。。。
さまざまな症状がでてくることがわかります。


現在では成長ホルモンの量をコントロールする治療法があり、
専門医により早期発見されれば理想的。
患者の体に病気のサインが最初に出てから2〜3年以内に治療をおこなえば、
完治も可能だそうです。


先端巨大症かどうかは血中成長ホルモン濃度を調べればわかります。
気になる方はかかりつけ医に相談していただき、
測定していただくといいでしょう。


下記のページが内容を詳しく紹介しています。
アクロメガリー Acromegaly Information Plaza
http://www.acromegaly.jp/medical/

アクロメガリー広報センター -ノバルティスファーマ株式会社-
http://www.acro-center.jp/