チャップマン反射と神経リンパ反射


チャップマン反射について、
先日ご紹介させていただきました。


その補完情報。


AK(アプライドキネシオロジー=応用筋肉学)には、
神経リンパ反射チャートというチャートがあります。
こちらのチャートがチャップマン反射に関連がある。
アプライドキネシオロジーカイロプラクティック系ですから、
オステオパシーを専門に学ばれている方はご存じないかもしれない。
そう考えて補足的に述べさせていただきます。

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チャップマン反射は特定のポイントを刺激すると、
特定臓器のリンパの流れが増加する作用を生む。
これを神経リンパ反射と呼びます。


それに対しAKの創始者のグッドハートは、
神経リンパ反射の臓器と特定の筋肉と関係を結びつけました。
それによりAKでは特定筋肉と神経リンパ反射を関連付けた解説図を発表した。
この図もチャップマン反射同様に役立つ知識となります。


例えばこうです。
大腸に機能障害が及ぼされれば、
大腸に関連する筋肉である大腿筋膜張筋が力が入らなくなる、弱化する。
その場合には大腸をケアするときに大腿筋膜張筋という筋肉を強化する。
そうすれば大腸のケアをしているように見えなくとも
30秒ほど大腿筋膜張筋をマッサージすると大腸のケアとなります。
こうなると何で便秘や腸炎なのに太ももの脇(大腿筋膜張筋)を
マッサージされているの?
というような疑問が解けてすっきりするかも。。。


チャップマン反射とAKの神経リンパ反射。
この両者はセットで記憶しておくべきでしょう。