いつだって自分比でいい

ワークをするとき。


焦って他の優れたワーカーや技術者の外見をまねてもダメ。
最初にお断りいたしますが
学習能力や観察力、研究心に優れていることは必須だ。
そこをいい加減にしろというわけではない。


ですが外見を真似ていこうとして、
自分の能力を見失うため伸びない。


僕はそう考えます。


つねに自分の今の興味と関心から逸脱せず、
他に意識を執られずにいたい。
興味があるものだから集中力が続く。
自分が内側に秘めた能力を観たい。


俗に言われる能力試験の能力は自己の能力を標準化することでしかない。
ヒト、10000人いれば10000人だけの能力がある。
探しているのは自分のもの。
他の人と同じものではない。


偏差値世代であれば『標準化されないこと』へ違和感を感じるだろう。


だがそれとさよならをしなければならない。


他の人が書いたマニュアルは最低限レベルの手引書。
標準化されない最高レベルの手引書を書かなければ。
自分の能力を引き出す自分のための手引書。


その手引書を書こうと決めたとき、
外流から身を引くことができた。
静かに内側の流れと外側の流れを観る。
自分に合う流れは取り込めばいいし、
合わなければ流されないようにする。


二次元的な偏差値が薄く感じられ、
立体的な自分の能力が観えてくる。


私にはこの方が実力が増していく実感が持てた。


外にムリに合わせ中身が伴わないのはダメ。
自分の内側から発せられる始動を待つこと。
内側で温めて孵化を待つだけでいいものもある。
今自分がやるべきことではないことに気づくこと。
それが自分という個性を持つ能力を開花させる。


そして自分に最適化されたノウハウに自信が備わる。


最近、つとにそう思えるようになって来ました。