今日の散歩修行。^^;


今日、沢庵和尚のお墓を参りに行く。
バカボンドという宮本武蔵主人公の漫画に沢庵和尚が登場している。


自宅から平塚を抜け戸越三丁目交差点に。
それから戸越銀座を端まで歩いた。
そして新幹線と並走して目黒川まで歩く。


すると以前散歩途中で写真を撮ったガラス工場跡のところに出くわす。
『?!』
するとそのガラス工場跡の史跡隣に細い道が通り、
その先に東海寺の墓所があると書かれているではないか!
前きたときはまったくそのことに気づかなかった。
そのときは天王洲アイルまで散歩してあまりにも風が強く、
不快な砂埃に責めたてられて疲れていたからだろう。


そしてつつがなく沢庵和尚墓所へ向かう。
写真の通りのたくあんをつける漬物石のような石が積まれた立派な墓所


だがそちらには国学者賀茂真淵や鉄道の父と呼ばれる方や、
他にもさまざまな勲章をもらうような方々のお墓が並んでいた。


そこは東海道線や新幹線からみごとに見ることができる墓所だった。
興味を持たなければそのような事実を知ることもないものですよね。


ちなみに墓所のなかに大根が二本植えてあった。
沢庵和尚にちなんでたくあんをつける為だろう。


それから沢庵和尚が徳川家光が開山し東海寺を任されたという東海寺へ。
禅寺ということで座禅会の張り紙があった。
落ち着いたかざりっけのない様子がいい。
通常は沢庵和尚の墓所は東海寺のなかほどにあるのではと思うが、
山手通りにより分けられた場所に東海寺があった。
おそらく昔は東海寺敷地は今よりも広く、
そのなかを後に山手通りが通ったのではないか?



そんな散歩のときでも、
体に疲労が蓄積しているときわき腹や腰が張ってきたり痛むこともある。
そんなときには、


『だいじょうぶ、ゆっくり行こう』


そう心の中でつぶやくようにしている。
この言葉を要所で使うと心は落ち着き体は緩みだす。
魔法の言葉のようなものだ。


人は緊張すると気持ちの中に否定的な言葉を想起したりあせりが生じる。
そのうずに巻き込まれるとたいてい悪い結果が待っている。
もっとつらくなるだけだ。


ここで郭林気功のガンをも癒すといわれる歩行気功をすればいい。
意識を集中し体の隅々まで注意力を振り向けていく。
そうしてからだの力み癖のある部分を見つけていく。
それでどうにか乗り切れる。


私には散歩がちょっとした修行のようなものなんですね。