胸郭をリリースする方法は実に難しい。
ただ本人は自覚がないが厳しいほど胸郭が硬化して動いておらない方が
大変多く見かける。
そのつけは実に大きな損失を以降の人生にこうむることになるだろう。
整体法やカイロプラクティックや
オステオパシーや筋膜リリーステクニックや
さまざまな分野の手技療法を観て来た。
本も読んだし教えをいただいたりしたりもした。
そのおかげで学んできたテクニックを利用することでも
ある程度のリリース力は得られたようだった。
だが私が納得できるだけの成果は得られなかったんですね。
私のなかでは満足するどころか
自力の限界を思い知らされるだけだった。
もちろん世の中には大変優れた先生もおられるだろう。
だがネットや口コミや業界の知人を頼っても見つけることのできない
先生がいつみつかるというのだろうか?
人を頼らずに自分で考えるしかない。。。。。
24時間アイデアを逃さず試行錯誤の日々。
なにをしていてもそのヒントを探している。
やはり執念深くテーマを決めて追い求めると、
いつしかしこたま集めたデータが醸造しだす。
10年以上の時間をかけて努力をした。
そこまで執念深いと普通程度の頭でも
少しずつ物事が見えてくるようになる。
そして決定的な『これだ!』という確信のもとひらめきを得られる。
おかげで自分が納得できる胸郭をリリースする技術の骨子ができた。
そう確信することができる手ごたえを感じる。
気づいてみればシンプルな技なんです。
ワーカーにかなりの体力と身体能力が必要です。
単純な作業に見えるが人体を見立てる力を総動員させた技です。
結局は要点をひとに伝えるのも難しいものでして個人技ですね。^^;
まだ骨子が固まった時点だからより磨きをかける必要があるが、
目鼻がついたことで私の胸のうちでつかえていたものが外れた。
もちろんこの技術をお客様にお役立てさせていただいております。
職業柄それは当然ですよね。
そしてこの成果は私の身内にもありがたい恩恵をいただくことになる。
この技術があればうちの母の重大な不安箇所を安全に回復させられる。
胸郭は丁寧に解いていけば
驚きの柔軟性が生まれます。
柔軟だから肺や心臓や胸腺、横隔膜、
その他多くの重要器官が正常に働けます。
そのように母の身体を改善できる。
ほんとうにありがたいことです。