心の友を増やすためのオーディオブック


自信のないようなことに取り組もうとするとき。
どうしても物怖じしてしまい、
うまくいく気がしない。


そのようなときメンタルアドバイザー役がいると強い。


頭にもたげるようなネガティブなイメージを洗い流す。
そんなことができればすばらしい結果が得られるかも。


偉人や経営者などのオーディオブックを
耳で繰り返し聞く学習法を提唱する方の本を読みました。


知識をえるだけなら本で十分。
でも話者を身近なメンターにするためには、
オーディオブックや講演会に出かけるほうがいいという。


耳で何度もオーディオブックを聞いていると、
その話者の呼吸やどこを強調したい点などが伝わってくる。
本で読むと遠い偉人で近づきがたく思えていた著者が、
身近に感じられるしおんなじ人間なんだって思えてくる。
そのようなことが語られていました。


そのうちに何度も繰り返し聞いたオーディオブックの著者が、
目をつぶると頭の中でその著者のキャラクターが一人歩きして、
自分に語りかけてくるように感じ出すそうです。
ドラマを観ているときに、
主人公に感情移入して身近に感じるとそういうことってありますよね。
特にキャラクターが立っているときそうなりますよね。


問題に困ったときは幾人もの聞いた話者がメンタル上で登場してくる。
そしてビル・ゲイツ松下幸之助などが
話し合い結論を聞かせてくれると言います。


あたかも幾人ものキャラクターが自立的に話をしている感じ。
その様子を眺めていると回答がでてくる。
その回答は実際のところ自分のなかで納得した答えしか出てこない。
自分の思考とキャラクターの思考がほどよくミックスされています。
からしっくり納得がいくそうです。


こうなると最高のメンターが終生サポートしてくれるようなもの。


ですがちょっと問題もあります。
古き歴史上の人物は写真が残っている人も少ないでしょう。
ましてや肉声が残っていることも期待できません。
だけど彼らには胸を打つ言葉を述べる人物が多い。
そんなときにどうしたら彼らがオーディオブックで聞いたような
彼らの肉声から感じるような息遣いや情熱やセンスなどを得ればよいのでしょう。


そのようなことができればよいと思うのですが。


たまたま詳しく伝記を読んだ偉人のお墓参りなどをすると、
本を読んだだけではない感触が生まれます。
吉田松陰とか勝海舟とか杉田玄白とか。。。
不思議ですよね。