骨にらせん状に絡みつく筋肉たち

身体を器用に使い分けるには
いくつかの段階を経てゆくのだろうと思います。
個人的に私が考えるところでは次のような流れ。



【ステップ1】:身体の知識を獲得しよう!


1.身体の各部を分けてみれる(骨格・関節・筋肉・臓器などの情報を知る)
2.身体の各部を対応を読む(関係部位の連動パターン、反射区など)
3.身体の各部を統合して動かす(負担が少ない動きの実現など)
4.身体の経絡・神経などの電気的な信号を感じ取り整える



私の場合は、
基本的に学習の流れは1→2→3→4のように進めました。


学習中に試行錯誤する過程で独自の視点を得るたい。
そこに本から教えられるのみではなく、
自力で立てるようになる充実感がある。


そう思います。


たとえばひとつだけどんなことを具体的に考えたりしているかあげましょう。
筋肉と骨の関係を考察してみましょう。
「1.身体の各部を分けてみれる」の範囲内のことです。



木に朝顔などのつた状の植物がらせん状に巻きついて、
上へと伸び進んでいく姿をみます。
しっかりと絡みつくことで風が吹いてもはがれません。
朝顔はひまわりのように自立して立つ茎がないのです。
他の立つものに身を絡めて伸びようとする。
らせん状に巻きついてからまることで自分を支えています。


それを観ていると、
骨と筋肉の関係に似ているんです。


筋肉も朝顔のつたのように自立して立てない。
骨に密接に絡みつくことで自立して立ちます。
この骨に筋肉が絡みつくイメージが大切です。
骨への意識や配慮が欠けた運動はムダな力みにつながります。


筋肉を詳細に観察すると骨を中心に据え置き、
その骨にゆるいらせん状に絡まる筋肉がある。
そう観察できます。



太極拳などでは骨を中心に筋肉をねじって力を出す方法があります。
このような力を出す方法を解説している本のイラストでは、
力のベクトルが骨を中心にしてらせん状に末端まで延びるよう描かれている。


これは骨に筋肉が巻きつく様子を知っていればすぐに想像がつきます。
そして一本の筋肉からそれに関連する筋肉をたどると、
あたかもしっかりと足から胴体から手までらせん状に筋肉が巻きつく。
そのような図がイメージすることができます。


らせん状になることでコンパクトな体内のスペースを有効に使います。
らせん状だから伸張力あるスプリング状の性質を持ちます。
するとスプリングをどうねじったり押しつぶしたりすれば、
いい運動や仕事ができるかを考えるような発想がわきます。


そして関節が正しくはめつづけて動くには、
骨にらせん状で絡みつく筋肉のらせんを意識しておく必要があります。


筋肉のなかにはらせん状に骨に絡みつかない筋肉もあるのですが、
そのような筋肉は比較的疲れがたまりやすく容易にしこり化する。
そしてこのような筋肉を多用すれば関節が深くはまりにくくなり、
骨を垂直に伸ばして支えられません。
筋肉が骨の代わりになり倒れないように支え続けるようになります。


なのでらせん状の筋肉群を使っているかどうか観ると、
この人の動きはよさそうだなと容易に察しがつきます。
骨に絡みつくらせん状の筋肉をうまく活かして動かし
呼吸が乱れにくく疲れにくい。
骨を正しい方向へ導きながら動かすことができている。


などなど考えたりするわけです。


他にもいろいろと1→2→3→4と進む過程で、
教科書に書かれていないことを少しでも見つける。
そんな努力をする意識は理解を深めるきっかけをくれるようです。


身体を器用に使い分けるには
いくつかの段階を経てゆくのだろうと思います。
個人的に私が考えるところでは次のような流れ。



【ステップ1】:身体の知識を獲得しよう!


1.身体の各部を分けてみれる(骨格・関節・筋肉・臓器などの情報を知る)
2.身体の各部を対応を読む(関係部位の連動パターン、反射区など)
3.身体の各部を統合して動かす(負担が少ない動きの実現など)
4.身体の経絡・神経などの電気的な信号を感じ取り整える



私の場合は、
基本的に学習の流れは1→2→3→4のように進めました。


学習中に試行錯誤する過程で独自の視点を得るたい。
そこに本から教えられるのみではなく、
自力で立てるようになる充実感がある。


そう思います。


たとえばひとつだけどんなことを具体的に考えたりしているかあげましょう。
筋肉と骨の関係を考察してみましょう。
「1.身体の各部を分けてみれる」の範囲内のことです。



木に朝顔などのつた状の植物がらせん状に巻きついて、
上へと伸び進んでいく姿をみます。
しっかりと絡みつくことで風が吹いてもはがれません。
朝顔はひまわりのように自立して立つ茎がないのです。
他の立つものに身を絡めて伸びようとする。
らせん状に巻きついてからまることで自分を支えています。


それを観ていると、
骨と筋肉の関係に似ているんです。


筋肉も朝顔のつたのように自立して立てない。
骨に密接に絡みつくことで自立して立ちます。
この骨に筋肉が絡みつくイメージが大切です。
骨への意識や配慮が欠けた運動はムダな力みにつながります。


筋肉を詳細に観察すると骨を中心に据え置き、
その骨にゆるいらせん状に絡まる筋肉がある。
そう観察できます。



太極拳などでは骨を中心に筋肉をねじって力を出す方法があります。
このような力を出す方法を解説している本のイラストでは、
力のベクトルが骨を中心にしてらせん状に末端まで延びるよう描かれている。


これは骨に筋肉が巻きつく様子を知っていればすぐに想像がつきます。
そして一本の筋肉からそれに関連する筋肉をたどると、
あたかもしっかりと足から胴体から手までらせん状に筋肉が巻きつく。
そのような図がイメージすることができます。


らせん状になることでコンパクトな体内のスペースを有効に使います。
らせん状だから伸張力あるスプリング状の性質を持ちます。
するとスプリングをどうねじったり押しつぶしたりすれば、
いい運動や仕事ができるかを考えるような発想がわきます。


そして関節が正しくはめつづけて動くには、
骨にらせん状で絡みつく筋肉のらせんを意識しておく必要があります。


筋肉のなかにはらせん状に骨に絡みつかない筋肉もあるのですが、
そのような筋肉は比較的疲れがたまりやすく容易にしこり化する。
そしてこのような筋肉を多用すれば関節が深くはまりにくくなり、
骨を垂直に伸ばして支えられません。
筋肉が骨の代わりになり倒れないように支え続けるようになります。


なのでらせん状の筋肉群を使っているかどうか観ると、
この人の動きはよさそうだなと容易に察しがつきます。
骨に絡みつくらせん状の筋肉をうまく活かして動かし
呼吸が乱れにくく疲れにくい。
骨を正しい方向へ導きながら動かすことができている。


などなど考えたりするわけです。


他にもいろいろと1→2→3→4と進む過程で、
教科書に書かれていないことを少しでも見つける。
そんな努力をする意識は理解を深めるきっかけをくれるようです。