トリガーポイント知識の有無

筋肉のしこりができやすい場所があります。
そのパターンをあらわした図があるのです。


「トリガーポイント」と呼ばれ、
主要な筋肉の筋硬結により痛みなどの不快症状エリアが描かれている。
トリガーポイントとよばれるポイントが筋硬結することで、
他の関連するとても広いエリアにまで不快症状が生じます。


そしてこの関連して生じる不快症状部分を解くには
トリガーポイントを解く必要があります。


トリガーポイントを解かずに広域にわたる関連する不快症状を解いても、
不快の根は消えない。
いったんは気持ちよくなってもすぐに痛みがぶり返します。
そういったものですから
ときとして市販のシップをトリガーポイントを含まずに貼っても
改善しにくいということが起きてしまいます。


逆に言えばトリガーポイントの場所を的確に知っておれば
そこを含めた徒手療法を心がけられるため非常に効果的。


この知識の差は大きいですよね。


徒手療法を専門になさっておられる先生なら熟知なさっておられるでしょう。
ただ友人の40代後半の治療師に
この筋のトリガーポイントを処置してと言ったら
「?」という感じ。
はとが豆鉄砲を食らった目つきでした。
的確に私がトリガーポイントを処置したら「おぉ〜!」と驚かれた。


その後、気まずい冷ややかな雰囲気が漂ったのはいうまでもない。
とりあえず数冊、専門書の紹介をさせていただきました。


まぁ彼が知っていて私が知らないこともあるから、
どっこいどっこいかもしれませんが。
でもトリガーポイントは必須知識だと思うのですが。