ドイツ製の体調を味覚で伝える変わった食品

昨日のセミナー話の続きです。


ドイツ製の興味深い飲み物?を紹介されました。
ドトールなどでだされるコーヒーにいれる砂糖の小袋ほどの大きさで、
なかには粉末状のものが入っている。
できれば「ボルビック」というお水に溶かして飲むようにとのこと。


人は免疫力が弱ると体内のph(ペーハー)値が酸性側に傾く。
そのままではウィルスなどの攻防に大敗してしまうだろう。
それを免疫力が発揮できる理想な弱アルカリ性のph値にする。
そのような目的を持った食品だそうです。


でもそのような食品ならばすでに日本でもいろいろでている。
レモンや梅干のようなものでもいいのではと思うのだが、
いろいろと成分を考えてより優れたものにしてあるようだ。


ただそれだけならばわざわざここの日記で紹介することもない。


面白いのが、
体内環境からして十分に健康な人が摂取すれば「無味無臭」。
それが腎臓・肝臓・腸内環境に応じて、
にがい、塩辛い、生臭い、すっぱい・・・などの味がしてくる。


摂取して体内を弱アルカリの体内免疫力を向上させるにとどまらず、
どのような味がしたかで自分の体調を推し量ることができる機能付き。
実際にセミナー会場で何名かの方がその食品を溶かした水を飲んで、
にがいとかすっぱいとかなまぐさいとか感想を述べていた。


生臭いと言う場合には、
かつて摂取した抗生物質などのため不要な腸内の菌にとどまらず
有用菌までもが死滅しているときなどに感じることもある。
つまり腸内環境が整っていないときは生臭い飲み物になる。
そんな感じの対応具合です。


そういえば体が疲れてくるとすっぱい梅肉エキスをなめても甘く感じるし、
重労働で多量の汗をかいていれば塩辛いものを食べてもちょうどと感じる。
味覚は意外にも体調との関係が深いものだ。


そんな人間が本来的に持っている体調による多様な味覚変化反応を
うまくこの食品は引き出してくれる仕組みだ。
なかなか面白いアイデアだとうならされます。
味覚が体の状態をわかりやすく伝えて注意を喚起してくれるのです。


ドイツではこの食品は市販されているのですが、
日本では食品申請が通らないところがあるようで発売されていません。


セミナー参加者全員分までの量の持ち合わせがなくて、
一部のどうしてもほしい人にだけ配られました。
そしてちゃっかり一回分のその食品をいただきました。
ただもったいなくてど〜しても飲めません。^-^;