施術を教える学校選びは慎重に


図書館から『2001年度版 手技療法年鑑』をお借りした。


てっきり月刊手技療法の分冊として
手技療法の要点がコンパクトにまとめられた本だと思っていた。


それは勘違いで、
手技療法のスクール紹介をする本だった。


同業者間で話題となる、
「優良なスクール」や
「絶対にいかないほうがいいスクール」。
さまざまが掲載されていました。
ただその両者を本の字面から読み取るのは難しいでしょうね。


「ケイコとまなぶ」のようなお稽古事の本で見つけるのはお勧めできない。


ぜひたにぐち書店のような手技療法系の本を出版している
手技療法年鑑ならば安心だよねといいたいところでした。
ですがたにぐち書店発刊の本がよいもわるいもごっちゃだったのです。


間違ってこの本を信じ参考にした結果悪いほうに入学したら。
その人の生涯設計プランは歯車が狂うことになるでしょう。
志高くがんばろうというときに出鼻をくじかれることに。


そう考えると違和感を通り越して憤りを感じました。


利益関係者以外の実力ある第三者が評した本が必要です。
そう考えるのは私だけではないはずです。


厳密なところをいえばそんなことは作業的にも難しいし
はじかれたスクールはいい顔しない。
敵を作りたくない気持ちはよくわかります。
それに何をよしあしとわけるかの基準作りはどうすればいいのか?
そう思うと大変さもわからないわけではないのですが。


ただ、、、
最低限抜いておいてほしいスクールがいくつかありました。


たにぐち書店の編集の方だったら、
私が知るような内容は耳にしたことがあると思うのですが。


すばらしいボディワーク系のスクールなども取り上げられていて、
とても役立つ優れた面のある書籍と評価できるがゆえに
そこがちょいと残念に思いました。


施術を教える学校選びは、
学校側の説明を鵜呑みにせずに
ネットから口コミ情報などをかき集めましょうね。


私が憤っているスクールの情報も掲示されてるんじゃないかな。。。