他者の施術への評価のぶれ


施術をしているものが集まるとき。


ときどきなのですが、
「自分の志す流派」というか
自分の施術の仕方以外のものを利用するものに対してあまり知識がない。


その知識量が少ないはずなのに、
したり顔で
「あのやり方は本で見たけどよくないよ」
「以前、それちょっとだけ見たことあるがだめだね」。。。
「あそこはネットの口コミでみたけど批判されていたからだめじゃないの?」
ちょっとそれを下にみてしまう発言をする人がいます。


それは微妙な言葉遣いですよね。


私がそのような言葉を聴くとげんなりしてしまいます。


第一の条件として手技内容ばかりでなくその施術者の技量を知らねば。
どうのこうのというと後々にわたって恥をかくことがありますね。


もしほんとうにあまり評価できないようなものであったとしても、
詳細を知らない状態で超能力を持っているはずもないのでしたら
そこまで先走ることは事実認識力が甘いと判断されかねません。


そのようなときは、
「私はそれにつきまして詳細は知らないので判断しかねます」でいい。
浅くしか知らないものを評価しようとしている姿勢があれば
あとで取り繕う手間がかかるだろう。
そのようなことはしないに限ります。


最低限「私は門外漢で語る資格はないものですが・・・」程度は
まくらとして入れておいておいたほうが謙虚でいいのだろう。


自分がかつてそれについて何を体験したかという観察した事実認識は?
自分がそれに対してどこの点がよいかわるいかを分析して見たものは?


そうしてみるとちょっとだけ信憑性あることをいえるようになります。
そうでなければその方の言葉の全体におよぶ信頼性が失われますから。


注意しなければいけないときがありますよね。