親から子へ継承されるアレルギーの治癒効果

アレルギー遮断療法について書かれた『病気よ、さようなら』という本があります。


そちらの本のP161にアレルギー症状の親から子への継承について、
興味深いことが書かれています。


簡単にお伝えすれば、
妊娠を治療してアレルゲンを治癒させると、
子供は分娩後に母親のアレルゲンには反応しないということがあったそうです。


とある偏頭痛、めまい等の多くのアレルギー疾患を持っている若い夫婦がアレルギー遮断療法により治療をした。
するとその親から生まれた子供を検査すると、
アレルギー症状を持ってはいなかった。


そして別の夫婦にもアレルギー遮断療法を施した。
多くの食物アレルギーを持っていたためそれらは治療をした。
ただ繊維に対して生じるアレルギーについてはまだ治療をしていなかった。
そして女の赤ちゃんが生まれた。
その赤ちゃんは繊維に対してのアレルギーが生じていたため
アレルギー遮断療法を施すオフィスにやってきた。
そのときにすでに夫婦に施した食物アレルギーについては
アレルギー反応はなかったといいます。


アレルギー遮断療法を行うことでどのような変化が起きるか、
遺伝子の分野で実験をしたことはないと本書で語ります。
ですが遺伝子のDNAとRNAに変化を生じさせて
子供たちの遺伝子は親の遺伝子を引き継いでアレルギー疾患がおきないといいます。


といったところを読みますと、、、
アレルゲン品目になるものとは遺伝子レベルでのなんらかの問題ができあがっているのだろうか。


私には遺伝子レベルでのアレルギー疾患の改善の変更が起こるメカニズムは、
詳細が具体的に解説されてないのでどうであるかはイメージできません。
波動的ななにか情報のやり取りなのかもしれないとか、
ほかにもさまざまな仮説を立てられそうな気がします。


ですがそのような仮説云々を抜きにしても、
親がわずらっているアレルギーが子供に持ち越されるということがあるということには驚きます。
おそらくすべてがそうなるわけではないのでしょう。
ただ女性が妊娠・出産前に持っていたアレルギー疾患を治癒させれば、
子供がアレルギー疾患を受け継がないメリットがあるとすればうれしい限り。


女性がアレルギー疾患を治さずに妊娠・出産するならば、
都合、母親と子供の二人分のアレルギーにさいなまれる可能性がある。
わが子がアレルギーで苦しむようなことにはなってほしくないと思う。
ならば妊娠・出産前がアレルギー疾患を治癒させるベターなタイミング。
そういったことであるといいえるわけでしょう。