歯ぐきの痛みが突然出てきてしまった。
歯医者さんにいってみても、別に問題はないと言われた。
それから数日や、数週間、ときには数ヶ月もずっと痛い。
そのときは首が凝っていたり肩が凝っていたりしないか、
筋肉のこりを疑ってみる。
多くの場合、しっかり首や肩をチェックすれば、
深部に強いコリを見つけることができる。
首や肩の筋肉が硬化することで、
肩や首に関連する筋肉がコリのある方へと強く引っ張られる牽引される現象が起こります。
それによって末端に当たる歯ぐきが引っ張られて牽引痛が起こってしまう。
そのような原因で起こった痛みならば、
首や肩の緊張した筋肉のこりをとけばいいわけですね。
特にもしも歯ぐきからの出血もともなうならば、
肩甲下筋のダメージによる内科的徴候がでてる。
そこを放置しておくと、
運よく何らかのことで
首や肩が緩むようなことがあればいいが、
そんな奇跡的なことが起きないようなら
痛みが継続してしまうのです。
ただ歯は中医学的には、骨の末端が歯といいます。
骨全体のダメージがあったりするときにも歯痛が。
上記に上げた肩甲下筋のように心臓に関連する心経に問題があってというときにも、
歯ぐきに血液がうっ血したり出血したりして痛みがでてきたりもします。
注意が必要なことは、
歯痛や歯ぐきの痛みが起きるときには、
首や肩の深層にある筋肉のコリが引き起こしていることもあるので、
そうなると一般の方には追い切れないところがあるかもしれません。
歯痛や歯ぐきに問題がでたときには、
場合によってこのような原因もあるのだなと、
過去に歯医者さんにいっても原因が不明な痛みが出たような方がおられれば、
覚えておいてもいいかもしれません。