コテを使っての温熱療法についての危険性について

一昨日前に、とある施術院にて温熱の熱いコテを利用した温熱療法を受けたれた方が、
やけどを被ってしまったという報告をいただきました。
かなりやけどをすると痛みが強い箇所を複数箇所です。


私はそちらの施術院について直接存じ上げないところですが、
その方が、そちらの施術院に行く前に私に連絡をいただいていました。
体験後にどのような成果がと期待してのところでしたが、
まったくもってそのようなことにはならず。


私がその温熱療法について「いいかもしれませんからね!」と、
そちらの温熱療法を推奨していたために、
申し訳ない気持ちでおります。



初めて体験する療法ですから、
施術者側が適切な指示をだし、
「熱さが強すぎればいってくださいね」という一言があるべきだと思います。


どれほどの熱さまで耐えねばならないかなどは、
まったくの初めてでは、見当がつかないのです。


それで一生懸命に熱さに耐えていたら、
気づいたらつらいやけどを負っていた。





私は自分で裁縫コテを購入して自分の脚部にて、
色々実験してデータを取り終えてしまうときに
「なるほど、このような感触なのか」と理解。



筋肉の慢性した硬化した部分は温熱を加えて冷えた状態を脱却させた方がいいのはわかっていたが、
急性で硬化した部分はやり過ぎないほうがいいかどうかなど、
状況を場合分けするなど。
トルマリンシートのようなものをコテと皮膚の間にはさめば遠赤外線効果も出るだろうとかも実験。
いろいろと実験のしがいはあるものです。


最初は、温度設定を控えめにしていたのですが、
徐々に熱さを強めていきました。
自己責任の原則で極めたかった。


それで温熱療法の利点を痛感した。


たとえば私の姉が、
一週間くらいのひどい便秘になっていたとき。
裁縫コテを利用して温めることで、
かなりしつこい状態があっさりと。
という実験もありまして、
なかなか使えるなと確信。
施術との相性も悪くない。




そこまでのことをひととおり理解したら、
落ち着いてしまったところがありました。




だが、どれだけ熱くするものなのか設定を知りたくて、
ギリギリまで耐えられ際まで熱くしやけどもしました。


そういったやけどがどれほどヒリヒリし、
風呂にはいるのがキツくなるとか、
衣服に擦れると飛び上がるほど痛いとか。
いきなりの痛みがでたときなんかは、
「うぉっちぃ〜っ」と、一人で叫んでましたからね。
それになかなかやけどは引かないものです。
箇所によって内ももなどは一ヶ月は痛かったですね。
気にならなくなるまで、相当な時間を要した覚えが。



だからこの度にやけどにあわれた方の尋常ではない痛みが想像つくのです。



私は、私自身で勝手にやった自分への人体実験は、
誰も責められません。
じっと堪えるのみです。


ですが温熱療法を本職として行いお金を請求するものから
このようなやけどを被るのは非常に憤りを覚えます。



だからその方がその温熱療法をなさる施術院へ足を運んでいただけるということで、
やけどなどの難がなくて一安心と思っていた私が浅はかだったと痛恨の思いです。


中途半端なところでの推奨はすべきではなかった。
特に、このようなリスクがあるものはそうすべきと感じています。


施術者ごとに注意深さなど様々な差異がありますがが、
このようなこともあると知り非常に残念に思いました。






また関連した別件となりますが、
先生をなさられていて裁縫コテを購入なされたI様へ。
温熱療法についての話題がブログに出ないかと楽しみにしているんですよということが、
このような書き込みで申し訳ない。m__m;


でも自分でもって裁縫コテを利用した場合には、かえってやけどにならないはずです。
私もやけどになるまでするのに、相当耐えました。
普通は、そこまでは自分にはできないと思います。


そして実際にそこまでいかない熱で温めても、
相当な筋肉や靭帯などの軟部組織の柔軟化が
体験できますから。
特に私の施術を受けている方は、
その成果を感じ取りやすいはず。


ぜひ、安全第一にて、定期的に活用してみてくださいね。
よろしくお願い致します。